11月29日(金)放送、新木優子とアンタッチャブルの柴田英嗣をゲストに迎えての『全力!脱力タイムズ』では、柴田の相方である山崎弘也がサプライズで登場。アンタッチャブルが10年ぶりに復活し、漫才を披露した。

番組のエンディングに、新木が「アンタッチャブルさんの漫才が見たいです」と言うと、柴田は「出てくるわけないんだから!」と警戒。というのも、過去の柴田の出演回では、同じシチュエーションでフォーリンラブのバービー、ハリウッドザコシショウ、コウメ太夫が山崎の代わりに登場し、柴田が振り回されるというパターンが続いていた。

メーンキャスターのアリタ哲平に「今回は本物のザキヤマさんに来ていただきました!」と呼び込まれて、登場したのは山崎とよく似た格好をした小手伸也。しかし、小手は柴田と漫才をやってみると、うまくできない。アリタが小手を叱り飛ばし、スタジオは微妙な空気になる。

その空気にいたたまれなくなった柴田が「もう一回やりましょうか?」と申し出る。改めてアリタが「小手さん!」と言って連れてきたのは、なんと本物の山崎。

山崎の姿を見た途端、柴田は床に転がり「うわ~っ!ダメだって!!」「ちょっと待ってよ~!」と激しく動揺する。新木ら出演者陣も驚き、信じられない様子。騒然とする中、山崎はあくまで小手として振る舞う。

10年ぶりとなる漫才のネタは…

「ちょっとホントにこの番組でやるの!?よっしゃ!」と、ジャケットを脱いで気合を入れる柴田。「それではアンタッチャブルさんの漫才です、どうぞ!」というアリタの振りから、山崎が「いや~ありがたいですね~」と言い、柴田が「10年ぶりですからね~」と応えて漫才が始まる。

ネタは、山崎がおかしなファストフードの店員になり、柴田が客となってツッコむ“ファストフードの店員”。柴田がさわりだけで終わらせようとすると、山崎は「いやいや、まだまだ」と続行する。

次第にエンジンがかかっていき、自由な山崎のボケに柴田が「お前、アドリブが過ぎるぞ!」と思わず口にする。10年ぶりとは思えない見事なコンビネーションに、スタジオには爆笑の渦が巻き起こる。

「どうも、ありがとうございました~!」と漫才が終わっても「今後はどうなるんですか!?」と柴田の混乱と興奮は収まらない。

収録終了後、出演者陣、収録を見守っていたスタッフ、関係者から大きな拍手が湧く。待望のアンタッチャブル復活に、スタジオは驚きと感動の余韻に包まれていた。