2019年大みそかの「RIZIN.20」にて予定されていた朝倉海と堀口恭司の試合が、堀口のケガのため中止になったが、本日11月28日、堀口が、自身の持つRIZINとBellator(アメリカの総合格闘技団体)の2本のバンタム級ベルトを返上することが明らかになった。

11月14日に行われた記者会見では、「RIZINバンタム級タイトルマッチ」で朝倉との初防衛戦にのぞむ予定だった堀口が、練習中に違和感を覚え病院で診察したところ、右膝前十字靭帯の断裂と半月板損傷で全治10カ月と診断され、手術を行ったため欠場することになったことが発表されていた。堀口選手は「申し訳ない、という言葉だけでは収まらないし、表現のしようが無い、言葉が見つからない申し訳ない気持ちです。対戦相手の朝倉選手に対しても、申し訳ない…(一部抜粋)」とコメントを寄せていた。朝倉海は大変ショックを受けていたというが本人も自身のSNSで「本当に残念で悔しい思いをしているのは堀口選手だと思います。1日も早い回復を祈っています」とエールを送っていた。

今回、堀口本人から「特にベルトや地位への未練はないので、RIZINのベルトを返上したい」と申し出があり、RIZINはその申し出を受け入れることにしたと明かした。Bellatorについても同様に、世界バンタム級ベルトの返上の申し出を受け入れたという。