“チグハグ”でZ世代に爆発的ヒット!THE SUPER FRUIT 「来年は“勝負の一年”」
THE SUPER FRUITが新たな目標とファンへの思いを語りました。
今年、8月にデビューを飾ったボーイズグループ・THE SUPER FRUIT。
メンバーは、阿部隼大さん(あべ・しゅんた)、堀内結流さん(ほりうち・ゆいる)、星野晴海さん(ほしの・はるみ)、小田惟真さん(おだ・いしん)、田倉暉久さん(たくら・てるひさ)、松本勇輝さん(まつもと・ゆうき)、鈴木志音さん(すずき・しおん)の全員10代というフレッシュな7人組。
ファンの間では、“スパフル”の愛称で親しまれています。
スパフルといえば、今年12月に「TikTok流行語大賞2022」で、彼らのパフォーマンスの前の曲紹介「それでは聴いてください、チグハグ」というフレーズが大賞を受賞。
さらに、YouTubeにて公開されたデビューシングル「チグハグ」のMVは、1000万回再生を突破(12月8日時点)するなど、目まぐるしい活躍を見せています。
そんな彼らが、12月21日に裏デビューシングル「馬鹿ばっか」をリリース。
フジテレビュー!!では、「TikTok流行語大賞2022」授賞式の翌日に彼らのインタビューを行い、最新曲の聴きどころや、飛躍の年となった2022年の活動を振り返ってもらいました。
<THE SUPER FRUIT インタビュー>
——「TikTok流行語大賞2022」大賞の受賞おめでとうございます。授賞式から、一夜が経ちましたが、今の心境はいかがですか?
星野:「チグハグ」が、皆さんのおかげでバズっているのは実感していたのですが、大賞をもらえるほどだとは思っていなかったので、嬉しかったです。授賞式で盾をいただいて、形になった分、改めて重みを感じました。
阿部:授賞式は、普段のライブとは違った緊張感があって、写真撮影では、みんなガッチガチになっていましたね(笑)。
2022年の一番いい経験をさせていただきました。いつも応援してくださる皆さんには、感謝しかないですし、「これからも頑張ろう!」と改めて思いました。
田倉:僕も、昨日は「もっと頑張らなきゃ!」という気持ちにさせられた1日でした。
授賞式の後から、「もっと上に行くには、どうしたらいいだろう」というのをずっと考えていて、次の新しい目標を考えるきっかけになりました。
堀内:僕は、小学生みたいな感想になっちゃうんですけど、素直にめちゃくちゃ嬉しいです!
授賞式のステージでは、どういう顔をすればいいのか分からなくて、表情も硬くなったし、頭がポカーンとしちゃいました。
今日も、午前中に学校に行ったら、友だちから「おめでとう」「結流すごいじゃん!」って言われて嬉しかったです。
田倉:学校って、始業式のタイミングで表彰式をしたりするから、これも表彰されたりするのかな?
他の生徒が部活の大会で表彰されてる中で「TikTok流行語大賞、堀内結流」って紹介されたり!?
一同:はははは!
——裏デビューシングル「馬鹿ばっか」の聞きどころや注目ポイントを教えてください。
鈴木:サビの部分で、僕たちの表情がいたずらっ子な表情からクールな表情に入れ替わるところに注目していただけると面白いかなと思います。
堀内:楽曲タイトルだけを見ると、「何言ってるんだ?」と不思議に思うかもしれないんですけど、実際にパフォーマンスを見れば、聴く前と聴いた後で感じ方が変わる曲かなと思います。
初めて続きの仕事で…思いがけないハプニング
——8月31日のデビューから、約3ヵ月が経ちました。メディア出演も増えた中で、まだないとは思うのですが…「やってしまった」というハプニングはありますか?
星野:あの…僕、初のテレビ収録に大寝坊しました。
小田:そうだ!あった!
星野:本番には、ギリギリで間に合ったんですけど、メイクさん2人がかりで急いで準備をしてもらいました。
普段は遅刻するようなタイプではないので、マネージャーさんの電話で起きたときは、一瞬、何が起きたかわからなくなって、本当に焦りました。
松本:僕は、初のテレビ収録のときに、「赤く光っているカメラを見ればいい」というのを忘れちゃって、ずっと目の前にあるカメラを見ていて、オンエアでそのことに気づきました。
今は、反省をいかして赤いカメラをガン見で!(踊ります)。
堀内:僕は、駅を間違えたときが…。予定表に書いてあった惟真の行き先を見ていて、自分もそこだと勘違いをして、着いたら「全然違う会場だよ」と言われて驚きました。
しかも、途中で携帯の電源が切れちゃって、電話もできず…。
マネージャーさんが待っていてくれて、無事に会えたのでよかったですけど、あのときはかなり焦りました。
小田:僕は、学園祭ツアーのときに、会場の大学の名前を言って挨拶をしようとしたら、その会場の名前を間違えて「リリースイベント」って言ってしまいました。
ツアーの前に、リリースイベントをやっていたので、それときの挨拶がクセ付いちゃっていて。
そのイベントは、TikTokライブでも配信していたので、言い間違えた部分の切り抜きがTikTokで回って、すごく恥ずかしかったです。
阿部:僕は、ファンミーティングで、僕たちと同時デビューしたもう一つのグループ「世が世なら!!!」と衣装を交換するという企画あったんですけど、僕の衣装がボロボロになって戻ってきたというのがありました。
犯人は添田陵輔というメンバーです(笑)。僕と同じくらいの身長なんですけど、がたいが良すぎて、首元のボタンが取れてしまってましたね。
田倉:僕は、全国の生放送で「太陽」という漢字を間違えたこと。
星野:「太」も「陽」も間違えてたよね。
小田:「太」を「大」って書いていて、「陽」も一本足りなくて新しい漢字に。
堀内:俺の学校の友だちも「オレンジの子って漢字弱いの?」って言ってたよ。
田倉:収録後に知ったんですけど、「終わったな」と思いました。今でもたまに「太陽書けないの?」って言われるんですよね。情けない話です(笑)。
2023年の抱負「来年は“スパフルの人”」
——プレ始動期間からの待望のデビュー。さまざまなメディアから注目を集める、大活躍の2022年でしたが、皆さんにとってはどんな年でしたか?
小田:人生で一番濃い1年でしたね。
一同:確かに!
田倉:詰め込みすぎていて、上半期に何があったのか半分くらい思い出せないです。
小田:本当に!なんなら、3年は経ったんじゃないかな…と思うくらいです。
星野:ここ最近、昨日のことも思い出せない。遠征で地方にいたのに、翌日になるとそのことをすっかり忘れていたりも。
阿部:分かる!なんなら、今朝のことも覚えてない…(笑)。
星野:本当に“内容が濃すぎて思い出せない”というのがよくあります。
田倉:僕も、今までの3年分の内容をこの1年に詰め込んだような感覚で、最近では、自分がまだ18歳というのを確認してすごく安心するんです。
「よかった!俺、まだ18歳だー!」って。2022年という表記を見て、ホッとすることが多くなってきました(笑)。
鈴木:僕も、今までの人生の中で、一番1年を早く感じて「もう12月なの!?」って驚きました。
阿部:僕は、来年の2月に20歳になるんですけど、2022年は、10代でチャレンジしたかったことがたくさん実現できた年になりました。
——では、それをふまえて、2023年の抱負を聞かせてください。
星野:今年は、デビューシングル「チグハグ」をきっかけに、僕たちを知っていただく年になりました。
来年は、僕たちのグループの良さだったり、グループ名の由来にあるように、皆さんにとって“あると嬉しい寄り添える存在”になれたらいいなと思います。
小田:今年は、ファンの方に支えてもらった1年でしたが、来年は、僕たちの方から(ファンを)支えにいく。もっと距離を近くしていけたらなと思います。
田倉:僕たちの魅力は、ライブに来ていただいて伝わる部分が多いと思うんです。
ライブに足を運んでもらうためには、それなりの“ライブ力”が必要だと思うので、来年はそういう部分をさらに高めていく、“勝負の一年”になるのかなと思っています。
阿部:来年は、もっとできる幅を広げていきたいですね!
小田:今年は「チグハグの人」って言われることが多かったので、来年は「スパフルの人」って言われたい!
堀内:確かに!色じゃなくて、(個人の)名前も覚えて欲しい。
田倉:そろそろ「チグハグのオレンジ!」って言われないようにしないと(笑)。
小田:僕もよく「チグハグの赤だ!」って言われる(笑)。
松本:僕も、この前、電車に乗っていたら、たまたま目があった方に「チグハグのピンクじゃない!」って大きな声で言われて…。
一同:あははは。
松本:恥ずかしくなって、その後ずっと下を向いて過ごしました。いろんな人に知っていただけていることを改めて実感しましたね。
田倉:みんな「声をかけられる」ってよく言うけど、俺は全然話しかけられないんだけど(笑)。
阿部:暉(田倉)がバレないのは、髪型で顔半分隠れてるからだよ。マスクをしたら顔が全然見えない。
一同:はははは。
——街で声かけられるとやはり嬉しいですか?
星野:嬉しいです。
松本:「知ってもらえているんだな」とより実感できるので。
鈴木:僕は…状況によりますよね。ちょっとドキッとしちゃう。
田倉:電車とかだと困っちゃうかもね。
小田:最近、一番びっくりしたのは、(電車で)隣の席に座ってた子が僕のTikTokを見ていたこと。
一同:えー!
小田:さすがにいてもいれなくなって、慌てて次の駅で降りて、違う号車に乗り換えました(笑)。
田倉:そういえば、僕も一度、後ろに並んでいた人が、その場で僕のことを携帯で調べ出して…でも絶対に声はかけてくれないんですよ!
一同:はははは。
あざとい疑惑&おじいちゃん疑惑が浮上!?
——皆さんのグループ名には“メインディッシュや水のように必要不可欠ではなくても、フルーツのように「あると嬉しい」特別な存在になれるように”という意味合いがありますが、皆さんにとって“あると嬉しい”ものは何ですか?
堀内:僕は、Bluetoothスピーカーです。普段から部屋でもお風呂でも、常に音楽をかけています。隣にあったらいいなということで、自分にとっては大切な存在です。
阿部:僕は、抱き枕ですね。寝るときにないと寂しいなって思います。遠征先ではないのが普通なんですけど…やっぱりあった方が。自宅にはたくさん(抱き枕が)あります!
鈴木:僕は、アクセサリーです。必要不可欠ではないのですが、シンプルなアクセサリーが首元にあるとちょっと落ち着きます。
松本:僕は、テレビ番組を見るのが好きなので、見なくても生きてはいけるけど…やっぱりあると嬉しいですね。
田倉:僕は、毛布です。遠征に行くことが増えたのですが、ホテルって毛布がないんですよ。たまに貸し出してくれるところがあると、わざわざもらいに行きますね。
僕にとっては、半分必要不可欠なんですけど(笑)。今度いい毛布を買ったら、スーツケースに毛布だけを入れて持って行こうかなって思います!
星野:やだ!荷物多くなるもん(笑)。でも、本当に(田倉は)毛布にくるまって寝てるんですよ。
田倉:こうやって(後ろから毛布を背負う形で)くるまって寝ないと寝付けないんです。
鈴木:寒いの?
田倉:なんか安心して落ち着く!
堀内:かわいい!
小田:“抱きしめられて寝たい”ってことでしょ?自分が抱きしめる側じゃなくて、抱きしめられたいんでしょ(笑)。
阿部:そういうことか!
松本:あざとい!
田倉:俺、来週で19歳だぞ!
小田:おいで(田倉に両手を広げる)。
田倉:やだよ(笑)。
一同:ははは。
星野:僕は、遠征先に大浴場があるとめっちゃテンションが上がります。
堀内:確かにあると嬉しいね!
星野:僕、お風呂が大好きで、よく勇輝くんと惟真と入るんですけど、この前も山梨に行ったときに、ワイン風呂があって、超良い香りでテンションが上がりました!
大浴場があると、そこで1〜2時間くらいメンバーと一緒にいます。
小田:僕は、ゆっくりリフレッシュする時間があると嬉しい。
——小田さんは、現役高校生ということで、学業との両立も大変ですよね。もしも、明日1日休みがもらえたら何をしたいですか?
堀内:こういうときって友達と遊ぶよね。
田倉:俺は寝る。
阿部:俺も寝るね。
小田:1日の休みだと、ゆっくり寝るとかお風呂に入るとか、自分でご飯を作って食べたりして過ごすと思います。連続した休みがあれば、ちょっとお出かけしたいです。
——どこか行きたい場所はありますか?
小田:僕、田舎の空気が好きなんですよ。おじいちゃんの家に行ったときに、朝早く起きて田んぼを歩く“朝散歩”が好きなんです!
1人で自然の空気を吸って、気持ち良くしてから一日を過ごします。なんか…めちゃくちゃおじいちゃんみたい?(笑)。
一同:ははは!
撮影:河井彩美
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