誰でもできる！ 浸水被害を減らす日常の心がけ

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下水道の魅力を積極的に発信し、東京下水道への好感と事業への関心を目的とした「遊ぶ・学ぶ・笑う！下水道オータムフェスタ2019」が、11月16日（土）に品川シーサイドフォレストで行われた。

休日のショッピングモールでの開催ということで、家族連れが多く、「仮面ライダーゼロワンショー」など、大人も子どもも楽しめるステージパフォーマンスも実施されていた。

ボーカリストによるエンタテインメント集団「DEEP SQUAD」は、ライブ＆トークショーを行い、若い女性たちが詰めかけていた。「Don’t Stop The Music」や「Just The Way You Are」などが歌われ、会場は大盛り上がり。

また、MCを務めたものまね芸人のジャンふじたにが、メンバーに下水道の3つの役割についても解説。1つ目は家庭や工場から排出された汚水を処理して快適な「生活環境を守ること」、2つ目は汚れた水をきれいにし、きれいな水を皮や海へ放流することで水質を守り、「地球環境を守ること」だと説明。

そして、3つ目の役割について問いかけると、メンバーたちは考え込むなど、メンバーたちも下水道に関する知識を深めていたようだ。

3つ目の下水道の役割は「浸水から街を守ること」。道路や住宅地に降った雨が「雨水（うすい）ます」から速やかに下水道に取り込み、浸水から街を守るため、雨が降ったときには、道路に水が溜まらないようにすることが大切だという。

さらに、哀川翔公認のものまね芸人・あいかわい翔やジャンふじたにによるパフォーマンスも。ジャンふじたにはビートたけしや北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手のものまねを、あいかわい翔は哀川がVシネマに出演した際のシーンを再現したり、藤森慎吾のものまねを披露し、会場を沸かせていた。

ここでも集まった子どもたちに「台所から油を流していいか？」といった簡単なものから、難易度高めの下水道に関するクイズを出題。

少し難易度の高い「浸水被害を減らすためにどうすればいいか」という質問には、「何でも聞いてください！下水道のことなら任せてください」と自信満々のあいかわい翔が、「道路の横に穴がありますが、そこにごみを置いてしまう人とかいると思いますが、雨が降ったらそこに水が流れていくので、塞がないで！」と見事な解説を披露するとともに、注意を促した。

また、会場に設けられた特設体験ブースでは、普段見ることのできない下水道施設をVR画像で360度自由に見て回ることができる「東京下水道VRツアー」やボールプールで浸水時の歩行の疑似体験なども設けられた。