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森崎ウィン&鈴木拡樹 最初のミッションは「アーニャ役の4人に普段から『ちち』と呼ばれること」

めざましmedia編集部

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森崎ウィンさんと鈴木拡樹さんが、主演ミュージカルへの意気込みを語りました。

ミュージカル「SPY×FAMILY」が3月~帝国劇場で上演されます。本作は、漫画家・遠藤達哉さんによる、累計発行部数2900万部を突破した同名の超人気コミックを原作に、テレビアニメ化に続いてミュージカル化。

<4人のアーニャと森崎ウィン&鈴木拡樹が対面「よろろすおねがいするます」>

「スパイ&超能力者&殺し屋が、互いの素性を隠したまま、仮初めの家族になる」というアクション&ホームコメディで、表では精神科医のロイド・フォージャーとして生活するも、その素顔は凄腕スパイというコードネーム・黄昏に、森崎さんと鈴木さんがWキャストで扮します。

ともに帝国劇場初登板となる二人に、話題作に挑む心境や稽古への意気込みを聞きました。

森崎ウィン&鈴木拡樹 最初のミッションは「アーニャ役の4人に普段から『ちち』と呼ばれること」_bodies

<【写真12点】この記事の写真を見る>

<森崎ウィン&鈴木拡樹インタビュー>

――演出のG2さんや共演の皆さんとは製作発表で初めて会ったそうですが、とてもなごやかな雰囲気でしたね。

鈴木:G2さんとの仕事は初めてですか?

森崎:初めてです。

鈴木:僕も初めてです。演出を広げていくためにだと思うのですが、G2さんがキャストを観察するようにご覧になられていて、探られているなぁと感じました。そして、僕自身も、どういう方たちなのだろうと皆さんをちょっと探ってしまいました。

製作発表ということで緊張はしましたが、その中で皆さんの人柄がなんとなく見えたことが面白く、このメンバーなら楽しみながら作品づくりができそうだと感じました。

森崎ウィン&鈴木拡樹 最初のミッションは「アーニャ役の4人に普段から『ちち』と呼ばれること」_bodies

森崎:どの作品でも最初の顔合わせがいろいろな意味で緊張するのですが、G2さんのドンと構えていらっしゃる姿に、「信じて飛び込んでいいんだ」という空気を、会って数秒で感じられたことがうれしかったです。

キャストも、怖い人がいないというのがいいですね(笑)。かしこまった場ですから、どこか背伸びをしてしまう自分もいましたが、そういうものって稽古場へ行けば徐々に剥がれていきますし、取り繕っていたものを皆さんの前で脱いでいく瞬間も、皆さんが脱いでいく過程を見るのも楽しみです。

森崎ウィン&鈴木拡樹 最初のミッションは「アーニャ役の4人に普段から『ちち』と呼ばれること」_bodies

――どんなふうに作品づくりをしたいと考えていますか?

鈴木:G2さんがおっしゃっていたことに、僕も着目しているところがあって、お客様の中にはミュージカル好きの方もいますけど、原作が好きな方も当然いらっしゃると思うんですね。その原作ファンの方に納得していただけるというのとはちょっと違うと思いますが、「観られてよかった」と感じていただくことが一つのゴールだと思っているんです。

ですので、G2さんを信じてついていって、そのゴールに向けてのアプローチを考えていきたいです。

森崎:稽古に入ってみないとわからないこともありますが、自分がロイドを組み立てていく中で、乗り越えなければいけない壁がたくさん出てくると思いますので、G2さんに全信頼をあずけて、指示されたことを素直に受け入れながらロイドを作っていきたいです。

森崎ウィン&鈴木拡樹 最初のミッションは「アーニャ役の4人に普段から『ちち』と呼ばれること」_bodies

「ロイドがなぜスパイになったのか、彼のバックボーンを知りたくなった」(森崎)

――お二人とも原作ファンだそうですが、原作の特に好きなところを聞かせてください。

森崎:何者かにさらわれたアーニャを助けるため、敵のアジトに乗り込んだロイドが彼女を助けたとき、「子どもが泣かない世界を作るために、俺はスパイになったんだ」と呟(つぶや)いていて、ポップな作品の中にこんな重いことを言っちゃうんだと、驚かされたんです。これが彼のバックボーンを知りたくなった第一歩で、とても印象に残っています。

鈴木:ホームコメディというのが大前提にあるので、どの回を見ても家族の有り様など微笑ましい場面ばかりですが、深く考察してみたいと思わされるのも魅力の一つだと思います。

個人的な考えですが、この「SPY×FAMILY」は、ベルリンの壁が存在していた東西ドイツあたりがベースになっているのではないかなと。そして、これだけコメディに振っているのは、もしかしたら今後の伏線なのではないかなと考察すると楽しくなってきて。

森崎ウィン&鈴木拡樹 最初のミッションは「アーニャ役の4人に普段から『ちち』と呼ばれること」_bodies

史実でもベルリンの壁が崩壊した後に判明したことですが、スパイだと密告され、実は身近な人がその情報を売っていて、後々衝撃を受けたという話もあったそうなので、「SPY×FAMILY」もそっち路線にいってしまったら…と考えては悲しい気持ちになったり、そういう雰囲気を感じた途端、「そっちにいっちゃダメ」と思ったり、そこもまた楽しいですね。

――好きなキャラクターはいますか?

鈴木:これだけロイドの話をしておきながら、ダメなスパイの東雲が好きです(笑)。彼が何かを間違えてしまい、今後、ベルリンの壁を開放しちゃうみたいなことにつながっていくんじゃないかな。じゃなければ、ただのポンコツですからね(笑)。

森崎:僕はヨルの弟のユーリが好きです。フォージャー家に初めて来たときのヤバさは最高でしたね(笑)。あのキャラクターは憎めません。

森崎ウィン&鈴木拡樹 最初のミッションは「アーニャ役の4人に普段から『ちち』と呼ばれること」_bodies

――原作ファンの皆さんはアーニャとの絡みを楽しみにしていると思いますが、アーニャ役の子どもたちと、どんなふうにコミュニケーションをとろうと考えていますか?

鈴木:迷ってるんですよねぇ。これはどうするのが正解なんだろう。

森崎:距離のとり方は、実際にアーニャ役の子と会ってみないことにはわからないので、会ってみてからなのかなと思いつつ、僕は子ども好きなので。

鈴木:僕はウィンくんを見習うことになるかもしれない。

森崎:何をおっしゃいますか(笑)。

鈴木:理想としては、僕の名前を覚えなくてもいいから、普段から「ちち」(※)って呼んでほしいです。向こうもプロですから、その状態で本番の舞台に上がれたら間違いない。自然と「ちち」と呼んでもらえるような関係性が稽古場で築けたら最高ですね。

(※)原作のアーニャはロイドを「ちち」、ヨルを「はは」と呼んでいる。

「謎めいている男性はとても魅力的」(鈴木)

――ロイドの印象と自身との共通点、そして、作品にどう臨みたいかを聞かせてください。

森崎:ロイドは完璧な人間で、同じ男性として憧れる部分が多いです。だけど、パーフェクトに見えるからこそ、その裏にあるものが謎めいていて、より魅力的に感じました。なれるものならなってみたい人物ですね。

似ているところは…、同じ人間であるということでしょうか(笑)。共通点が1mmもないぐらい、まったく違います。

鈴木:完璧そうに見えますけどね。

森崎ウィン&鈴木拡樹 最初のミッションは「アーニャ役の4人に普段から『ちち』と呼ばれること」_bodies

森崎:全然。いろいろ抜けているところも多いです(苦笑)。今回はミュージカルですので、歌を織り交ぜながら「SPY×FAMILY」の世界観をどう広げていくのかに注目していただきたい。2次元から3次元となって、生身の人間が演じる意味を自分なりに見つけて、しっかりお伝えしたいですね。

鈴木:謎めいている男性って魅力的ですよね。スパイは特に謎めいている職業なので、キャラクターをつくり上げるうえで、たくさん頭を使うことになりそうです。僕みたいに不器用な人間からすると、器用な人間はすごく魅力的。それを疑似的にでも表現できるのはとてもうれしい機会です。

森崎ウィン&鈴木拡樹 最初のミッションは「アーニャ役の4人に普段から『ちち』と呼ばれること」_bodies

似ているところかぁ~。男性であること(笑)。家族のお話ですし、仮初めの家族というのが一つのテーマでもあるので、Wキャストという特性を活かしやすい設定だと思うんです。同じセリフで同じ曲を歌っていようが、キャストによって醸し出すものが違う。普通に築き上げてきた家族ではない、仮初めならではの魅力っていうのかな。ある意味、エチュード的な刺激を楽しんでいただきたいです。

――現時点で、どんなロイドに仕上げたいと考えていますか?

鈴木:こうやってウィンくんとお話しながら、コミュニケーションをとれることがまずありがたいですね。Wキャストって、メリット、デメリットがあるじゃない?

森崎:めちゃめちゃありますね。

森崎ウィン&鈴木拡樹 最初のミッションは「アーニャ役の4人に普段から『ちち』と呼ばれること」_bodies

鈴木:一人当たりの稽古時間が短くなってしまうこともありますが、その反面、自分だけで描くよりも、自分の100%を超えられる可能性があるんです。というのは、向こうの100%を見られるので、吸収できるものがある。それを利用すれば、自分だけでは絶対に出せなかった魅力が出せるし…と考えると得なのかなって。

森崎:Wキャストって、僕はあまりいい印象がないんですよ。稽古場が一番残酷で、時間も限られますし、気づいたら本番1週間前だというのに「え!?俺、まだ何もできてない」みたいな。相方だけれど相方ではない。共演っていっていいのかもわからないし、微妙なところにその関係性がある。

でも、拡樹さんとお会いして「素敵な方だな」と素直に感じ、人間としての興味をもてたのはよかったなと思いました。これがテキパキとされる方だったら、「どうしよう…」となってしまいますので。

森崎ウィン&鈴木拡樹 最初のミッションは「アーニャ役の4人に普段から『ちち』と呼ばれること」_bodies

鈴木:自分が演じていない時間を見る時間にあてて、“見る”というのは目だけではなく、感じることも大事。そういうふうに取り込んでいこうかなというスタンスで、ウィンくんとはそれができる関係になれそうだと感じました。ちょっとだけいい?(稽古は)先攻と後攻、どっちがいいですか?これも結構、分かれるんですよ。

森崎:えっ!わからないです…。

鈴木:どっちがラク?

森崎:どちらでも構いませんが、どっちにしろ“見る”ことにはなるじゃないですか。だから、日によって変えるというのは有りかもしれないですね。稽古内容を見ずに、例えば今週は俺から、来週は拡樹さんから…というのはどうですか?

鈴木:その方針を決めたら確かにラクですよね。提案してみましょうか?

森崎:そうしましょう!

鈴木:今、いい時間が過ごせました(笑)。

「エンターテインメントは平和の上に成り立っていると痛感」(森崎)

――本稽古に入る前に、何か準備していることはありますか?

鈴木:まずはキャラクターのバックボーンや、どういう生活をしているかを知ることが大事だと思いましたので、一番のベースであるスパイの技術や、イラストから想像できる戦い方など、どんな格闘技に近いのかを調べています。

銃って、通常は右で持つのが当たり前みたいなんです。薬きょうが右に飛ぶので、左撃ちってなかなかいないんですよ。しかし、原作はどちら側から撃てるかわからないという状況を想定して、左で銃を持っている場面がたくさん見受けられるので、そういう研究はしていますね。趣味がサバゲーという人にもいろいろ尋ねています。

森崎:やっぱり銃ですよね。僕も同じことを考えていました。以前、お世話になった現場にガンアクションの方がいるので、その方へ連絡してガンアクションについてお聞きするところから始めようかなと。

あとは、個人的なことですが、猫背になりがちなので、ビシッと姿勢を正すことに慣れる。どんな役でも必要なのかもしれませんが、ロイドの場合はそこが如実に表れると思いますので、そんなところに着目しながら稽古に備えています。

森崎ウィン&鈴木拡樹 最初のミッションは「アーニャ役の4人に普段から『ちち』と呼ばれること」_bodies

――世界には今も戦禍にある国が存在しています。そんな中、この作品でどんなメッセージを届けたいですか?

森崎:昨年は、エンターテインメントというものは、平和の上に成り立っていると痛感した年でしたが、純粋にエンターテインメントを楽しんでほしいという気持ちも、今、すごくあります。この作品を見ても見なくても、世界で何が起きているかという情報に、僕らは簡単にアクセスできる状況にいますので、少しでも“知る”ことを意識してほしいなって。それは僕自身も含めて。

この作品を通して感じていただけたのであれば、それをきっかけにしても構いませんし、そこだけを強く訴えたいという作品でもないのかなと。そのきっかけの一つになればいいなと思います。

鈴木:今、ウィンくんが言ったことがまさにそうなのですが、そこを題材にしている作品ではないというのが前提なのかなと。かといって、そう受け取る方もいれば、それはそれでうれしいのですが。そういう危機的なことは、伝えるためのツールがあって、受け取ってくれる人がいないと成立しないと思うんです。

例えば、どういうことが起きたかが記されている場所へ行き、その空気を感じ、情景を頭に思い浮かべて「これはダメなことなんだ」と感じとる。でも、直接その場所へ行かなくても、舞台には疑似的につくり上げた空間があって、僕たち演者が言葉を届ける。言霊にのせ、きちんと届けられることが僕らにとっては喜びですし、見てくださる方の力に変わったらうれしいですね。

「ミュージカルファンの方にも新しい刺激として受け入れていただきたい」(鈴木)

――お二方とも帝国劇場初登板となります。そこに立つ心境を聞かせてください。

森崎:おそれ多いです。

鈴木:長い歴史のある劇場にはいくつか立たせていただいていますが、帝国劇場はミュージカルのイメージが特に強い劇場です。ミュージカルの経験がまだ浅い中、その魅力を探求してきたので、今回の作品においてどういうふうに歌がマッチしていくかをすごく楽しみにしています。

コミックを読んでいる段階から、歌が合うのではないかと僕は思っていた派で、それを証明しているのがアニメ版。音楽ととても相性のいい作品だと感じています。多くを説明しなくても、歌で表現することによって伝わる力を借りられるのだとしたら、この作品はミュージカル向きだと思いますし、そんなアプローチをできることがうれしいです。

その場が帝劇であるというのが大きな挑戦になってきますが、ミュージカルファンの方にも、新しい刺激として受け入れていただける作品になればいいなと。プレッシャーはもちろんありますが、やるしかありません。

森崎:ミュージカルもそうですが、舞台経験もまだまだ浅い中、帝国劇場に立てることはラッキーでもありますし、「はたして僕は帝劇に見合ったミュージカル俳優なのか?」と自問自答した瞬間もありました。簡単な言葉になりがちですが、「素直に一生懸命やる」。それに尽きますね。

すごく怖いですが、こういう経験は二度とできないかもしれないので、このご縁とその瞬間の奇跡をどうやって楽しんでいくかという捉え方に変えていきたいです。

森崎ウィン&鈴木拡樹 最初のミッションは「アーニャ役の4人に普段から『ちち』と呼ばれること」_bodies

撮影:河井彩美

ヘアメイク:KEIKO(森崎ウィン)、AKI(鈴木拡樹)

スタイリング:森田晃嘉(森崎ウィン)、中村美保(鈴木拡樹)

衣装協力(鈴木拡樹):スーツ/三服屋、シャツ/BLACK LABEL CRESTBRIDGE、ネクタイ・チーフ・ネクタイピン/giraffe、その他スタイリスト私物

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