新番組『ウワサのお客さま』サンドウィッチマン×川島明インタビュー！

10月25日（金）21時からスタートする、フジテレビの新番組『ウワサのお客さま』の初回スペシャルの収録が、先日フジテレビ本社スタジオで行われた。

この番組は、隠れた名店からすでに絶大な人気を誇るチェーン店まで、日本中のさまざまな店舗の情報を収集し、そこで集まった情報をもとに番組スタッフがさらに店舗に潜入捜査を行い、店舗スタッフの間でもウワサになっている“お客さま”をあぶり出して、その生態を追うというもの。

初回の2時間スペシャルでは、業務スーパーにやってくる9人家族の「爆買い大家族ママ」を紹介。業務用の大量食材を次々と買い込み、月の食費をおよそ4万円に抑えているというつわものママ。

家計を節約するため普段からぜいたくをしない生活を送っているが、本当は甘いケーキが大好きだという。そんなママのために、子供たちがケーキを作ってあげたいと言い出し、やってきたのはまたまた業務用スーパー。限られた予算で果たしてケーキを作ることはできるのか。

番組には、同じく業務スーパーに通う女性芸能人Aが登場。大量のたこやき粉、大量の冷凍タコ、そのほかチーズやキムチなどさまざまな食材を買い込み、たこ焼き作りに使うという。たこ焼きをこよなく愛する女性芸能人Aは、スタジオにも登場し、絶品のたこ焼きをスタジオで振る舞う。

また、日本全国の焼き肉店の中で一番店舗数が多いという人気焼肉チェーン店「牛角」に集団でやってくるナゾの女子大生軍団が登場。

この軍団、一体何が“ウワサ”になっているかといえば、なんと11人で来店していきなり肉を50人前に、超盛りご飯を11人前注文するという大食い集団なのだ。しかし、50人前の肉を食べきると、すかさず違う種類のお肉を30人前追加注文。さらにおつまみやデザートまでどんどん胃袋におさめていく。最終的にはなんと115人前のお肉を完食。驚くべき食欲の女子大生軍団、彼女たちは一体何者なのか——。

フジテレビュー‼では、初回の収録を終えたばかりのサンドウィッチマンと川島明に話を聞いた。

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――初回の収録を終えて、いかがでしたか？

伊達：お店もたくさんあるし、名物のお客さんっていっぱいいますから、もっといろいろな人が見たくなりました。

富澤：もっとふざけているのかなと思ったら、意外にも家族の感動系の話もあって、ビックリしました。ああいうのもたまには見てみたいです。

川島：僕は、特番のころからやらせていただいていて（2回の特番を経てゴールデンに進出）、こんなまぶしいセットでやれる日がくるとは思わなかったです。最初の収録は、リハーサルルーム。最初はどっきりかと思いましたが、VTRが面白くて 「あれ？これ、ちゃんとやらなあかんな」と 。特番も楽しかったのですが、今回も新たなお客さんが出てきて面白かったです。

――この番組のMCに決まって、最初にどんな話をされたんですか？

伊達：川島くんがゴールデンに持ち上げてくれた人なので、僕らは「先生」って言ってます。川島先生の番組です。

川島：そればっかり言うんですよ。

富澤：申し訳ないっていう気持ちで。

川島：それはありがたいけど（笑）、でも、お二人と僕という組み合わせってあんまりないですもんね。富澤さんとは、昔コント番組でご一緒させてもらいましたけど。いっぱいいる中で3人がいることはあるけど、3人だけでっていうことはないので、ホントうれしかったです。

――みなさんは、お店に入って、有名人に遭遇したことはありますか？

伊達：家族で渋谷の中華に行ったら、あの…希林さんの旦那さん、内田裕也さんにお会いしましたよ。

川島：キリンさんて、俺に言うからややこしいやん（笑）。俺の旦那ってなんや！って。

伊達：あははは。内田裕也さんが中華食ってましたね。お一人で。

富澤：僕は、そんなにないです。あんまり外食しないし、家族で食事に行っても、だいたいすぐ個室に入っちゃうから。

――この番組には、個性的な“お客さま”がたくさん出てきますが、みなさんはどんな“お客さま”だと思いますか？

川島： 俺はたぶん、いっつも同じメンバーを連れて行ってるなと思われてると思う。ネゴシックスとムーディ勝山と若井おさむ。それこそ、独身のころは週5で遊んでましたから。全員しゃべることも何もないんですけどね。いっつも同じメニュー、同じ酒を頼むという。「友達おらんな」とウワサされてるでしょうね（笑）。

富澤：気は楽だよね。それは。

川島：気は楽！ホントに。

富澤：僕はそういう店がないので、この番組でいろいろ見て、そういう店を作ろうかなと。

伊達：そういえば業務スーパーとか肉のハナマサとか、俺らも昔よく行ってたよね。 二人で食材たくさん買い込んでいたので、「デキているんじゃないか」と思われていたかもしれないですね（笑）。

――この番組は、一般の方のVTRを見ながらコメントするというスタイルですが、難しさみたいなものはありますか？

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伊達： 特に難しくないですよ。家でテレビ見てるときに思っていることを口に出すのと同じ感覚です。思ったことを言ってる。ダメだったらたぶんカットされるだろうし（笑）。

川島：ホンマ、今日はいい意味で3人がリビングで見ているような、暴言もありましたし（笑）。

富澤：（視聴者の）みなさんとそんなに変わらないです。見ながらしゃべってるとか。

伊達：みなさんの代表意見みたいな。

川島：出てくるお客さんが、いい意味で異常ですからね。自然と「すごいな」とか「やりすぎやろ！」みたいなのが出ちゃうんで。そういう意味では、そんな考えずしゃべってるかな。

伊達　考えてたら、次の場面に行っちゃうからね（笑）。

――番組を盛り上げるという点で意識していることはありますか？

伊達：川島先生は、今日も前室で 「今日もツッコむぞー！」と意気込んでました。

川島：いやいやいや。 そんなヤツ だったら殴ってください（笑）。 瞬発的なツッコミは、伊達さんがいるんで、そこは任せておいて。僕は今日ずっと「誰々に似てるな」とか言ってました。「木下ほうかさんにそっくりだ」しか言ってなかったような気もする（笑）。

伊達：大喜利みたいになるんでね。芸能人Sって出たら、Sのイニシャルについて、みんなでふざける、みたいなね。

富澤：二人がそんなことばっかり言ってるから、VTRが入ってこなくなっちゃう。

――みなさんは、どんなお店が好きですか？

川島：僕はホンマに、店員さんが放っておいてくれるところが好きですね。基本、個室で放ったらかしておいてくれたらなと思うんですけどね。

伊達：いい天ぷら屋さんとかに行くと、「今日、揚げるやつです」って持ってきてくれるじゃないですか。いや、揚げてから持ってきて、と（笑）。

川島：あれは自己満足。あとは「塩でいってください」とかね。

伊達：そうそう。塩多いわ。天ぷら。

富澤：おまえ、ずっと言ってるもんね。

伊達：天つゆをビショビショにして食べたいんですよ、こっちは。

川島：半身浴みたいにして食べたいんやね。

伊達：そう！それを「塩で」。いや、こっちは高血圧ですから。減塩だ、減塩だって言われてるのに、塩そのものをつけて食べるのは、やっぱり怖いんですよ。だったら天つゆをビッショビショにつけて食べたい。

川島：その方があかんよ。

伊達：あと、いいお寿司屋さんだと、上にしょうゆを塗ってあるじゃないですか。刷毛（はけ）で。いやいやいやいや、つけたいです。

川島：焼き鳥もそうでしょ？「ぜひ塩で」って。

伊達：そう。塩じゃないんだよな、タレなんだよなあ。

富澤：あと、ありがたいんですけど、サービスでいろいろ持ってきてくれるところがあるんですけど、今日はあんまり食べたくないなっていうときに、結構、デカいのが来たり。残せないから、「ありがとうございます」って一生懸命食べたり。やっぱり、基本的には放っておいてくれる方がいいですね。

伊達：まあ、あんまり放っておかれると、「あれ？人気なくなったのかな」って思うから、適度にお願いします（笑）。あと、うちのかみさんが、春巻きが好きなので、春巻きがおいしいお店を探してます。もしかしたら、この番組でさらに見つかるかもしれないですね。

――最後に視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

伊達：番組をご覧になっている視聴者のみなさんが、「実はうちにもウワサのお客さまいますよ！」という情報を番組にいただければ、広がっていくので全国各地の方、情報募集しています！

富澤：でも国内だけだとすぐ無くなってしまうので、全国と言わず世界から“ウワサ”を募集したいですね。

川島：これまで行っていたお店がさらに楽しくなると思うんです。ぜひ家族で見ていただきたいです。