甲賀の蛍（菜々緒）と伊賀の悟郎（鈴木伸之）が命がけのバトル＜『忍者に結婚は難しい』第6話完全版＞

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草刈蛍（菜々緖）は、夫・悟郎（鈴木伸之）が伊賀忍者だったことを知る。そして悟郎もまた、蛍が赤巻議員の邸宅に侵入した甲賀忍者だと気づいていた。

「知ってしまった以上、けりをつけるしかない」。帰宅した悟郎と、それを出迎えた蛍は、互いに武器を隠し持って対峙する。

蛍と悟郎は、夕食の間も相手の一挙手一投足に目を光らせていた。だが、心の準備ができておらず、行動を起こせない。「明日こそ」。2人はそう決意し、眠れない夜を過ごした。

＜ドラマ『忍者に結婚は難しい』これまでのあらすじ完全版＞

あくる朝、ストレッチをしていた蛍は、背後から投げられた棒手裏剣に気づき、文庫本で受け止める。それをきっかけに、蛍と悟郎の激しい闘いが始まった。

途中、宅配業者がふるさと納税の返礼品だったカニを届けにくるが、その時だけ休戦して荷物を受け取ると、再びバトルを繰り広げる蛍と悟郎。

そんな中、2人は互いに3つまで、という条件でお互いに確認したいことを尋ねた。

蛍は、悟郎が伊賀忍者であること、蛍の正体は悟郎以外まだ気づいていないことを確認。悟郎も、蛍が甲賀忍者であること、甲賀忍者によって殺害されたとされる与党民自党の国会議員・赤巻章介（信太昌之）を蛍は殺してはいないことを確認する。

悟郎から蛍への最後の質問は「なぜ俺と結婚したのか？」。蛍は、「普通の人と結婚したかったから」と答えると、最後の質問として「どうして離婚に応じなかったの？」と尋ねた。

すると悟郎は、「伊賀一族では離婚は御法度なんだよ」と返し…。

同じころ、蛍の父・月乃竜兵（古田新太）のアパートには、諜報員の山田（斉藤由貴）が訪ねてきていた。

山田から、世田谷中央郵便局にいる伊賀メンバーの写真を受け取る竜兵。その中には、悟郎の写真もあった。

互いに命を懸けた闘いを続けていた蛍と悟郎は、思わぬ形で休戦協定を結ぶことに。

音無祐樹（勝地涼）が、妻・恵美（筧美和子）、娘・杏（河野彩吹）を連れて訪ねてきたのだ。蛍は、音無一家も伊賀忍者だと聞いて驚きつつも、慌てて室内を片付け始める。

蛍たちは、平静を装って音無一家を迎え入れる。音無たちは、以前世話になったお礼に、蛍たちへのプレゼントを用意していた。それは夫婦茶碗だった。

そんななか、悟郎は杏と一緒にコンビニまでジュース用の氷を買いに出る。残された蛍は、音無夫婦とお茶を飲みながら談笑していた。

恵美が音無に言いたいことをちゃんと言えるようになった姿を見て、思わず笑ってしまう蛍。恵美にとっては、蛍と悟郎は憧れの夫婦なのだという。

蛍と悟郎が離婚の危機にあることを知る音無は、蛍との結婚に反対したことを打ち明けた。しかし悟郎は、蛍は運命の人だと返したらしい。音無は、蛍のために頑張ろうとしている最近の悟郎を見ていると、その当時の気持ちを貫き通していてカッコいいと思った、と蛍に告げた。

音無一家を見送った蛍と悟郎は、バトルを再開。だが、激しい闘いに息が上がってしまい、互いに身をひそめる2人。

そこで蛍と悟郎は、ふと昔のことを思い出す。引っ越してき日のこと、庭でキャンプをしたこと、ケンカした後、謝る代わりに蛍を抱きしめて「好きだ」と告げたことを…。

そのころ、伊賀の総帥・風富城水（市村正親）は、テレビのニュースを見ていた。ニュースでは、息子の衆議院議員・風富城一郎（河野達郎）が大型レジャー施設の建設予定地を視察した様子が報じられている。

そこに帰ってきた孫娘の小夜（吉谷彩子）は、「防犯カメラに映っていた甲賀の女のことで、報告したいことがある」と城水に切り出す。

蛍は、気配を消して背後から悟郎を襲う。そこで蛍ともみ合いになった悟郎は、ふいに彼女を抱きしめると「好きだ」と告げた。

「ふざけんな」と言って悟郎を突き飛ばそうとする蛍。しかし次の瞬間、蛍は悟郎にキスしてしまう。疲れ果て、床に倒れ込んだ蛍と悟郎は、再び唇を重ねて…。

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