小芝風花後輩との付き合い方は「友だちみたい。『ついてきて！』ってタイプじゃない」

2月19日（日）14時～『ザ・ノンフィクション』※関東ローカル

めざましmedia編集部

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小芝風花さんが、先輩・後輩との交流について明かしました。

小芝さんは、2月19日（日）14時～放送の『ザ・ノンフィクション「CEOになりたくて～ポンタの上京物語～」』（フジテレビ／関東ローカル）の“語り”を担当。

起業にあこがれて上京し、同じ志を持つ若者が集うシェアハウスへ入居。先輩のアドバイスを受けながら自身のアイデアで起業を目指すポンタさんの物語を読みます。

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「人生を変える」と意気込むポンタのビッグな夢の行方は…

「子どものころからずっと、サラリーマンって楽しくなさそうだと思っていて…」

そう語るのは、2022年6月、広島から上京してきた通称・ポンタさん（21）。

今、若者の中で「起業」が大きなトレンドとなり、チャンスをつかもうと多くの若者たちが上京してきています。そんな彼らが共同生活を送るのが、「U-25起業家シェアハウス」。月々の家賃は4万5000円。先輩のアドバイスを受けながら、自身のビジネスアイデアで起業を目指す場です。

ポンタさんは、中学生のころ、当時話題になった「高校生企業家」に憧れた一人。親の反対を押し切り、東京で一旗揚げようとやってきました。

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「起業で人生を変えたい」と語るポンタさんの手元にあるのは、アルバイトでコツコツ貯めた120万円の軍資金と、温めてきた起業アイデア。ポンタさんが考えたのは、「スマホでホテルの紹介動画を見た人が、その画面から予約ができる」という宿泊予約サービスです。

先輩起業家にもアイデアを褒められ、「世界的なオンライン旅行会社を超える」と、大きな目標を掲げ、夢への一歩を踏み出しました。

しかし、アプリを開発するスキルも動画編集の技術もありません。起業仲間を探すため、片っ端からメッセージを送るも、一向に賛同者は現れません。シェアハウスの同居人からは、「ポンタには起業の覚悟がない」と厳しい指摘を受ける始末…。

起業を断念し、退去していく住人もいる中、CEOになることを目指すポンタさんの夢の行方を追いました。

フジテレビュー!!では、収録を終えた小芝さんにインタビュー。ポンタさんの印象やVTRの感想などを聞きました。

飛び込み営業も辞さないポンタは「若い世代なのにすごく積極的」

＜小芝風花インタビュー＞

――CEOを目指すポンタさんの上京物語の収録を終えていかがですか？

自分よりも年下の人たちが、「こういうものを世の中に発信していきたい」と思って、会社を立ち上げようとする意志の強さ、そして、そういったノウハウを学べる「起業家シェアハウス」を目指し上京してくるという覚悟や行動力を目の当たりにして、ありきたりですが、「すごいなぁ」と思いました。

――新しいホテル予約サービスのアイデアで起業を目指すポンタさんの印象は？

応援したくなります。ちょっと癒し系のビジュアルやあだ名もそうですし、愛嬌がある方ですよね。

後先のことより、今の気持ちを原動力にしているから、見ているとハラハラさせられる部分もありますが、人柄が素敵なので、仲間ができたら周囲が放っておけない“ムードメーカー”になりそうだと思いました。

――メールの返信もないのに、ホテルに飛び込みで交渉にいくなど、行動力も印象的でした。

それこそ今は、SNSやメールでつながっていく時代ですが、それでも、直接ホテルに出向いてそこで交渉をし、何軒断られても諦めないというのは、若い世代なのにすごく積極的だと思いました。

――既存の会社ではなく、自分自身のアイデアを追求し仕事にしていきたいという、ポンタさんの気持ちはわかりますか？

私自身、10代で自分が好きだと思える仕事が見つけられて、本当に運がよかったと思うのですが、就職するときにすごく悩んでいた同級生がいました。自分の夢を追いかけたいけど、なかなか叶う夢ではないし、生活もあるから、やっぱり就職したほうがいいのか…でも、ほかにやりたい仕事が見つからなくて…みたいな感じでした。

実際、生活のために仕事をしている人は少なくない中で、自分がやりたいことや楽しいと思えることを持っている人は、それが既存の会社になかったとしても、すごくいいと思います。

逆に「これは絶対に嫌だ」というのが明確にあって、そうじゃないところに進んで行けるのも素敵なことですよね。

――シェアハウスには同じような夢を持った若者が集いますが、小芝さんには、そういった同志のような仲間はいますか？

私は、オーディションで今の事務所に入ったのですが、同期で入った人たちは、今では退所していたりして、残念ながらあまり交流できなかったので、ああいう仲間がいるのはいいな、と感じました。

ポンタくんが、同級生同士でチームを組んでいる人たちを見てうらやましいと言っていましたが、自分にはないものを相手が持っていたり、相手にないものが自分にあったりすることってありますよね。

シェアハウスにいることで、そういったヒントがもらえることもあるでしょうから、自分の足りない部分を見つけられるという意味でも、いい環境だと思いました。

この先、5年後、10年後とかにみんなが成功して集まったときに、一緒に苦労を語り合えるのはきっとこのメンバーなんだろうな、とも思いました。

――ポンタさんは先輩から「自分の価値観は信じたほうがいい」といったアドバイスももらっていました。共感できるアドバイスはありましたか？

自分の価値観を信じる…私自身、「自分はこれでいいのか」とか、疑ってしまうことが多いのですが、そこに固執してしまうのはよくないな、と思います。

ポンタくんは、周りからいろいろなことを言われて落ち込んでいたときに、成功している人から言われ、ちょっと占いみたいなものかもしれないですけど、自信が湧いたでしょうし、その自信がさらに行動していく活力にもなりますよね。

でも、そういうアドバイスをくれる人に会えたのも、自分で積極的にアプローチした結果ですから。“出会い運”もいい人なんじゃないかな、と感じました。

――シェアハウスに集う若者もそうですが、お互いライバルになるはずの存在なのに、意見交換をし合ったり、アドバイスをし合ったりする姿も素敵でした。