6月26日放送のフジテレビ『梅沢富美男のズバッと聞きます!』に、相川七瀬 、岡本真夜 、永井真理子といった人気女性ソロシンガーに加え、 DJ KOO 、hitomi、マーク・パンサーといった「小室ファミリー」の面々が登場。ミリオンセラー作品が数多く登場し、音楽CDが売れまくった1990年代を振り返った。

「港区の長者番付の常連だった」DJ KOOが振り返る“小室ファミリー”のお金事情

まずは梅沢が「まぁ、すごかったから!!」と語気を強めたCDバブル時代における、“小室ファミリー”のお金事情についてトーク。

当時、港区の長者番付の常連だったというウワサのあるDJ KOOは、梅沢から「本当ですか?」と問われると、「本当でございま~す!」とノリノリで告白。

海外のブランド店に行くと「値段見ずに、“とりあえずここからここまでちょうだい!”」と買い物をしていたといい、ゲストの高橋真麻は思わずあ然!

一方、なんと21歳で世田谷に家を買ったという相川七瀬の話を聞き、吉村崇が、「俺、この間ローン通らなかったし!」と八つ当たり。審査で「安定してない」と言われたことを明かし、スタジオが笑いに包まれた。

またマーク・パンサーによると、globeのプロモーションビデオは「スタッフ全員ハリウッド映画の人」で撮影。「Is this love」のPVでは、「アリゾナで撮ろう」という小室哲哉の鶴の一声でロケ先が決まり、ホテルから数十台のヘリコプターで移動することに。

さらに、巨大なトーテムポールの上に置いたピアノを小室が演奏している様子を撮影したものの、完成した映像では「弾いてる姿が(豆粒くらい)小さかった」そう。それでも「それだけで1億円くらい使ってるんじゃないですかね?」とマーク・パンサーは語った。

時差を使って時間を生み出す小室マジック!?

全盛期は、多くのアーティストが小室に楽曲制作を依頼。さらに、小室ファミリーの楽曲では、小室が演奏と総合プロデュースまで担当。殺人的なスケジュールの中でとんでもない数の曲をどうやって作っていたのか。吉村が、素朴な疑問をぶつけると…。

「寝ないんです」と、マーク・パンサーが即答。「寝てしまうと閃いたものが消えてしまう」のがその理由だという。DJ KOOも「ロンドンに行けば時間がマイナスになる」と、小室が時差を使って時間を生み出していたと証言。常人では考えられない感覚に、スタジオからは驚きの声が挙がった。

そんな中、梅沢は「僕の曲作ってくれませんか」と小室に依頼したことがあると告白。一緒にいた宮根誠司も「『夢芝居』しかヒット曲がないから」と後押ししてくれたそうだが、「ハッハッハ」と愛想笑いで流されてしまったという。

その後トークは、小室の曲作りの方法に。曲先行だった小室は、デモテープではリズムとピアノ、小室の仮歌を収録。そのデモを「フニャフニャしててよくわからないんです」「ミャアミャア歌う」と表現したhitomiとDJ KOOが、小室のデモテープのモノマネを披露!

その後、活動停止中のKEIKOとの再会エピソードや、globe25周年、そして小室哲哉復活への思いを語ったマーク・パンサー。その熱い思いに吉田明世は「すごいですね、小室ファミリーって」と、改めてその偉大さを実感した様子だった。