ガンバレルーヤが「全部持ってる」「神が降りる瞬間が見える」と尊敬する先輩芸人

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仲良し同期芸人3組が、最近のお笑いの変化について語りました。

12月24日（日）の『ボクらの時代』は、よしこ（ガンバレルーヤ）さん、まひる（ガンバレルーヤ）さん、ゆりやんレトリィバァさん、熊元プロレス（紅しょうが）さんが登場しました。

4人は、吉本総合芸能学院（NSC）大阪校の35期生の同期で、プライベートでも親交があります。

まひるさんは「4人でいるときのよっちゃん（よしこさん）と、テレビのよっちゃんが全然違う」と語りました。

よしこ：そう。テレビは、やっぱり「クソが！」とか言わなきゃいけないのかなとか。

熊元：（笑）。

よしこ：そういうのを求められてるんじゃないかと思っちゃうから。

ゆりやん：確かに。よっちゃんって本当にさ、気ぃ遣いでさ、やさしくて、引っ込み思案なタイプやのに、すごいよね。「頑張ってるな、東京で」って思う。

よしこ：私も、もともとは恥ずかしがり屋だったからさ。小学校とか保育園のとき、（明石家）さんまさんとか見て「うわ、こういう性格の人になりたい」と思って、芸人目指したから。

ゆりやん：そうなんや。

まひる：嫌でも目立つように、自分たちで。「なんだ、あいつら？」って。「ちょっと出てこい！」って言われるように（自己プロデュースを）やったんだよね。

ゆりやん：すごい。

よしこ：そう、やった。

ゆりやんさんが、「（よしこさんは、あるとき）急にキャッチーな感じになった」と語ると、「なんにも考えずにやっていたら、そうなった」（よしこ）と振り返りました。

熊元さんが芸人になったのは「最初はもちろん、モテたいという理由」と明かすと、「女性芸人」にまつわるモテや、イメージへの話題に。

熊元：しかも、「モテる」って信じててん。

ゆりやん：思うよな、普通に。

熊元：そう。「女芸人ってモテない」って、よう言われるやん。「売れれば売れるほど、モテへん」っていう前提で、しゃべりかけられたりとかするんやけど。

ゆりやん：わかるわ。

熊元：こっちは、そんなつもりでおらんやん。

ゆりやん：おらへん。

よしこ：うん。

熊元：なんか私が見てたときは、森三中さんが結婚されたりしてる時代やったし。全然そんな感じじゃないから、モテるための行動をずっとし続けて、こうなったっていう感じ。

熊元さんの発言に「かっこええ！しびい（渋い）！」と反応した3人。続けて、ゆりやんさんが持論を展開しました。

ゆりやん：でもさ、ホンマに思うよな。私たちが例えば「俳優さんの誰々さんのこと好きで…」みたいに言ったら「やめとき、やめとき」みたいな。「俺が女優さんと付き合うとかはあり得るけど」みたいな言う人おるやん？

よしこ＆まひる＆熊元：（笑）。

ゆりやん：あり得へんから。「あり得るか、アホ！」ってね。「なんで私らがダメで、あんたがいけんねん」って思わへん？

熊元：なんかな、（モテない）前提でな。

まひる：この前もゆーらん（ゆりやんさん）と、ガンバレルーヤで、特番みたいなのやって。

よしこ：あった。

熊元：見たよ、それ（笑）。

ゆりやん：沖縄行って、いろんなところ行って、いろんな人に「かっこいい」とか言って「付き合ってください」「ごめんなさい」って言われるロケやって。

まひる：全部、フラれる。

よしこ：全部、フラれるんだよね。

熊元：それ、たまたまオンエア見てて、劇場にいたみんなで大爆笑。

よしこ＆まひる＆ゆりやん：（笑）。

よしこ：フラれたあと絶対さ、「ああ、好きになって～♪」（と、振り付きで歌い出す）。

よしこ＆まひる＆ゆりやん：「ごめんなさい♪」（振り付きで歌う）。

一同：（笑）。

熊元：悲しい歌（笑）。

ゆりやん：今年の話ですよ。

熊元：そうそう、あれな。

ゆりやん：あれ、10年前とかならわかるけど。

熊元：10年前じゃないよな。でも、逆におもろかったけど、こっちは。

ゆりやん：でも、この10年ってめっちゃ変わったよね。

熊元：いや、すごい。

よしこ：確かに。変わったね。

まひる：変わったね。

ゆりやん：昔のネタ帳出てきてさ、読んでたらさ。「私、実はブスなんですよ」っていうボケがあってさ。

よしこ＆まひる：言ってた！

ゆりやん：悲しいよな、今思えば、そんなん。

よしこ：（笑）。

ゆりやん：好きな人にも、昔は「このブス」とか「お前は」とか言われたかったけど。今はそんなん言われたくなくなった。

熊元：ああ、そうなんや。変わったんや。

ゆりやん：「お前とか言われたくないし。お前に」って。

よしこ＆まひる＆熊元：（笑）！

ゆりやんさんの心境の変化と思考に、よしこさんは「しびいなー。勉強になるわ。かっけー！」と声をあげて感心しました。

ゆりやんさんは、ガンバレルーヤが共演することが多い、先輩の森三中について聞きました。

ゆりやん：アドバイスとか、もらったりするの？

まひる：すごく、いろんな薬を知ってて。

ゆりやん＆熊元：（笑）！

よしこ：確かに。

熊元：病気とかのっていうことよね？

まひる：病気とかもだし、1回、引きずられるみたいなロケがあって。で、結構、打ち身ができちゃったの。そしたら「はい、これ、打ち身に効く薬」って言って（笑）。

ゆりやん：何でも、薬あるんや（笑）。

よしこ：そう。あるのよ（笑）。

まひる：打ち身に効く薬、初めて見て。

よしこ：そう。

ゆりやん：今まで、いろんなことを経験されてるから。

まひる：全部持ってる。常に、もう何でも。

ゆりやん：それは、ありがたいね。

熊元：心強いな。

まひる：心強い。

よしこ：（一緒にいると）「神様が降りる瞬間」が見えるんだよね。大島（美幸）さんとか、みなさんで、氷を割り合って落とし合うみたいなやつで、大島さんが相手の氷を割った瞬間、なぜか自分が落ちる、みたいな。すごいの。マジで神様が“落ちる”瞬間を…ん、落ちる？

熊元：（笑）。

よしこ：ややこしい（笑）。

熊元：大島さんよね、落ちたのは。

よしこ：そう（笑）。笑いの神様が“降りる”瞬間を、毎回、目の前で見させてもらえるから。うわって鳥肌が立つというか、かっこいいなって思う。

熊元：いや、それはすごいな。

ゆりやん：すごい。

ゆりやんさん、熊元さんは「私たちの同期とかで、ガンバレルーヤみたいに（体当たりロケを）やるタイプの子、おらへんもん」と感心しました。

熊元さんは「これずっと聞いてみたいと思っててんけど…」と3人に質問をしました。

熊元：「芸人になって幸せやな」みたいに思うこととかって、やっぱどう？あらためてどう思う？

ゆりやん：毎日、毎日（思っている）。

熊元：わかるわ。

まひる：確かにわかる。

ゆりやん：なんか嫌なこととかあってもさ、嫌なことで終わらないっていうのがいいよね。

熊元：それを、こっちで笑いに変えられる。

ゆりやん：本当だったら、うしろ指さされるようなこともさ。

熊元：（笑）。どんなことしてんの？確かにね。人に話すことでな。

ゆりやん：それが、逆に面白いみたいな。

4人は、どんなことも「笑い」に変えられ、笑い合っていられる芸人という仕事が「とにかく楽しい」といい、「35期、最高！」と締めくくりました。

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