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『グランマの憂鬱』より、金子昇さん、神尾佑さんのコメントが到着しました。

萬田久子さん主演、土ドラ『グランマの憂鬱』第5話（5月6日／東海テレビ・フジテレビ系）が放送されます。

百目鬼村の総領を務める主人公・グランマ（百目鬼ミキ／萬田久子）が、村に巻き起こる家族、仕事、生活の問題を一刀両断していく“痛快ほっこり物語”。

百目鬼村にある、おしゃれなオーガニックレストラン「夢竹」。その共同経営者、設楽夢二と一ノ宮竹郎を演じているのが、金子昇さんと神尾佑さん。

村では見かけないタイプのスマートなイケメン二人組ですが、何やら悩みも抱えているようで…。

夢二と竹郎にスポットが当たる第5話のオンエアを前に、金子さんと神尾さんに話を聞きました。

土ドラ『グランマの憂鬱』第5話は、5月6日（土）23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。

――出演が決まったときはどう思いましたか？

神尾：原作も台本も読ませていただきましたが、人生について改めて考えさせられましたね。萬田さんが演じる百目鬼ミキのセリフの中にも生活の原点に立ち戻るというか、何が大切なのかを考えさせられる部分がたくさんあり、とても面白い内容だなという印象です。

金子：これまでの自分についても、改めて考えさせられますよね。たとえば、僕の子どもがまだ幼かったころに「きちんとしなさい」と叱ったりしたんですけれど、そういう自分は全然きちんとしていなかったな…とか。

そんなことを思い出させてくれる物語です。だから、この作品に出演させてもらえたことが、とてもうれしい。

特に第5話は、夢二と竹郎にスポットが当たる回なんですが、非常にいい内容だったので最高の役をいただいたなと、もう感謝でいっぱいです。

――お二人は、共演は初めてなんですね。

金子：はい。神尾さんのことは『SP 警視庁警備部警護課第四係』（フジテレビ）で初めて知ったんです。

「うわっ、いい役者さんだな」と思ったし、好きなドラマだったのでちょっと羨（うらや）ましかったです。

神尾：金子くんの第一印象は、やっぱり「イケメンだなぁ」ですね。二人で演じる夢二と竹郎がどんな感じになるのか、最初はイメージができませんでした。でも、金子くんに会った瞬間に「あ、夢ちゃんだ」と思って、安心して撮影に臨めましたね。

金子：現場の雰囲気がとってもいいんですよね。だから、この環境のなかで演じていったら、夢二と竹郎という関係性がきちんと描けるんじゃないかなと思えました。

――現場の雰囲気はいかがですか？

神尾：萬田さんがいつも自然体なので、こちらも気負うことなく演じることができています。現場がとても和やかで、このドラマの雰囲気にマッチしていますよね。

金子：そうですよね。先日も、僕たちの衣装が似ていたら、それを見た萬田さんが「ペアルックみたい」といって笑い出して（笑）。

神尾：シリアスなシーンの撮影で、しかもカメラが回っている最中にですよ（笑）。「言われてみると、確かに漫才師みたいだね」って、みなが笑い出して、撮影が中断したんですけど。

――ドラマの中では、家族の関係などもテーマになります。

神尾：本当にね、言葉ひとつで険悪な雰囲気になってしまったり、奥さんから「その言い方！」と怒られたり…。家族と暮らしながら、自分の未熟さを思い知らされますよね。お芝居以上に悩むことが多いですよ、実際の家族関係は。

金子：金子家では最近、「誰かに気を遣って自分の意志を抑えるのはやめよう」という話になったんです。まず自分のやりたいことをやろう。それで問題があれば、家族で話し合って着地点を決める。そのほうが、全員が自分らしく生きられるねという結論になりました。

神尾：確かにそれはあるかもね。子どものためにと思ってしたことに対して、子どもの反応が良くないと、「なんだよ、せっかく…」みたいな気持ちになるけれど、それが違うんだろうね。

家族ではあるけれど、同時に一人ひとりの「個人」でもあるから。まず自分の気持ちを優先して、そこに家族が加わってくれたらいい、くらいに考えてもいいのかもしれない。

――最後に、第5話の見どころについて教えてください。

神尾：第5話では、僕が緊急入院することで、二人の関係がクローズアップされるんだよね。

金子：ですね。夢二と竹郎がどういう経緯で百目鬼村にやって来たのか。そして、二人がどんな関係なのかが明らかになります。

神尾：視聴者のみなさんの中には、これまでの展開から「この二人、もしかして…」と感じている方がいるかもしれないよね。僕は、こういう柔らかな雰囲気の役が初めてだったので、最初は戸惑いもありました。どういうスタンスで夢ちゃんと接しようとか…。でも、結局「普通に演じよう！」と思って、逆にそれが良かったみたい。

金子：そして愛魅（あいみ）ちゃん家族という新たな移住組が村へやって来ることで、別の問題も起きて…。だから「家族にとっていちばん大切なものは何なのか」「新しい家族のかたちとは」といったことがテーマになる回です。正解のない問題ですけれど、そこでグランマがどんな解決策を提示するのかを見てほしいですね。

神尾：夢二と竹郎に、愛魅ちゃんがどう関わってくるのかも注目してほしい。そうそう、愛魅ちゃん役の永尾柚乃（ながお・ゆの）ちゃんも名演技を見せてくれるので、そこもぜひ！

第5話では、百目鬼村の新たな移住者として迫田慎吾・好美夫妻と、その娘・愛魅が登場。

物語のカギとなる愛魅を演じるのは、永尾柚乃さん。

ロケ中、1歳年上の加藤柚凪さんから咲いている草花について教えてもらったことをうれしそうに語る姿は、どこにでもいる6歳の女の子。

しかし、シリアスな場面もしっかりこなすなど、神尾さんも太鼓判を押すほどの演技を見せてくれます。

第6話（5月13日放送）には、森迫永依さんが登場します。

森迫さん演じる初音は、東京の不動産会社で働いていましたが、「しばらく村で過ごしたい」と、百目鬼村にやってきます。しかし、訳ありげなスーツ姿の男性が、初音の後を追ってきて…。

百目鬼村で獲れた野菜を使う「レストラン夢竹」。

オーナーの“夢ちゃん”こと設楽夢二（金子昇）と“竹ちゃん”こと一ノ宮竹郎（神尾佑）は、数年前にミキ（萬田久子）を頼ってきた移住組。

二人の温かい雰囲気もあいまって、今や村民たちにとって憩（いこ）いの場となっていた。ところが突如、竹郎が倒れてしまい…。

さらに、店に子連れの若い夫婦・迫田好美（小島藤子）と慎吾（小野塚勇人）が訪れてくる。乗ってきた車には、5歳の娘・愛魅（永尾柚乃）がいた。

同年代のお友だちが増えたと喜ぶ亜子（加藤柚凪）だったが…。

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