＜試写室＞鯵野滑郎（あじの・なめろう）に大爆笑！熱護“なんでか”コレクションがとてつもない

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これまでを振り返ってみると…

第1話　元2サスの“テイオー”のマネジャーになるべく奮闘するゆかり（戸田菜穂）だったが、なんでか「火災調査官・遠藤萌（もゆる）」に扮し、ゆかり家の不審火騒ぎを解決してしまう熱護（船越英一郎）

第2話　かつて敏腕マネジャーだった経験を早速発揮し、超人気刑事シリーズのゲスト主演をとってきたゆかりだったが、脚本に難癖をつけはじめ、なんでか「闇の外科医・ジャック小笠原」に扮し、原因究明をしてしまう熱護

第3話　今度は超人気バラエティの“再現ドラマ”をとってくるゆかりだったが、散々渋りまくった挙句、なんでか「プロゴルファー・赤城輝夫」に扮し、一発本番でホールインワン！を決めてしまう熱護

…と、第1話の、なんでか『火災調査官・遠藤萌』に扮し…の“なんでか”が、初回からして突き抜け過ぎてたというのに、うんまあ、そこは、不審火＝“火災調査官”ってことで整合性とれるから理解するとして、次回はいきなりどうして『闇の外科医・ジャック小笠原』に扮して脚本を追求してしまうのか？という“なんでか”の具合が謎過ぎる…たった2話しか進んでないのに斜め上へ行き過ぎてる！！って混乱してたら、第3話はというと、“再現ドラマ”がプロゴルファー役だったから『プロゴルファー・赤城輝夫』に扮するのは…まあ、順当か…“なんでか”って程でもないか…ってちょっと油断してたら、撮影スケジュールのギリギリにやってきて、一発本番でホールインワン☆！！！…っていう、うん、“なわけねーーーーーーーーーー！！”と、回を追うごとにエスカレートしていった、いや急にいろんなものを飛び越え過ぎた、熱護“なんでか”コレクションですが、第4話のそれは、もう、その比じゃない！！

とてつもない！！とてつもなさ過ぎ！！！あなたの想像する、25倍！とてつもないです！！！（根拠はない！）で、（笑）という致死量で言ったら、即（笑い）死レベルのとてつもなさです！！！（どういうことやねん！）

だって、だって、この第4話で、登場するのは、熱護が扮しちゃうのは…

「孤独の料理人・鯵野滑郎」

孤独の料理人…あじの、なめろう

爆！！！！！

あじの…なめろう…。あじの…なめろう…（僕も2回言うよ！！）。

ひどいネーミングセンス！！！もう思い出しただけで、自分で書いてるだけでも笑えるし、鯵野滑郎＝“あじのなめろう”というこの響きだけで、当面、3ヵ月は白飯食えるほどの味わい！（！？）で、この名前、単純過ぎだし、くだらな過ぎるんだけど、よくよく考えると、実は、あじのなめろうって、まさに“アジのなめろう”じゃん！（そらそう！）料理名そのものじゃん！！（いや普通にそう！）実は、奥深い？？…いや、奥深いわけねーだろ！！！っていうか、『孤独の料理人・鯵野滑郎』とは一体どういうドラマなの？？当然2サス？？事件起こる？解決する？料理する？孤独だから何！！？？……って、ね？でしょ？（なにが？）『孤独の料理人・鯵野滑郎』ってネーミングだけで、3ヵ月は白飯食えるでしょ？（意味わからん！）

うん、まあとにかく、このネーミング考えた人、天才すぎます！！ってことで、そんな、響きだけでもうこちとら味わい尽くしてる感あったってのに、船越演じる熱護演じる『孤独の料理人・鯵野滑郎』（言い方！）の、造形美ですよ！！！（美？）まさにそれは、鯵野滑郎でしかなく、船越（毎回の呼び捨て、まことに申し訳ございません）でもなく、熱護でもなく、鯵野滑郎による鯵野滑郎でしかない！

鯵野滑郎の造形がとてつもなさ過ぎて、役作りが激しすぎて、発声からしておかしすぎて…って、もう、いったいどんな鯵野滑郎に仕上がっているのか？？鯵野滑郎が繰り広げるTHE鯵野滑郎ショー！に乞うご期待！！！（鯵野滑郎、言いたいだけ）

で、で、で、なんですよ。そんなことより何より（おい！）、そこへたどり着く、鯵野滑郎へたどり着くまでの、第4話の“なんでか”が、すごいんですよ。これまで、自己紹介を兼ねた第1話以外、ゆかりがとってきた“お仕事”によって、何かに扮してきた熱護ですが、今回は、まさかの、何も、なし！！！何もなし！！なんです！！

ただ熱護がいるだけで、ただただ熱護が存在するだけで、ドラマが転がっていく…いや、もちろんドラマ的には今回、長男・悟くん（石原颯也）が絡む“ある出来事”から物語は展開していくんだけど…熱護が“仕事（＝役者業）”を経由しなくても、なぜか鯵野滑郎にたどり着いて、とんでもない大エンターテインメントへ発展していくとてつもなさ！！！

うん、っていうか、なぜ“仕事”を経ないで“鯵野滑郎”までたどり着くのか！？その、わけのわからなさ、異次元のストーリーテリングに大注目！！

そして今回ももちろん、船越＝熱護は異常なかっこよさで、だからこそ、かっこよすぎるからこその鯵野滑郎に大爆笑！！してたら、最後の最後、意外や意外、ほっこりのエピソード…深みたっぷりの、家族がいない熱護と、父親がいないゆかり一家の、絶妙な“家族”のお話に着地しちゃう…のです！！

だから、いつもの抱腹絶倒！だけじゃない、新たな魅力の『テイオーの長い休日』に、なってるはず！！今週も、必見！！そして、鯵野滑郎！！！（最後にどうしても言いたい）