「レギュラーを全部辞めてくれ」ずん結成時に、やすが飯尾和樹に出したとんでもない条件

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飯尾和樹さんとやすさんが、芸能界入りのきっかけを語りました。

8月2日（水）に放送された『TOKIOカケル』（フジテレビ）は、ずんの飯尾さん＆やすさんが登場。女性代表・エンジェルちゃんを椿鬼奴さんが務めました。

現在、飯尾さんが54歳、やすさんが53歳。そして、城島茂さんが52歳と告げられると、飯尾さんは「若社長だ」と表現し、すかさず松岡昌宏さんが「“若”社長ではない」と否定。

そして、初登場の椿さんが「51歳です」と自己紹介すると、松岡さんは「今日、46歳の俺が最年少だからね」と、いつもよりやや年齢層の高い出演者に苦笑しました。

松岡さんと飯尾さんは、三谷幸喜さん作・演出の舞台「江戸は燃えているか」（2018年）で共演した間柄。飯尾さんは「松岡さんがいてくれて助かった。三谷さんが『セリフは徐々に入れていけばいい』と言ったので覚えないまま稽古へ行ったら、他の役者は皆覚えていて。『ヤバい』と思ったらもう1人、台本を持ったままの人がいて、それが松岡さんだった」と、当時を振り返りました。

最初の質問は「フジテレビで一番古いずんは？」で、飯尾さんが「テレビデビューはフジテレビさんなんです」と紹介。

さかのぼること32年前、4コマ漫画をベースにコントをする『五コマくん』という番組に飯尾さんは、ずんを結成する前に組んでいたコンビで出演。

一方のやすさんは、若手芸人が体を張る『カボスケ』（1995年）に、こちらも別のコンビで出演していました。

紆余曲折を経て、2000年にずんを結成した2人。飯尾さんは2001年に『100％キャイ～ン』や『笑っていいとも！』にレギュラー出演。やすさんは2005年に出演した『とんねるずのみなさんのおかげでした』内の人気企画「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で、初出場にして優勝するも、その波を持続することができず。

しかし、40歳を過ぎたあたりから、飯尾さんの一言ギャグが徐々に注目され始め、人気芸人の仲間入りをはたしました。

国分太一さんが芸能界入りのきっかけを聞くと、飯尾さんは「昔から芸人になりたいと漠然と考えていたけど、東京ではどこへ行ったらいいのかわからない。そんなときに先輩が（現在の所属事務所である）浅井企画の看板を見つけて、電話をかけたら『顔を見せに来い』と言われて」と説明。

翌日に行われた面接で、学生時代の部活の名残で元気よく返事をしていたところ「お前、返事がいいな」と元気を買われて、合格したと説明。

やすさんは、たけし軍団に入りたくて半年間、深夜のニッポン放送前でビートたけしさんの出待ちをするも、大勢の女性ファンに阻まれて近づくことすらできず。

それでも芸人を目指し、公園でネタの練習をしていたところ、「夢に向かって奮闘する若者」を探していたテレビ番組のスタッフから声をかけられ、密着されることに。そして、ある日のネタ見せで浅井企画関係者の目にとまり、所属が決定したのだそう。

飯尾さんは、18歳から都内の母親の実家で家の管理も兼ねて一人暮らし。そこへ、家賃が払えなくなった芸人仲間たちが転がり込んできて、その中にはやすさんも。

それぞれ、コンビを解散したばかりの飯尾さんがやすさんに声をかけ、結成を提案。やすさんが「（当時）実は別の人からも一緒にやらないかと声をかけられていた」と明かすと、飯尾さんは「初めて聞いた」と驚きました。

このころの飯尾さんは、キャイ～ンのラジオ番組と関根勤さんの舞台に出演。コンビ結成をもちかけた3日後にやすさんから、「今の俺は（仕事がなくて）ゼロだから、俺とやりたいならレギュラーを全部辞めてゼロにしてほしい。同じ気持ちじゃないとできない」と、訴えられたと回想。

これを聞いた後輩芸人が「俺がやすさんを説得します」と名乗りを上げ、「何を考えてるんですか！？」とゲンコツをお見舞い。やすさんはここで目が覚め、めでたく結成が決まったのだそう。

松岡さんが「なぜコンビ名を「ずん」に？」と聞くと、当時、やすさんがDragon Ashの曲に感化され、「百合の紋章」や「突破口」などのコンビ名を提案したものの、飯尾さんは納得いかず、「『ず』と『ん』がつくグループは売れると聞いていたので」と「ずん」に決定した経緯を語りました。

次週8月9日（水）の『TOKIOカケル』は中山美穂さんが登場。女性代表・エンジェルちゃんを大島美幸（森三中）さんが務めます。

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