加藤ローサ「一緒にいる時間は長くても子供と向き合える時間は短い」子育ての苦労を告白

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子供と向き合う時間の作り方について、話し合いました。

女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ！』の金曜恒例コーナー「ノンストップ！サミット」。

8月18日（金）の放送は、「きちんと向き合えている？親子で過ごす時間」というテーマで、MCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、加藤ローサさん、「婦人公論」元編集長の三木哲男さんが話し合いました。

紹介されたのは、「夏休みも宿題の確認や、塾のための弁当作りに追われている。仕事もあるので子供と向き合えていない」という40代女性のお悩みです。

加藤さんは、小6と小4の息子さんの子育て中。「脱いだ服がそのままだったり、ご飯を用意したのに食べなかったりして、毎日カリカリしている。夏休みは給食がないので毎日お昼ご飯も作らなければいけないし、一緒にいる時間は長くても向き合えていない」と、女性のお悩みに共感しました。

千秋さんは「夏休みや春休みが来ると『わー来たー』って感じがした」と、娘さんの小中学生時代を振り返り、「予定がなければ家にずっと娘がいるので、何家族かで協力して予定を調整して、一緒に子供を見るようにしていた」と、長期の休みの乗りきり方について語りました。

習い事などの「送迎」の負担に悩んでいる人も多いそうで、雑誌「STORY」（光文社）の10月号では「送迎」をテーマに特集を組み、「送迎」を前向きに捉えてみてほしいと提言しています。

番組では、「送迎だけでなく見学の時間も負担」「上の子の送迎中に下の子が昼寝をしてしまい、しんどい」などの「送迎あるある」も紹介されました。

視聴者の意見を募る「せきらら投票」で、「子供の送迎を負担に感じる気持ち、理解できる？」と問いかけると、
「理解できる＝83％」
「理解できない＝17％」
と圧倒的な結果になり、加藤さんは「この車を手放せば、送迎から解放されるのではないかと思ってしまうほど」と、送迎の負担を語りました。

「男2人だから同じ習い事をしてくれると期待していたのに、性格が違いすぎて習い事がひとつもかぶらなかった」「友達の家も少し遠いので送迎が必要」と送迎事情を語った加藤さんは、「それでも家に2人がいると大ゲンカになるので、いないほうが平和」と本音を告白。

竹山さんは「俺たちのときとは、時代が変わった。チャリで行ってこいって言える時代ではないもんね」と、加藤さんの悩みに寄り添いました。

乳幼児教育実践研究家の井桁容子さんは、「送迎中は家のことを忘れて、子供との会話を楽しんでほしい。数分の会話でも子供は満たされる」とアドバイス。

「車に乗せたらすぐにDVDをつけて、自分は買い出しのタイミングなどについて考えてばかり」という加藤さんは、「そういう発想はなかった！」と衝撃を受けた様子でした。

「STORY」編集部の子育て世代の編集者やライター陣は、送迎を前向きに過ごすことを実践し、「ラグビーの帰り道に家族みんなで反省会をしていたら、バラバラだった家族がひとつになった」「家族の前では泣けなくても、ママと2人なら泣ける。車で送迎している時間があってよかったと思った」など、効果を感じたよう。

加藤さんも「弟の前で兄を叱っても、兄にもプライドがあるから言葉が入らないのだが、車での送迎中に2人きりで話したらすんなり言葉が入っていく感覚があった」と体験を語り、スタジオからは「無意識に向き合えている」と称賛の声があがりました。

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