映画「アナログ」の試写会イベントが9月18日に行われ、主演の二宮和也さん、波瑠さんが登壇しました。

本作は、ビートたけしさんが70歳にして初めて書き上げた恋愛小説「アナログ」(集英社)を映画化。

携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に「会うこと」を大切にする“アナログ”な価値観を持つ2人の恋愛を通じて、いつの時代も変わらない愛の原点「好きな人にただ会える喜び」を純粋に描きます。

左から)二宮和也、波瑠

イベントでは、本作のストーリーにちなんだ問いにキャストと観客が答え、トークを展開していきました。

幼なじみの役どころを演じる3人(二宮さん、桐谷健太さん、浜野謙太さん)のように「何でも話せる親友がいる?」という質問になると、観客の意見は「いる」が多数派に。

しかし、波瑠さんは「私は人に何でも話さないかも。壁を作っているわけではなく、信頼している人はいるけど、何でも話すかは別かな」と逆の意見を。

二宮さんが「何でも話せる人が親友ではないという…」と話すと、波瑠さんは「やめてよ!友だちはいるよ」とたじたじ。最終的には「何でもは話さない…じゃあ、いないや」と笑いました。

一方の二宮さんは「“何でも話せる”という条件だよね…」としばらく考え込み、波瑠さんは「二宮さんの悩みなんて、わかる人いないよ。こんなにすごい人の悩みなんて、わかってあげられないもの」とコメント。

それを受けて、二宮さんは「仕事とか、置かれている立場みたいなものは、それだけで言うなら嵐の人たちになら言えるよね。だって、あの人たちしかわからないから」と答えました。

続けて、「ひねりにひねって、嵐が親友って着地(笑)」と自虐しつつも、「ずっと同じ価値観で進んでいる友だちというと、あの人たちしかいないからな」としみじみ。

観客に向けて「俺は(何でも話せる親友が)4人います!」と得意げな笑みを浮かべました。

映画「アナログ」は、10月6日(金)より全国公開。
配給:東宝 アスミック・エース
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