FODとPrime Videoにて、オダギリジョーさんが主演を務めるドラマ『僕の手を売ります』が配信されます。
『僕の手を売ります』は、オダギリジョーさん演じる主人公の大桑北郎(おおくわ・きたろう/45)が、多額の借金を返済するため、全国各地でアルバイトをして回り、そのゆく先々で起こる、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも、家族と向き合っていく物語です。
大桑北郎は、理系の大学院まで出たものの就職氷河期世代で就職をあきらめ、自らネットビジネスに乗り出しましたが大失敗をしてしまいます。
多額の借金を抱え、東京・町田市に妻の雅美(まさみ/43)、娘の丸子(まるこ/15)を残し、自分は全国各地でどんな仕事も引き受けるプロアルバイターをしながら借金完済を目指して生きています。
大桑は、全国津々浦々を駆け巡りアルバイトに明け暮れますが、数々のアルバイトをこなしてきた経験と持ち前の器用さに加え、なんだかんだ断れない性格から、どこへ行っても毎回その土地の個性あふれる人々のトラブルに巻き込まれてしまいます。
無事にお給料をもらい、次のアルバイトへ向かえるのか!?抱えた借金は、いつ完済できるのか…そんなこんなを繰り返しながらもその土地でひと仕事を終えると、妻と娘のもとへ帰っていきます。
大桑の妻・雅美を演じるのは、尾野真千子さん。
娘の丸子を演じるのは、當真あみさん。
ほか、水沢林太郎さん、大野泰広さん、松田美由紀さんが出演。
ゲストとして、中村アンさん、斉木しげるさん、眞島秀和さん、紺野まひるさん、石井正則さん、柳英里紗さん、円井わんさん、津村知与支さん、桜庭大翔さん、田中要次さんら個性あふれるメンバーが、続々と問題を抱える役どころで登場します。
本作は、映画「パビリオン山椒魚」(2006年)、「南瓜とマヨネーズ」(2017年)に続く、冨永昌敬さん、オダギリさんの2人がタッグを組んだ、6年ぶり3作目の作品となります。
主演でありながらもオダギリさんは企画段階から参加。2人が構想したオリジナル脚本を、オダギリさんは演技で、冨永さんは映像で具現化。オダギリさんと冨永さんのコンビから生まれる、ゆるく柔らかくも、クスッと笑えて、どこか知的で色気のある空気感を感じられる、2人のエッセンスが存分にあふれ出す作品となっています。
主題歌は、ファンタジックなメロディで世界の現実を描き続けてきたシンガーソングライター・七尾旅人さんが歌う「Drive into The Night」に決定。
昔から交流があり、冨永監督の世界観を知る七尾さんが、今回この作品のために主題歌を書き下ろしました。
『僕の手を売ります』(全10話)は、10月27日(金)0時より、FOD、Prime Videoで配信されます。
<オダギリジョー コメント>
今回は、企画の立ち上げから関わらせていただき、一段と思い入れの強い作品になりました。
どんな仕事でもやってのける器用さと、さまざまなトラブルを呼び込んでしまう不器用さを、ともにトラックに乗せて日本中を巡るロードムービーです。
冨永監督を筆頭に、最高のスタッフ、キャストで作り上げた『僕の手を売ります』。 楽しんでいただけると幸いです。
<尾野真千子 コメント>
いつもなら、まず内容が気になり台本を読みますが、この作品は『僕の手を売ります』という題名が一番に気になり、この作品に出たいと思いました。
冨永さんの現場はとても面白く、楽しく、現場に行ってみて、芝居をやってみてどんどん作られていく予想できない現場でした。 オダギリさんとの何度目かの夫婦役。今回もまた違った夫婦役、お楽しみに!
<當真あみ コメント>
オダギリジョーさん演じる大桑北郎と尾野真千子さん演じる雅美の娘、丸子を演じさせていただきました。私が演じた丸子はおしゃれに興味があり、いつも家にある父や母の服を着ては研究していたり、自分が面白いと思うことに真っ直ぐ進んでいく女の子です。
丸子の性格は、少しつかみづらくて監督からいろいろ話を聞いたり、丸子の服装などを手がかりに撮影していました。
作中の髪型は、撮影前にヘアメイクさんとお話しながら毎回違う髪型になっているので、そこにも注目して見てほしいです。
撮影現場は、現場に置いてある普段はあまり見ないような道具や家具などが独特な雰囲気を作っていたのですが、緊張せずむしろ落ち着ける撮影現場でとても楽しかったです。
私のお気に入りは、丸子の家にあったツタンカーメン型のティッシュケースです(笑)。ぜひ、いろんなところに注目して、ご覧ください。
<松田美由紀 コメント>
大好きなオダギリジョーくんと共演できるのは楽しみでした。撮影中、オダギリくんの芝居が面白くて、ついつい「面白すぎる!」と言ってしまいました。
オダギリくんからは、まさかの「美由紀さん、セリフ覚え良いんですね!」と褒めていただき、長いセリフは大変だったからうれしかった~。オダギリジョー流石を感じたドラマです。お楽しみに!
<冨永昌敬 コメント>
はじめてオダギリジョーさんとご一緒した映画「パビリオン山椒魚」(2006年)の現場で、彼は懐かしそうに「うちのお祖父ちゃん、オオサンショウウオ飼ってましたよ」と言いました。
僕のほうの祖父は、とにかく何にでも名前を書く人でした。『僕の手を売ります』の主人公「オークワ」は、背中に自分の名前を書いている男です。
手先は器用ながら、その生き方は見ていてイライラするほど不器用。みずから貧乏くじを引くことが生き甲斐のオークワを、僕にとって特別な俳優であるオダギリさんが見事に作り出してくれました。
僕もオダギリさんも孫はまだいませんが、いつか孫に見せるために作ったのがこの作品です。
<番組概要>
『僕の手を売ります』(全10話)
配信:
10月27日(金)0時より、FOD、Prime Videoで配信開始
#1~#3 10月27日(金)0時~(#1無料)
#4~#5 11月3日(金)0時~
#7~#8 11月10日(金)0時~
#9~#10 11月17日(金)0時~
※配信日時は予告なく変更される場合があります。Prime Videoでの視聴には、会員登録が必要です。
出演:
オダギリジョー
尾野真千子、當真あみ、水沢林太郎、大野泰広/松田美由紀
ゲスト出演:
中村アン、斉木しげる、眞島秀和、紺野まひる、石井正則、柳英里紗、円井わん、 津村知与支、桜庭大翔/田中要次 ほか
主題歌:「Drive into The Night」七尾旅人(SPACE SHOWER MUSIC)
音楽:of Tropique
脚本・監督:冨永昌敬
プロデューサー:下川猛、鹿内植、曽我めぐみ、加藤達也、 山本喜彦(MMJ)、大塚安希(MMJ)、オダギリジョー
制作協力:MMJ
制作著作:フジテレビ
(敬称略)
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