埼玉県民もそうでない人も必見!“壮大な茶番劇”の裏を見られる「翔んで埼玉展」に行ってみた!
GACKTさんと二階堂ふみさんがW主演を務める、映画「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」の展覧会に、フジテレビュー!!編集部が行ってみた!
魔夜峰央さんの原作「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」(宝島社)を実写映画化した「翔んで埼玉」(2019年)。その続編となる「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」が11月23日から全国公開されます。
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映画の公開を記念して、11月14日の「埼玉県民の日」より「翔んで埼玉展 -埼玉の皆様、展覧会を作ってゴメンなさい。-」が、“聖地”埼玉で開催。内覧会に参加したフジテレビュー!!が、展覧会の雰囲気やグッズをリポートします。
※記事内の金額は、税込みで表示しています。
「埼玉解放戦線アジト」にコバトンが!映画の裏側を見られる展示
会場は、埼玉県所沢市にある「ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム」。2020年にオープンした文化複合施設で、展覧会は3Fのミュージアムで開催されています。
会場へ入ると、麻実麗(GACKT)や壇ノ浦百美(二階堂)らの華麗な巨大パネルがお出迎え。インパトの強さ、美しさ、そして迫力に、早くも圧倒されます。
キャラクターたちの視線を感じながら進むと、この夏のイベント「お台場冒険王2023」にも登場した「都会指数検定」体験コーナーが。
埼玉解放戦線員・下川信男(加藤諒)のナビゲートで、都会指数を図るクイズに挑戦できます。
AかBか、回答を選んで各ブースに進むと、信男がVTRで正解を発表。内覧会では多数のメディア関係者が参加し、検定結果や信男の言葉、随所に織り込まれる“埼玉ネタ”に笑い声があがりました。
続いては、脚本や企画書を通して映画 「翔んで埼玉」の原点に迫る、制作資料の展示コーナー。
劇中にも登場する、埼玉と東京の県境に設けられていた「関所」も。埼玉県人が東京へ行くには、ここで“通行手形”をもらわなければいけない、という設定です。
埼玉県出身の記者も、屋根の下に立って関所の番人気分を味わってみたところ…埼玉と東京の、近くて遠い“距離”のようなものを感じました。2都県を何なく往来できる現実に感謝です。
そして、本展の目玉とも言える、背景美術コーナーへ。
映画で実際に使われた「埼玉解放戦線アジト」セットが再現されています。今作の映画で、麗は「埼玉県人の心を1つにするため、越谷に海を作る」という計画を打ち立てます。そのため、アジトにも、海を連想させるアイテムがずらり。
細部まで作り込まれたセットは、見ていると楽しい気分に。埼玉県のマスコット「コバトン」も麦わら帽子をかぶり、海らしい装いです。思わず海に行きたくなりますが、「やっぱり埼玉から海は遠いな…」と、“海なし県”であることを改めて意識してしまいます。
スタッフのこだわりが随所に!「池袋屋上」セット再現やデザイン画も
さらに「池袋屋上」のセットも登場。劇中の世界が目の前に広がっており、見慣れた百貨店のロゴや、怪しさ満点の雰囲気に何だかワクワク。
そして、美術セットの資料も多数展示。制作陣のこだわりが感じられ、1つひとつじっくり見たくなります。キャプションにはスタッフのコメントも書かれており、映画美術の世界をより楽しめます。
なかには、ロケ地が紹介されているところも。撮影は埼玉県だけでなく、群馬県や静岡県などでも行われていたようです。ちょっと足を伸ばして“聖地巡り”をしてみてはいかがでしょうか?
そして、キャスト陣の直筆サインコーナーを経て、人物・衣装デザインブースへ。デザイナー・柘植伊佐夫(つげ・いさお)さんによるデザイン画が展示されています。
展示解説によると「キャスト陣のパブリックイメージを融合させて設計を行なった」のだとか。個性的なイラスト、そしてデザイン画やキャプションに書かれた言葉は、見ていて飽きません。
終盤には、魔夜先生の原作原画の展示も。ここでしか見られない原作名シーンのほか、映画のために描き下ろされた、大阪府知事・嘉祥寺晃(片岡愛之助)と、滋賀解放戦線のリーダー・桔梗魁(杏)の貴重な原画もじっくり堪能できます。
買えばあなたも“埼玉化”!?ユニークなグッズも多数販売
最後は、展覧会オリジナルグッズも要チェック。
大迫力の「A3クリアポスター(各1,100円)」、かわいい「トレーディング名言アクリルキーホルダー(各880円)」「トレーディングゆらゆらアクリルスタンド(各990円)」は、ぜひゲットしたいアイテム。
さらに「トレーディングさいたまマークBIG缶バッヂ(各880円)」「展覧会に行ってきましたクッキー(1,188円)」など“埼玉グッズ”も、買っていけば話題になること間違いなし。魔夜先生の美しい「複製原稿(1,320円)」も見逃せません。
観れば埼玉をもっと好きになる(?)、埼玉愛にあふれた展覧会。映画と合わせて、ぜひ楽しんではいかがでしょうか。
<「翔んで埼玉展」を動画でもチェック!>
「翔んで埼玉展 -埼玉の皆様、展覧会を作ってゴメンなさい。-」概要
会期:2023年11月14日(火)~2024年1月14日(日)
※休館日:第1、3、5火曜日
※最新情報は、角川武蔵野ミュージアム公式サイトまで
開催時間:10時~18時(入場は閉場の30分前まで)
会場:EJアニメミュージアム(ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム3F)
主催:翔んで埼玉展 実行委員会
特別協力:映画「翔んで埼玉」製作委員会、埼玉新聞社
後援:埼玉県、所沢市
映画「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」は、11月23日(木・祝)全国公開。
©2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会
最新情報は、映画「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」公式サイトまで。
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