『うちの弁護士は手がかかる』で共演する3人が、語り合います。
12月3日(日)の『ボクらの時代』は、ムロツヨシさん、江口のりこさん、酒向芳さんが登場します。
江口のりこ「初対面ではない」に、酒向芳「どこで会ってます?」
3人は、ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(毎週金曜21時~/フジテレビ)で共演中です。
ムロ:昨日も、酒向さんと撮影は一緒でしたね。で、聞いたんですけど、(江口さんと酒向さんは)初対面なんですか?
江口:初対面ではない。
ムロ:あ、初対面ではないの?
酒向:…どこで会ってます?
ムロ:(笑)。ほら!そこからじゃない。
江口:松竹の撮影所なんです。京都の。だいぶ前で、何年も前なんですね。10年近く前かな。現場でお話もしてないですし…。
酒向さんは、思い当たる節がないという顔をしますが、江口さんの説明で当時を思い出します。
また、ムロさんと江口さんが、実は「先輩」「後輩」の間柄だということにも言及します。
酒向芳「劇団をあちこち受けて落ちた」
劇団員として役者のキャリアをスタートした3人。
ムロ:(江口さんに)酒向さんの劇団員時代って、僕ら、見てないよね?
酒向:ああ、見てないよね。
江口:うん。
酒向:ジェネレーションギャップがあるから(笑)。
ムロ:そうなんですよ。たぶん…。
酒向:20年くらいあるんじゃない?
ムロ:そうだと思います。酒向さん、何歳のときに劇団とかですか?
酒向:23、4のころじゃないかな。
ムロ:そこからの演劇生活スタートですか?
酒向:学生を卒業して、受けて落ちてんだよ。だいぶ、あちこちね。
酒向さんは、「大手の劇団、全部落ちたね」と語り、アルバイト経験や、劇団員としての雑務やチケットのノルマなどを述懐します。
また、現在も劇団東京乾電池に所属している江口さんは、劇団の縦社会の中で「うまいこと立ち回って逃げてました」と言って…。
ムロツヨシ「役者の取り扱いの温度差にびっくりする」
ムロさんは「小劇場からやってると、演劇のときのスタッフさんの僕たちに対する取り扱いと、映像(の仕事)に行ったときの役者の取り扱いの温度差にびっくりする」と打ち明けます。
江口:それは変わる、やっぱり。
ムロ:その変わり方の差が、戸惑うよね。
酒向:そこは、変わってしかるべきだろうね。同じような扱いに(なるべき)…。それはやっぱり、向こうの気の遣い方なんだろうね。
ムロ:そうなんですよね。セットを通るときに、(映像の仕事の)やさしいスタッフさんは、こうやって(足元を指すように)やってくれて「ここ、ケーブルあります」「段差あります」…おじいちゃんになったらやって!
酒向:(笑)。
ムロさんは、丁重に扱われる映像の現場について、「1人でできるんだけど、その人の仕事をとってしまうのも嫌なんです」と、現場で感じている葛藤を語り、今の撮影現場では、スタッフに関してあることを「禁止した」と明かします。
ほかにも、ムロさんが影響を受けた俳優や、江口さんが劇団東京乾電池の研究生となった経緯なども語ります。
さらに、5人きょうだいだという江口さんと酒向さんの幼少期のこと、酒向さんから独身のムロさん、江口さんに「家庭を持ちたいとは思わないの?」と結婚観を聞いていくなど、さまざまな話題を展開します。
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