高塚大夢の「ピクミンに沼る理由」第3位 作り込まれた世界観とキャラクター

高塚大夢がピクミンに沼る理由ベスト3、第3位は「作り込まれた世界観とキャラクター」です。

ピクミンのゲームの中の世界は、この地球上のどこかの一部を切り取ったようなステージになっていて。どこかの家の庭だったりとか、森の中だったりとか。最新作だったら人が住んでいた形跡のあるお家の中とか、本当に自分たちに馴染みがあるような場所を切り取っているんです。そのステージの中にいる植物とかも現実にある植物だったりとか。本当にこの現実世界のどこかにピクミンがいるんじゃないか?っていう気持ちを掻き立てられたりとかもします。

ピクミンっていうゲームが「ピクミンを使ってお宝をたくさん集めるゲーム」なんですけど、そのお宝っていうのが人間が捨てちゃうゴミになるようなものなんです。瓶の蓋だったり、乾電池だったり、身近にあるものがピクミンの世界ではお宝になっているのもすごいと思って。どこかで人が捨てたものをピクミンが回収してくれているような感じがすごく良いなって思います。

ピクミンの世界観にすっかり魅了されている高塚さんですが、他にも魅力的なことがあるといいます。

敵のキャラクターがいて、ピクミンの世界で「原生生物」って呼ぶんですけど、その原生生物が現実世界でも実際に生きていそうなほど作り込まれているんです。ただの敵なんですけど、しっかりと通称と和名と科目まであって、その進化の過程まで見えるような、オス・メスがある種類がいたりとか。本当にただの敵なんですけど、敵にも愛着が湧いてしまうくらい、子連れの敵がいたり、もう倒すのもかわいそうになってしまうほどのキャラクターたちがいるのが本当に良いですね。