大学対抗で“アカペラ日本一”を競う『青春アカペラ甲子園!全国ハモネプリーグ 大学日本一決定戦』に、フジテレビアナウンサー・永尾亜子、藤井弘輝、久慈暁子、杉原千尋、藤本万梨乃、堀池亮介、佐久間みなみのアナペラチームが“ハモネプ21世紀枠”として出場する。
今回の番組参加にともない、2月22日(月)から2月26日(金)にかけて放送された『バイキングMORE』では、フジテレビアナウンサー陣の事前練習の様子を撮影したVTRが紹介された。
ここでは、その模様の一部を紹介する。
音楽スタジオに集まった永尾・杉原・藤本アナ。オンラインで中継がつながれたモニター越しに広瀬香美が登場すると、3人は「え〜!?」と絶叫。アナウンサーチームの歌唱力を劇的に向上させるべく、広瀬直伝の歌唱レッスンがスタートした。
藤本アナに「音痴になって歌う!」とアドバイス!?
あまり歌は得意ではないという藤本アナ。『ハモネプ』への出場が決まってからというもの、とにかく自主練でキャッチアップを目指しているそうだが、「音程でしか(楽譜を)追えない状態」に陥ってしまっているという。
そんな藤本アナに広瀬からは「本能のままに音痴になって歌う!」と意外なアドバイスを。「藤本さんは歌っているときの意識がそれ(=音程の正確さ)だけなので、音楽としてはちっとも楽しくはないんですよ」「楽しむことに徹したら、音程は外れるかもしれないけど、聴いている人たちは楽しいです!」と広瀬。
“根性論”のようにも聞こえるアドバイスだが、広瀬のリードに合わせて「ロマンスの神様」を歌いはじめた藤本アナの声は一気に明るくハリのあるトーンになり、顔の表情が和らいだこともあってか声色にも自然と緩急がつくように。
「発信者の心がリスナーに伝わってしまうので、音程とか歌詞よりも、まずは楽しむことが一番!」と強く話す広瀬に藤本アナは「今まで考えてみたこともなかったです!楽しく歌います!」と気合を入れた。
高音が苦手な永尾アナには「手を挙げてください」!
続けて広瀬のレクチャーを受けたのは永尾アナ。普段の話し声も低く、高音に苦手意識がある彼女は「どうやったら高音が出せるようになりますか?」とおそるおそる質問を。
持ち前のハイトーンボイスで知られる広瀬によれば、“誰でも高音が出しやすくなる方法”があるという。
「“次、高音が来る!”と構えてしまうと、どうしても体が力(りき)んで喉がしまっちゃって、歌声に乗せる息の量が少なくなってしまうんです。力むのをやめるだけで、声が出るようになると思います」
さらに、「手を挙げると高い音が出ます!」という広瀬。手を挙げることで肺が広がって息が入りやすくなるだけでなく、下半身が安定して歌いやすいそう。
VTRでは、広瀬が実際のライブでも腕を上に向かって突きあげながら歌っているシーンを紹介。「振り付けっぽく見える(笑)」と自らもこのテクニックに太鼓判を押した広瀬は「調子が悪い時は挙げっぱなしです(笑)。もしお声の調子が悪いときなんかは、手を挙げながら『今日のニュースです!』ってやってみてください(笑)。声の張り方が全然違うと思います!」と永尾アナにアドバイスを寄せた。
杉原アナには「片足スクワット」!
「もしかして私の大学の後輩ですか!?」という広瀬。その言葉のとおり、広瀬と杉原アナはともに国立音楽大学の出身だ。もともと声楽の素地がある彼女にも、広瀬流の歌唱力アップ法が伝授された。
「筋トレはかなりやってます」という広瀬いわく、歌うためには全身の筋力が必要になるそうで、特に「前もも・ふくらはぎ」の筋肉を重点的にトレーニング中。実際のライブでも手を挙げると同時に“少しだけしゃがみながら”歌うシーンもあるそうで、時には片足スクワットしながら練習しているとのこと。
そう聞いた杉原アナもさっそく片足スクワットをしながら「ロマンスの神様」を熱唱。あまりのハードさに息切れしてしまう杉原アナだったが、「先輩から言われたことを身につけて頑張ります!」とやる気を見せた。
アナウンサーチーム全員が集合して練習できたのはわずか2回のみ。広瀬直伝のアドバイスを受け、ハイレベルな大学生チームの争いにどこまで食らいつくことができたのか?『青春アカペラ甲子園!全国ハモネプリーグ 大学日本一決定戦』は、2月27日(土)21時よりフジテレビ系で放送される。