4月5日(月)放送の『ネプリーグSP EXITりんたろーが鈴木亮平&吉岡里帆率いてぺこぱと激突!』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらい!
カンボジアの世界遺産・アンコールワットの名前を答える問題では、地理担当の村瀬哲史先生が解説を加えてくれた。
江戸時代にも、日本人が訪れていたと言われるアンコールワット。遺跡の中には、「森本右近太夫」という侍の落書きが今でも残されている。
そのアンコールワットがあるカンボジアは、フランスからの独立後、何度も国旗が変更されている。
1948年以降現在まで6枚の国旗がデザインされたが、そのすべてに描かれているのがアンコールワット。時代が変わっても、アンコールワットが国民にとっての誇りだということが、国旗の変遷からもわかるのだ。
「薬玉(くす玉)」の由来&「檄を飛ばす」の正しい意味とは?
林修先生が解説してくれたのは、「くすだま」を漢字で書く問題だ。「くすだま」=「薬玉」は、もともと、麝香(じゃこう)や沈香(じんこう)などのお香を、錦の袋の中に入れて飾るものを表す言葉だった。
昔は貴族の贈り物としても使われていた「薬玉」は、香りで邪気を払うと言われ、端午の節句などで柱にかけて使われるように。その形に似せて、現在の「くすだま」が作られたのだそうだ。
「檄(げき)を飛ばす」を漢字で書く問題では、林先生が「檄」の由来と正しい意味を教えてくれた。
昔の中国では、民衆に呼びかけるための文書を、木の札に書いて立てていた。「檄」というのは、そこに書かれた文書を指す言葉だと言われている。
最近では、「叱咤激励する」という意味で「檄を飛ばす」が使われる事が多いが、それは完全な誤用。「檄を飛ばす」というのは「自分の主張や考えを人に知らせ、同意を求める」という意味で、「激励」の「激」と「檄」を勘違いして、「叱咤激励」の意味で誤用されるようになったと考えられるそうだ。
自分の意見を記した文書を「檄文(げきぶん)」といい、「檄を飛ばす」と同じ意味の「飛檄(ひげき)」という言葉もあるので、合わせて覚えておきたい。
4月5日(月)放送の『ネプリーグSP EXITりんたろーが鈴木亮平&吉岡里帆率いてぺこぱと激突!』では、EXITのりんたろーがリーダーを務める「木10『レンアイ漫画家』チーム」と、長嶋一茂ら「人生波乱万丈チーム」が常識力を競い合った。