5月3日(月)より、FODにて、韓流ドラマ『君のハートを捕まえろ!~Catch the Ghost~』(原題『幽霊を捕まえろ』)をTVOD(都度課金型配信)にて独占配信する。(第1話~16話、6月3日(木)より、第17話~32話を配信)

主演は『スタートアップ:夢の扉』(2020年)の投資家ハン・ジピョン役で人気を確固たるものとしたキム・ソノ、ムン・グニョンが務める。

冷静エリート警察官コ・ジソク(キム・ソノ)と新人警察官ユ・リョン(ムン・グニョン)の2人が、韓国の地下鉄内で発生したさまざまな駅で事件を解決していくうちに、恋に発展していく捜査ラブ・コメディだ。

今回、キム・ソノのスペシャルインタビューが到着。ドラマの見どころから日本のファンに向けてのメッセージまで語り尽くしてもらった。

<キム・ソノ インタビュー>

――演じたコ・ジソクという人物はどういう人?

僕が演じたコ・ジソクは、認知症の母親がいるために夢を少し諦めて、広域捜査隊から鉄道警察隊に志願します。原理原則主義、安全第一をモットーとし、でも、ちょっと天然でミスもするような、そんな班長です。

もちろん、ジソクにも短所がありますが、人間的な魅力にあふれています。台本を読んだときに、彼の母親を思う気持ち、周りの人たちをかばうところにとても温かみを感じて、この役をやってみたいと思って出演を決めました。

――コ・ジソクという役はとにかく走り回るし、ケンカも強い。何度も涙を流すし、ロマンチックな要素もあります。事前にどのような準備を?

走ること、体力的なことは、朝のウエイトトレーニングとランニングで鍛えました。そしてアクションシーンのためにグニョンさんと撮影の2ヵ月ほど前からアクションスクールに通って練習を重ねました。もちろんグニョンさんのほうがかなり上手ですが、2人とも上達しました。

――アクションシーンに加え、ラブシーンも見どころです。コ・ジソクとユ・リョンの名シーンは?

ユ・リョンが僕の班ではなく「他の班に行く」と言い、それを聞いた僕が「人の心がそんなに簡単に変わるなんて」と言うシーンがあります。それは後輩の警察官に向かって言うのではなく、まるで恋人に言うかのように、いくつもの解釈ができるようなセリフでした。そこはちょっと面白かったんじゃないかな。

それと、僕がユ・リョンを会議室に引っ張っていって後ろから抱き締めるシーンがあります。そういうシーンが印象深いです(笑)。

あと、スクーターのシーンですね。とにかく近くにいて、2人きりの会話だから、すごく初々しい感じでした。最初、ちょっと不自然に服をつかまれていて、だんだんと後ろから抱き締められていくのがすごく印象に残ってます。

――撮影中で印象的だったエピソードは?

会議室で、後ろから抱き締めるのではなく、向かい合って抱き寄せるシーンがあります。カッコよくドアを閉めて抱き寄せなきゃいけないのに、ドアを雑に閉めてパッと抱き寄せたから、みんなに「変だ」と笑われました。それで顔が真っ赤になったのを覚えてます。集中していたけど、あのときは顔が真っ赤になりました。

――相手役のムン・グニョンさんとの相性は?

演技が上手で、気配りもできる俳優です。いろいろな話をして、仲間として、年上と年下として、同じ俳優として、距離がとても縮まりました。プライベートの話もして親しくなったので、演技もしやすくなり、さらに相性がよくなったのだと思います。

――劇中では親に対する気持ちを表すシーンが多いです。母親に対してむせび泣くシーンもありましたが、泣く演技はいかがでしたか?

先輩(母親役のナム・ギエ)からは、「泣く演技よりも笑わせるほうが難しい」と言われました。僕も同感です。泣く演技は先輩の演技がとても素晴らしかったので、先輩を見るだけでも泣けてきたほどでした。大変だったという記憶はなく、それほど先輩が立派で、すごく助けていただきました。

――撮影現場では主に誰がムードメーカーでしたか?

僕も楽しく盛り上げました。それにグニョンさんは3時間も走った後に、「大丈夫?」と聞いたら、「全然疲れてない」と言って叫んでいました。それをみんなが温かい目で見守って楽しんでいたので、グニョンさんがムードメーカーだったと思います。

――撮影で大変だったシーンや、思い入れのあるシーンは?

大変だったシーンは梨泰院の近くで撮影した、放水砲のシーンでした。何時間も追撃戦を撮って、みんなびしょぬれになりました。消防車を呼んでホースの水を浴びて、体力が尽きた状態でそれを撮影して、翌日にまたびしょぬれになる。

この作品は本当に体力的にきついと思いましたが、出来上がった映像を見たら、僕もグニョンさんもいい感じで映っていました。苦労した結果、すてきな映像に仕上がっていたんです。だから思い出深いです。

――俳優キム・ソノにとって『君のハートを捕まえろ~Catch the Ghost~』はどんな作品?

僕にとっては大きなプレゼントのような作品です。なぜなら僕が最初から最後までドラマを引っ張って、いい人たちと出会って話をしながら、ひとつの作品をみんなで作り上げたということが、とてもありがたいし幸せなことだからです。一生忘れないでしょう。だから本当にプレゼントをもらった気分で、とてもうれしいです。

――今後、こんな作品に出てみたいという希望は?

人間くさくて、家族のエピソードも織り込まれていて、専門職の役だとうれしいですね。医師、弁護士などにチャレンジしてみたいです。

――日本の視聴者にこの作品の見どころを!

このドラマはいろいろな要素が網羅されているので休む暇がありません。画面転換も早くて、見応えがあるので、スリラー、コミカル、ロマンスなどいろいろなジャンルをひっくるめて楽しんでいただければと思います。一生懸命に撮影したので、ぜひ応援よろしくお願いします。

<インタビュー動画はこちら!>

『君のハートを捕まえろ!~Catch the Ghost~』はFODにてTVOD独占配信!
最新情報は公式サイトまで。