5月30日(日)放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、千葉県館山市の郷土料理「ごんじゅう」が紹介された。

目の前に青い海が広がる館山市の貸別荘「モントレーハウス」でくつろぎのひとときを満喫している松岡修造。すると「修造さ~ん、お待たせしました」と呼ぶ声が。

海を見渡せる気持ちの良いテラスで、長谷川留美子さん・勝也さん夫妻が、館山市民の元気玉!祭りの血が騒ぐ「ごんじゅう」という郷土料理を紹介してくれた。

「ごんじゅう」は、「八幡のまち(やわたんまち)」という館山の大きな祭りのときに、地区で出すお神輿を担ぐ人に食べてもらう郷土料理だという。

おひつに入った「ごんじゅう」を見て、「チャーハンのようにも見えますね」と松岡が率直な感想を伝えると、「豚肉、油揚げ、かつお節を甘辛く煮詰めて炊いたごはんに混ぜています」と留美子さんが調理方法を教えてくれた。

「混ぜごはんをおにぎりにするということですね!」と松岡は理解。「ごんじゅう」という名前の由来を「5本の指で握ってるから、両手分の“5と5で10”、ごんじゅうのおにぎり」と解説すると、「あー!両手を合わせてごんじゅう!」と両手を広げながら声をあげていた。

「留美子さんのごんじゅう、いただきます!」とまん丸のごんじゅうを頬張ると、「豚が入ってる。これはかつお節ですか?食べたことないです、この感覚は」と味わいながらも頬張り続ける松岡。

「千葉というと、もっと魚とかでは?なんで豚なんですか?」と素朴な疑問をぶつけると、勝也さんは「お神輿を担ぐときに、力がわいてくる要素が入っていると言われています」といい、「お酒のつまみと合わせながら食べられる」と、ごんじゅうの魅力を紹介。

千年余りの伝統を誇る安房地方で一番大きなお祭り「八幡のまち」を盛り上げるためには、ごはんの炭水化物=エネルギー、豚肉のビタミンB1=疲労回復効果、が欠かせない“アスリート食”だと留美子さん。

長谷川夫妻が解説している間もごんじゅうを頬張る松岡は、「豚の汁がじゅわ~と出てくる。すごいジューシーですね」とその味を絶賛し続ける

しかし、最近ではごんじゅうを作って出す家が少なくなってきたと明かす留美子さんに、「絶対これは長谷川さんが受け継いでいかないといけない!」と強く希望しつつ、「一番の違和感は、ごんじゅうの祭りのストーリーとこの景色ですね」と、エネルギー溢れる祭りの話と穏やかな海の景色を対比させて笑っていた。

次回は6月6日(日)に放送予定。

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