毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくフジテレビのトーク番組『ボクらの時代』。
5月2日(日)の放送は、さだまさし、松本人志、泉谷しげるが登場する前編。
松本人志「さださんに呼ばれたら断れない」
ミュージシャンとお笑い芸人の組み合わせに、さだが「この3人の関係性がまず、みなさんには理解できないんじゃない?」と切り出す。
松本:ああ、なるほど!そうですね。
さだ:僕と泉谷さんは、ギター持って、しゃべるタイプの2人だから。
松本:まぁまぁ、“おしゃべりミュージシャン”の、グループですもんね。
さだ:そうそう。音楽があまり重要でない…。
泉谷:わははは!
松本:そんなことはないですけど(笑)。
「やっぱり(この3人で)異質なのは、松本さん」とさだが言うと、松本は「さださんに呼ばれたら断れないんですよ」と、その理由を語り、2人の出会いを語っていく。
泉谷「何こいつ?」と思っていた…さだの「曲が暗い」!?
さだと泉谷は、当初は「全然接触がなかった」という。
泉谷:ないね。ハッキリ言って「何こいつ?」と思ってたからね。最初はね。
さだ:あ、俺を!?
泉谷:そうそう。暗いんだよね、曲が。
さだ:暗い、暗い(笑)。
松本:(苦笑)。
泉谷:「『精霊流し』だ!?コラ!」みたいな。
松本:僕は、暗いと思ったことは1回もないんですけどね。
さだ:(松本に)ほらほら!言って。言って。
そういう泉谷も「どっちかというと、暗い歌を作っている(笑)」と告白し、普段のやりとりを明かしていく。また、2人の出会いとなった、そうそうたるメンバーでの「普賢岳災害救済スーパーバンド」の裏話や、泉谷がさだを「好きになった」理由などで盛り上がる。
コロナ禍での「面白い話がない」仕事への影響
また、3人はコロナ禍における仕事への影響についても語る。
松本:あのね、やっぱり、『すべらない話』で、みんなの芸人さんの話を聞いてるとコロナ禍の話ってあんまりないんですね。
さだ:ないでしょう。
松本:もう、街に出ないし、芸人同士の会話もないので。面白い話がないんですよ。
さだ:わかるなぁ。
泉谷:(うなずく)
さだ:泉谷さんは、全然歌わなかった?人前で。
泉谷:いやあの、YouTubeとか配信で。
さだ:生は?なし?
「生は基本的にやってない」と言う泉谷。その理由に一同は、笑い合う。
一方、「我慢できずに、ツアー始めたんですよ」と言うさだは、コンサートにおける感染症対策なども明かしていく。
松本が語る嫉妬した芸人とは?
松本と初めて会ったときには「とっちめてやろう」と思っていたという泉谷は、その思いは「嫉妬」から出たものだったろうと振り返る。
さだ:松本さん、嫉妬することないんですか?例えば、芸人同士とか。
松本:昔はあったでしょうね。今は相当、なくなりましたね。
さだ:嫉妬した芸人って、どういう人?
松本:やっぱり、(島田)紳助・(松本)竜介さんじゃないですかね。
さだ:あ、紳助・竜介さんの時代ですか。
すると、松本は宮本武蔵の「五輪書」になぞらえてお笑いへの思いを語っていく。
そのほか、「松本人志を越える芸人は出てくるのか」という質問に松本が答えるほか、さだから何度も「ピッチが合ってない」と言われてしまう泉谷の音楽への思い、お互いの楽曲を歌い合ったエピソードなどが飛び出す。