5月5日(水)、母と子の壮絶なドラマを描いた映画「明日の食卓」の完成報告会が行われ、これが10年ぶりの映画主演作となる菅野美穂と、高畑充希、尾野真千子らが登場した。

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報告会後、めざましテレビのインタビューに答えた3人。

劇中で、2人の息子を育てるフリーライターを演じた菅野は、実生活でも5歳の男の子と、2歳の女の子を持つ2児の母ということで、母親として共感する場面もあったそう。

「男の子は本当にふざけるんですよ。真面目にしなきゃいけないところでふざけて、『楽しんで』っていうと尻込みしたりするの」と、日常の一コマを明かし、「『あぁ今日も怒った』と思って寝て。言って聞いてくれたらいいなあと思うんですけど」と、苦労を語った。

昨年8月から行われた映画の撮影では、また別の苦労があったそう。

菅野は「感染症対策もした上で熱中症にも気をつけなきゃいけない」と振り返り、高畑も「ロケに出ていたのでエアコンがなくて、扇風機とかも音の関係でつけられないから、ここで死ぬのかなって思うくらい暑かった」と、体力的に大変な撮影だったとコメント。

この映画は、菅野、高畑、尾野が三者三様の母親を演じている。そのため3人は共演シーンがなく、撮影はそれぞれバラバラに行われた。

そんな撮影当時について、尾野は「台本ちょこっと書き換えて、会うシーンを作ってくれないかなって思ってたくらい、会いたかったです。会えるって素晴らしいですね」と笑顔に。

永尾亜子アナウンサーが、映画のタイトルにかけて「3人で『食卓』を囲める日がくるといいですね」と話題を振ると、菅野は「みんなで中華とか行きたいですね。中華何が好きですか?」とグルメ談義に。高畑は「ピータン豆腐が好き」とニッコリ。

尾野が「チンジャオロース」と答えると、菅野も「たけのこも今、おいしいしね」と笑顔で共感。そんな菅野は「海鮮あんかけ焼きそば」が好きだそうで、盛り上がった。

映画「明日の食卓」は、5月28日(金)全国ロードショー。
©2021『明日の食卓』製作委員会

最新情報は、映画「明日の食卓」公式サイトまで。