6月5日(土)24時10分よりスタートする、羽田美智子主演、オトナの土ドラ『♯コールドゲーム』の主題歌が、ファーストサマーウイカの「帰り花のオリオン」に決定した。

今年2月に、鮮烈な歌手デビュー発表で衝撃を与えたファーストサマーウイカ。その2曲目となるデジタルシングル「帰り花のオリオン」は、自身の音楽レーベル「soshina」を立ち上げたばかりの霜降り明星の粗品が、ファーストサマーウイカとコラボしドラマのために初めて書き下ろした楽曲。

かねてよりファーストサマーウイカ自身が、粗品が持つ音楽センスに惹かれ、
粗品が発表していたボカロ楽曲のリスナーだったことから、今回のタッグが成立。やさしいイメージのタイトルからは想像がつかないほど、非常にアグレッシ
ブなロックサウンドの一曲となっている。

<粗品 コメント>

――「帰り花のオリオン」はどんな楽曲ですか?

ファーストサマーウイカにしか歌えない、力強いけど少し不穏なロックです。アーティストの方に楽曲提供、しかもそれがドラマの主題歌というのは初めてなので、神経を鋭くして、ウイカさんの音楽と、『#コールドゲーム』の世界を壊さないように頑張りました。

ドラマの台本を読みながら、何回も何回も、この曲が劇中で流れる想像をして、興奮しながら作った曲です。

――ファーストサマーウイカさんとの初タッグはいかがでしたか?

普段、バラエティ番組で共演することが多く、面白い人としか思ってなかったんですが、ちゃんと音楽人でした。

「ウイカさんが歌うんやったら、このくらいやってもええか」と思いながら難しい譜面を作成したんですが、しっかりプロフェッショナルとして仕事をしていただき、ちゃんと思い描いてたウイカさんっぽい曲になりました。

あと、会う度にメイクの雰囲気が変わってて、なんか毎日楽しそうでした^^

<ファーストサマーウイカ コメント>

――主題歌「帰り花のオリオン」の印象は?

ドラマを後押しできるような強い歌を歌いたいと思っていたところ、予想を遥か斜めに超えてくるパワフルな楽曲を粗品さんが作ってくださいました。

非凡なメロディとリリックに終始「粗品節」が炸裂しています。特にサビは、ドラマのストーリーにも通ずる強いメッセージに魂の叫びを感じ、全身全霊で歌いました。

――粗品さんとのタッグはいかがでしたか?

やっぱり天才でした、粗品さん。ドラマと私に寸分狂わずフィットした戦闘服を作ってくださった感覚です。器用すぎ。

一緒に作業させてもらって、音楽に真摯で丁寧、かつ繊細でやさしい方でした。経緯は長くなるので割愛しますが、同時期にユニバーサルに所属したというのも運命だと思っています。私だけかもしれないけど!

会うたび、奇跡みたいな寝癖で登場してくれたので、とても癒されました。

<『#コールドゲーム』あらすじ>

西暦20××年。地球は、隕石落下の影響で地軸が大きく変動し、急激に寒冷化。マイナス 45℃の氷河期に突入していた。あらゆる文明が、氷漬けとなった極寒の世界。

祥子(羽田美智子)たちが逃げ込んだ避難所第七支部は、地熱の高い土地に建つ旧小学校を改築した施設。第七支部を取り仕切る支部長の元国会議員・如月(中村俊介)は、“愛をモットーに生き抜こう”と方針を掲げ、部屋割りも配給もすべてを家族優先で行っていた。

単身避難者からは不満の声が上がる中、「ほんとあたしたち、家族一緒でよかったわね」と笑う祥子…。

実は、祥子は前科2犯の天才詐欺師。家族優先が鉄則の避難所を生き抜くために、夫、息子、娘になりそうな3人の生存者に協力を呼びかけ、家族を偽装していたのだ。

そんな祥子の願いは、氷河期で生き別れとなった幼い息子との再会。生きて息子に会うまでは、どんなことをしてでも生き延びる覚悟でいた。

そんな生活の中、「何か起こりそうな気がする…」という祥子の悪い予感が的中する。不当な扱いに耐えかねた単身者たちが、人質を取って立てこもり、待遇改善を訴える反乱を起こしたのだ。

平和に運営されていたはずの第七支部は、大パニックに…。