毎週土曜と日曜にフジテレビで放送中のスポーツニュース『S-PARK』。番組収録後に、アスリートとオフトークする企画が、『S-PARK』の番組公式YouTubeチャンネルに連載されている。

番組キャスターの宮司愛海(フジテレビアナウンサー)がアスリートの“素”に迫る、題して「素-PARK」だ。

第7回は、5月16日(日)の放送で東京パラリンピック開幕 100日前特別企画」のコーナーに出演した、東京パランピック日本代表、陸上の佐藤友祈(さとう・ともき)選手が登場。

佐藤選手は、2016年のリオパラリンピックで2個の銀メダル(400m、1500m/T52)を獲得。2018年には、両種目で世界記録を樹立。東京パラリンピックで、世界記録での金メダル獲得を目指している。

佐藤選手の動画は、フジテレビパラスポーツ応援サイト「パラ☆DO!」でも視聴可能。

今回は、宮司アナに代わり、鈴木唯フジテレビアナウンサー、中村光宏フジテレビアナウンサーとトークを繰り広げた。

今回は、レース後半から心身ともに限界突破することでトップを狙う佐藤選手独自のレース展開「ノーリミット走行」に注目。

中村アナ:佐藤選手のリミッターの外し方は、どういうやり方なんですか?

佐藤選手:そうですね。基本的に、好きなこと、無心になっていることしか外れないというか。そもそも好きなことをやっているから、外そうという感覚がないんですよね。楽しもうという。

中村アナ:試合だったり大会の雰囲気があるから、リミッターが外れていくという感覚ですか?

佐藤選手:大きい、小さい、国内、世界問わずに常にレース前って、ワクワクドキドキしてめっちゃ緊張するんですよ。その緊張感を味わっているからこそリミッターが外れるんだと、僕は思っています。

中村アナ:はぁ(と、感心)。

佐藤選手:感覚的には、「苦しいけど、このもがいた先にどういう景色があるんだろう」と探求したくなるような感じです。ゴールした瞬間倒れてしまっても構わない、そのくらいもがききるということに対して、ときめきが大きいので。

鈴木アナ:へぇ(と、感心)。

佐藤選手:レース前日は、弱い自分を自認して「ああ、どうしよう…」という、不安や緊張を全部吐き出し、自分の体の中をカラに。レース当日は、どんどんポジティブなワードを取り入れていくんですよ。この時点では、リミッターが外れている、ゾーンに入っているというわけではないです。

ここから、佐藤選手はレース直前~スタート位置についた瞬間に何をするかまでのルーティンを詳細に語っている。

また、動画後半には佐藤選手の意外な趣味が明らかに…。

中村アナ:囲碁が、県8位(高校時代)って聞きましたよ。

鈴木アナ:すごい!

佐藤選手:囲碁に関しては、おじいちゃんの影響で始めたんですけど…。

この囲碁のエピソードからは、ノーリミット論5つ目となるキーワードも飛び出すことに!

佐藤選手の「ノーリミット論」が見られる「素-PARK」の動画はこちら