6月27日(日)放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、大分県杵築市の別府湾の旨みを凝縮した「スープ・ド・ポワゾン」が紹介された。

大分空港の近くにある、食通をうならせるフレンチレストラン「M.Miura」のオーナーシェフ・三浦政智さんに、南仏のビストロの定番料理「ヒメジのスープ・ド・ポワゾン」を紹介してもらう。

スズキ目の小さい魚「ヒメジ」を丸ごと煮て裏ごししたスープは見た目にも鮮やか。「見た目はふんわり軽い感じ」と感想をひとことコメントしてから、口に運ぶ松岡修造。

しばし味わうと、小さく「ほぉ…」と息を漏らし、「ごめんなさい、おいしいわ」とあまりのおいしさになぜか謝った。

「見た目の華やかさとか、そのまま口にやってくる」と絶賛し、三浦シェフに「どうしてこの魚はこんな味が出てくるんですか?」と、魚特有の臭みが感じられないことを不思議に思いたずねると、「新鮮な状態のヒメジを丸ごと焼いて、リキュールでフランベし短時間で煮ることで臭みを一切感じさせない」と、プロならではの調理ポイントを解説。さらに裏ごしすることで、味自体は濃厚だが、軽い口当たりの仕上がりになるという。

続いては、ビールで揚げたフランス式の天ぷら「天然車海老のベニエ」を実食。松岡は「海老のねっとり感というか、甘みがすごい出ています」とその味を堪能。

「中に大分県産の生ウニが入っています」と三浦シェフが解説すると、松岡は「これ、ウニなんですね!」と驚き、「だからこの旨みとまろやかさというか…トレビア~ン」と褒めたたえた。

この場所でレストランを開いている理由を、「食材もいいものがたくさんある、それをフレンチで地元の人に食べてもらいたい」と語る三浦さんに、「三浦さんの地元愛、まさに三ツ星ですね」と手放しで称賛した。

次回は7月4日(日)に放送予定。

番組公式インスタグラムでは、メイキング動画を配信中!