7月5日(月)にフジテレビで放送された『ネプリーグ』は、<レジェンドアスリートチーム><女子バレーチーム>が対決した。
<女子バレーチーム>には、ネプチューン(名倉潤、原田泰造、堀内健)とともに江畑幸子、狩野舞子、栗原恵が参加。日本の女子バレー界をけん引してきた3人が、スポーツ問題が中心の常識クイズに挑戦した。
栗原恵「いろいろさらすつもりで腹くくってきました」
クイズ番組への出演が珍しい栗原が、「今日は、(自分の学力など)いろいろさらすつもりで腹くくってきました」と気合十分な様子でスタートした今回の対戦。
1stステージ「ハイパーファイブリーグ」(※)では、順調に正解を重ねていた<女子バレーチーム>。しかし、3問目の「JRA=日本○○○○○(正解は、中央競馬会)」という正式名称を解答する問題で、1文字目の原田が「競」、2文字目の栗原が「馬」、3文字目の狩野が「馬」と答え、不正解に。
正解の文字を当てはめていた江畑、名倉の答えと合わせ「競馬馬馬会」という、「馬」ばかりの解答になってしまい、スタジオの爆笑をさらった。
※「ハイパーファイブリーグ」は、問題に1人1文字ずつ答えるゲーム
そんな珍解答はあれど、リードを奪い、2ndステージ「カラ漢リーグ」でさらに<レジェンドアスリートチーム>とのポイント差を広げた<女子バレーチーム>。勝利は確実かと思われたが…。
3rdステージ「ハイパーボンバー」(※)、1問目の「それぞれのスポーツを英語で書いて答えろ」という問題で、「ボクシング(正解は、Boxing)」をなぜか不正解だと言われても何度も「Box」と書く原田がブレーキに。続けて原田が「バスケットボール(正解は、Basketball)」を「Bask」、「ホッケー(正解は、Hockey)」を「Hokke」と書いたところでタイムオーバー。
※「ハイパーボンバー」は、答えが10個以上ある問題に5人で順番に解答していくゲーム
この原田のミスを受け、2問目は、解答順2番の位置を担当する栗原が2回(答えが10個あるうち、5人で9個を)解答しなければ勝てないという状況になってしまう。
しかし、堀内の提案で日本代表時代にやっていたという「さぁ、行こう!よし!」という女子バレーの円陣を実践。その効果か、「それぞれのスポーツの名前を答えろ」という問題で、「セパタクロー」「モルック」「フィンスイミング」など耳慣れないスポーツを危なげなく全員が答えていき、勝利を収めた。
フジテレビュー!!は、番組収録後、栗原恵、狩野舞子、江畑幸子に単独インタビュー。収録の感想はもちろん、学生時代の“女子バレー部あるある”を語ってもらった。
栗原恵、狩野舞子、江畑幸子「緊張で吐きそうだった」
──まずは、収録の感想をお願いします。
一同:楽しかった~!
栗原:最初の緊張感がやばくて、吐きそうだった(笑)。
江畑:(事前にお弁当が)食べられなかったんですよね?
栗原:食べられなかった~。
江畑:私、お弁当食べちゃいました!
狩野:さすが、肝が据わってるわ(笑)。私も食べれなかったもん!
栗原:トロッコ(アドベンチャー)の前、お腹鳴りそうだった(笑)。
江畑:私は食べたけど鳴りそうだった(笑)。
狩野:それくらい緊張はしていたけど、思ったより答えられていませんでした?
栗原:チームワークが良かったよね。
狩野:良かったです!
江畑:(お互いに)補って、補ってっていう感じでしたね。
狩野:そのおかげで、最後までいけたなっていう。
栗原:私、(「トロッコアドベンチャー」の)途中、もう落ちた(ゲームオーバーだ)と思った。
江畑:私も!でも、4問目は必ずそうなるんですよ(笑)。
狩野:でも、トロッコアドベンチャーのチームワークすごかったよ!メグさん(栗原)が答えを決めていました?
江畑:最初にメグさんが「これじゃない?」と言ったやつを、「こっち!」みたいな感じで(2人で決めていた)。
狩野:“最後まで迷ってる感”が面白かったです(笑)。
栗原:久しぶりにあんなサイドステップをしたよ(笑)。
一同:(爆笑)。
──収録の裏では、共演者の皆さんとお話などしましたか?
江畑:ホリケンさん(堀内健)は、昔のバレーの話をしていましたね(笑)。
栗原:すごいエース級の、世界レベルの選手をいっぱい知ってたよね(笑)。
狩野:知ってましたね!結構、バレーを見ていたんだと思って、びっくりしました。
栗原:びっくり。あと、「音楽何聴いていたの?」と聞いてくれたり、小声で面白いことを言ってくれたりしていましたね(笑)。
狩野:あと相手チームだったのであまり話せなかったけど、ぺこぱさんともうちょっと絡みたかった…ネタをやりたかったです(笑)。あ、(シュウペイポーズ)間違えたときやれば良かった!反省!
──今日の収録で笑ったシーンはありますか?
栗原:私は「言い訳はしなくていいんで」って、泰造さんにエバ(江畑)がツッコんだやつだな。(※)
※3rdステージ「ハイパーボンバー」の1問目。タイムオーバーになってしまった原田に対し江畑が文句を言う流れに。原田がお叱りを受けつつ「あの…」と言葉を続けようとしたところで、江畑が「言い訳はしなくていいんで」とピシャリと言い、笑いを誘った
狩野:あれ良かったね!あの感じがエバですよね。
栗原:「あ、エバが帰ってきた!」と思った(笑)。
江畑:(会うのが)久しぶりでしたもんね(笑)。
栗原:だから、懐かしいなと思って。
狩野:いいとこ出てた!
江畑:ありがとうございます!
──『ネプリーグ』は、誰でも答えられて当然の常識クイズ番組ですが、「私、ちょっと世間の一般常識とズレているかも」と思ったエピソードはありますか?
栗原:私、電車の広告が、ここ(完全に顔にかぶる高さ)なのよ。
一同:あ~。
栗原:だから、のれんみたいな…(笑)。
狩野:(のれんをくぐる仕草をしながら)「やってる?」みたいな(笑)。
栗原:ちょっと車両を移動するときとか、「やってる?」「やってる?」っていう感じで(連続して広告をくぐるように)通っていかなきゃいけないのが…。
狩野:分かるけど、常識のズレじゃなくて、目線のズレ(笑)。
栗原:違った(笑)。
狩野:私は「それ、アスリートだから」ってよく言われることがあって。少々のつらいこととか、苦しいことで弱音を吐いてる人を見ると、つい強めに言っちゃうんです。「いやいや、こんなのさ…」みたいに。そうすると「それ、アスリートの考えだから。普通の人はきついよ」って、結構ツッコまれるかな。
江畑:…私、何か(ズレていること)ありますか?
栗原:エバは、スケールが違うから(笑)。
狩野:自分から外れていってる感じ、常識から(笑)。
江畑:…だそうです(笑)。
──今回は対戦相手もアスリートでしたが、他にクイズ番組に強そうだと思うアスリートはいますか?
江畑:バレー選手ではないでしょうね(笑)。
狩野:バレー選手じゃないね(笑)。
栗原:たしかに(笑)。
江畑:今日の出演者で言うと、(元競泳選手の)星(奈津美)さんすごかった!
──ちなみに、「バレー選手じゃない」というのは、何か理由があるのでしょうか?
江畑:学生の頃、勉強よりもバレーのことを一番大事にしていた人が多い気がします(笑)。
狩野:「バレーしか知らないでしょ?」って思われることがすごく多い!
江畑:そうそう!
栗原:練習時間も長いから。「勉強してた?」ってすごく聞かれる(笑)。
狩野:聞かれる!
バレー部あるある…先生に何か言われたら「いいえ」!?
──そんな学生時代の“バレー部あるある”を聞かせてください。
狩野:先輩が何かしていたら、絶対に「代わります」と言って代わるとか。
栗原:あと、先生に何か言われたら「いいえ」って言うんです(笑)。
狩野:それ、ちょっと前(の時代のバレー部あるある)ですね(笑)。
江畑:でもやってましたね!
栗原:「やる気ないんだったらいいよ!」「いいえ!」って。
狩野:意見はないんです。まずは「はい」か「いいえ」だから。
栗原:やるかやらないかを、ちょっと食い気味に主張するみたいな(笑)。
江畑:「帰れ!」「いいえ!」みたいな(笑)。
栗原:そうそう!
狩野:当時は、やっぱ先生が絶対みたいなところがあったので。今はね、どんどん変わってきてると思うんですけど。
──学校の先生に“今だから言いたいこと”はありますか?
狩野:いつも私が思うのは、高校とか中学は、教科によって先生変わるけど、小学校の先生は全教科を教えるじゃないですか。友だちに小学校の先生がいるのですが、毎日、次の日の準備をしていて、めちゃくちゃ大変そうだなとは思っています。
栗原:たしかに。すごいことだよね。
狩野:私たちにはできなくないですか?
江畑:できない。
栗原:だって、体育も1人の先生が教えてたもんね。
狩野:そうそう。今だと、ダンスを教えるために自分ができるようにって練習するみたいで。(自分が小学生だった当時は)その大変さを知らず、やいやい言ってすいませんでしたって感じ(笑)。
江畑:『ネプリーグ』では、アスリートよりも、小学校の先生が一番強そうじゃないですか?
狩野:たしかに!全般的にカバーしてるね!
次回、7月19日(月)19時〜の放送は、『ネプリーグ』特別編『ネプアップデートリーグ』。映画「東京リベンジャーズ」から鈴木伸之、眞栄田郷敦、間宮祥太朗が登場。さらに、池田美優、山之内すず、アインシュタイン(稲田直樹、河井ゆずる)など人気芸能人が令和の新常識に挑む。