安達祐実さんが、主演を務める本格的恋愛ドラマについて「久しぶりに恋愛のドキドキ感を味わった」と感想を語りました。
3月11日、FODオリジナルドラマ『愛してるって、言いたい』の完成発表会が行われ、主演をつとめる安達さんをはじめ、櫻井海音さん、吉沢悠さん、小池徹平さんが登壇しました。
「恋愛のドキドキ感でちょっと若返った気がする」(安達祐実)

本作は、今村リリィさんの同作名の漫画を原作としたドラマ。切ない恋や叶わぬ想いに向き合う揺れ動く思いを、北海道を舞台にした美しい映像と丁寧な心理描写でじっくりと描く大人のラブストーリーです。
安達さん演じる、薬剤師として働く39歳独身の主人公・上田樹(うえだいつき)を、取り巻く3人の年齢もタイプも違う男性を櫻井海音さん、吉沢悠さん、小池徹平さんが演じます。
昨年デビュー40周年を迎えた安達さんは、「このような本格恋愛ドラマを初めてやらせていただくということで、ちょっとドキドキしていますが、皆さんに楽しんでいただける作品になったと思います」と意気込みをあいさつ。

自身が演じる樹という役について、「思っていること、感じていることをうまく伝えられない性格。仕事も順調だけれど、もう若くもない年齢だというのが余計に素直に気持ちを表現することに抵抗を与えている部分がある」と理解を寄せました。
ガッツリした恋愛ドラマへの出演は意外にも「初めて」という安達さんは、「最初はやっぱりちょっと恥ずかしくて照れましたけれど、監督からも『照れてる顔と戸惑ってる顔って違うから』と言われていましたが、どうしても照れちゃって」とはにかみ、「でも、すごく久しぶりに恋愛のドキドキ感を役の上ですが持てて、ちょっと若返った気がしました」と笑顔を見せました。
バンド活動をしながら区役所の年金課に勤め、ひょんなことから樹と同居することになる年下男子・松重瑛斗(まつしげえいと)役を演じる櫻井さんは、「樹さんと暮らしていく中で成長していく姿、樹さんとどう恋愛に発展していくのかを見ていただけたら」と見どころをコメント。

樹に思いを寄せる製薬会社MR・佐藤航平(さとうこうへい)役を演じる小池さんは、佐藤という人物について、「樹に対してチャラいアピールをしていきますが、軽くじゃないと本当の気持ちを言えない不器用さを持ち合わせているピュアさがある」と分析し、「楽しく演じました」とにっこり。

樹と長年付き合いながら、別の女性と婚約する同じ病院の医師・沢田真和(さわだまさかず)役を演じる吉沢さんは、「沢田はワンマン的なところがあり、樹の思いを汲んで優しい言葉をかけてあげられるようなタイプじゃない。ちょっとひどい男ではあるんですけれども、原作ではすごく沢田がセクシーに描かれているので、プレッシャーでしたね」と照れ笑いを浮かべました。
