明日海りお 映像撮影はまだ慣れず…複数のカメラに「パニック!」
――「仕事が好きだから、他にいらない」というのも、すごく幸せなことですよね。
北村:それこそ映像の仕事だと、まだいろいろ新しい気づきがあって面白いんじゃない?
明日海:たとえばドラマの撮影で、まわっているカメラが1台のときと2台のときでは自分の感覚が全然違うんですけど、そういう発見があるのは面白いです。
1台のときは「自分は今この角度から撮られているから、こう映っている」というのが分かるので、安心できるんです。舞台と同じで、見る方の視点が決まっているので。でも、2台のときはもうパニック!
北村:5台くらいあるときはどうするの?
明日海:「このカメラ!」って大事な1台を決めます。
北村:あぁ、なるほど!
明日海:普通、そういうこと考えないですよね。
北村:いやいや、考えますよ。照明の具合いも考えますし、このリアクションはこっちのカメラで撮られなきゃ、この時はあっち向かなきゃ、まわりの人や物とかぶっていないか…って。だいたい一瞬で判断できますが、慣れもあると思います。
明日海:私の場合は舞台で、お客様が引きで見たときを想像して「こことあそこに人物が立っていると、こう見える」とか「(相手に体を向ける)角度がこれだと、否定の意味になっちゃう」とか考えています。
北村:(感心して)はぁ〜。まさに、そういうことを教えてほしい!
明日海:きっと、演出の(小林)香さんが全部教えてくださると思います。
北村:明日海さんも、気づいたら言ってほしい。宝塚で男役をされていたから、きっと男性の見せ方をよくわかっているじゃないですか。
明日海:微々たることかもしれませんが…。
北村:それなら僕も、映像のコツを教えるよ!
明日海:メモ帳とボイスレコーダーを持って行きます!私、北村さんにお聞きしてみたいことが山のようにあるんです。
北村:何でも聞いてください!よく「芝居は役者と役者の対決だ」という人もいますが、僕はチームメイトで対決してどうすんだと思っているタイプなので(笑)、稽古でいろいろ話し合えたら嬉しいです。
明日海:ありがとうございます!
撮影:河井彩美
ヘアメイク:松本幸子(北村一輝)、中村未幸(明日海りお)
スタイリスト:櫻井賢之 casico(北村一輝)、大沼こずえ eleven.(明日海りお)
衣裳協力(北村一輝):コート、ジャケット、パンツ、シューズ(全て参考商品)/アミ(アミ パリス ジャパン)、その他/スタイリスト私物