智也からの電話を切った明日香は、勇気を出して遥斗に告げる。
東京の大学を受けたのは、遥斗も行くと思ったから。卒業式の日に告白しようと思ったのにできなかったのは、遥斗が別の女の子から花束を受け取るのを見てしまったから。高校を卒業してからも、ずっと遥斗のことを思っていた、と。
突然の告白を明日香が謝ると、遥斗は誤解だとあの時の事情を話した。そして、遥斗は明日香と再会できたのはうれしかったと言う。
だが、遥斗も誤解していた。明日香からの連絡に返信できなかった遥斗は、直接話そうと会いに行ったものの、そこで、明日香が静原と親しげに話しているのを見てしまっていた。
勘違いだと静原との関係を否定する明日香に、遥斗も告白。
12年越しの片思いが、両思いであることを知った明日香と遥斗。改めて、これから始めてみないか告げる遥斗に、明日香も応じる。それから2人は、夜が明けるまで11年の空白を埋めるかのように語り合った。