坂東龍汰が“1年でも足りないくらい思っているモノ”
──HYの『366日』は2008年に発売された曲ですが、ご存じでしたか?
発売当時はまだ小学生だったので知らなかったです。テレビをあまり見ていなかったですし、ちょっと疎かったので。でも、たしか高校1年生くらいのときに『366日』を初めて聴いて。それからよくカラオケで歌っていました。
──当時と今で、楽曲に対する印象に変化はありますか?
ただ単純にメロディが好きで聴いていましたけど、ドラマを撮影していて「こんなに切ない曲だったんだ」と気づきました。
──楽曲のように、1年でも足りないくらい思っているモノはありますか?
焼肉です。美味しいものに目がないので、「来週、美味しい焼肉屋さんの予約があるな」と思うと、そのことばっかり考えちゃいます(笑)。
──劇中、これから智也は人生の選択をしていくことになりそうですが、坂東さん自身は、人生の選択をする際に大切にしたいことはありますか?
たぶん、近い人に相談はします。そのうえで、自分の直感とか感覚も大切にするかな、と思います。
──それは、例えば「楽しい」「やりたい」ということでしょうか?
そうですね。俳優の道に進もうと決めたときも、それまでにやってきたことよりも「楽しそう」「面白そう」と思ったから選んだのかな、と。
──その際は誰に相談しましたか?
そのときは、自分のなかでやることは決めていたので、「やります」という事後報告でした(笑)。
それが今となっては、何かやるときには誰かに相談しがちで。昔よりも人に与える影響が大きくなってきているし、人を巻き込んだ話になってしまうので、慎重になっているんでしょうね。