ドラマ『366日』の過去パートの撮影で思い出す、自身の高校時代
──坂東さんには劇中の5人のような関係性の友人はいますか?
熱が出たらゼリーを買ってきてくれる親友がいます。その人は僕が東京に出てきて、役者を始めた頃に出会った、5歳くらい上の先輩なんですけど。家が近いこともあって、お互い支え合って生きています(笑)。
──高校時代は、どのように過ごしていましたか?
好奇心旺盛で、異文化を見たいというか、「外に出たい」という思いが強かった気がします。
──劇中のようにグループはありましたか?
小学校から高校3年生まで、同じ9人のクラスメイトだったんです。その9人でグループになっていた感じですね。各々の個性が強かったので、智也たちのようにまとまりはなかったかもしれません(笑)。
でも、みんなで海に行ったり、キャンプをしたりすることもありました。高校時代には誰も携帯を持っていなかったので、みんなで外に行って小学生みたいな遊びをすることが多かったですね。
──高校時代のシーンでは、当時のことも思い出しますか?
そうですね。1話に5人で公園に集まって、ボールを投げて缶を倒して遊ぶシーンがありましたけど、「いつの時代の遊びだよ」とちょっと思っていたんです。でも、よく思い出したら僕も高校生の頃そういう遊びやっていたなと思い出して(笑)。懐かしいです。
──第4話までで印象に残っているシーンはありますか?
2話に、図書室で寝ていた遥斗が明日香に「おはよう」と言うシーンがありましたが、あの破壊力はすごかったですね。ちょっとキュンとしちゃいましたし、ファンになっちゃいました(笑)。声がいいですよね。あの声で毎朝「おはよう」って言われたい!
ほかにも回想の明日香と遥斗のシーンがいろいろありますが、すごく2人が可愛くて好きなんですよね。
朝焼けのなか、2人で自転車をこいでいたり、「髪型変えた?」「(前も今も)どっちも好きだよ」と言っていたり。僕、そういう青春っぽい、キュンキュンの恋愛をしてこなかったので憧れます。本当にいいシーンですよね。