遥斗のリハビリはゆっくりと進む。そんなある日、遥斗が病院から姿を消してしまった。

明日香たちが病院内を探し回っていると、いつものように翔が花を届けに来た。翔は明日香に、遥斗を川辺で見たと言う。

雨が降り出すなか、明日香は橋の上にたたずむ遥斗を見つける。駆け寄った明日香に、遥斗は1人では何もできない自分が生きている価値があるのか?と告げる。明日香は言葉を返せなかった。

明日香から連絡を受けた輝彦が車で迎えに来る。車には遥斗を心配していた翔の姿も。翔は、自分を守ったことで入院している遥斗への思いがあふれ、「ごめんなさい」とつぶやく。

明日香はその言葉を否定し、今度は遥斗を助けてくれたと言うと翔は泣きだした。翔を抱き寄せた遥斗が「がんばろうな」と声をかける様子に明日香は安堵する。

病室に戻った明日香は橋の上での遥斗の問いに「生きてる価値、あるよ」と答えた。自分には遥斗が必要だし、家族も友だちも、あなたが生きていてくれるだけでうれしいと伝える。

明日香が帰ろうとすると、袖をつかむ遥斗。もう少し一緒にいてほしいと頼む遥斗に、明日香は寄り添った。