競技続行を決断 女王返り咲きのきっかけは単身渡英しての合宿

競技の引退も考えていた森選手ですが、東京オリンピック翌年の2022年2月、自身のインスタグラムで「競技を続けることを決めました」と投稿しました。

酒主義久アナウンサー:
もう1回「頑張ろう」って思えた、きっかけっていうのは何かあったんですか?

森ひかる選手:
やっぱりトランポリンを飛ぶとすごく楽しくて、やっぱり私はトランポリンが楽しくて、トランポリンが好きなんだなっていうことを再確認できたっていうことが、一番良かったなと思っています。

気持ちを新たに実戦に復帰したものの、2022年の世界選手権代表選考会では、演技に精彩を欠き8位。

その年の夏、東京オリンピック銅メダリストのブライオニー・ペイジ選手(33)を頼りに単身渡英し、合宿を行う決断をします。

森ひかる選手:
もう一度続けようって思ったときのテーマが「トランポリンを通して、人としても成長する」っていうことで、1人で行くっていうのは、すごく大きな挑戦でした。

英語を話せない森選手にとって大きな挑戦。
これが本来のパフォーマンスを取り戻すきっかけになります。

2022年の11月に行われた世界選手権に出場すると、3年ぶりに金メダルを獲得したんです。

森ひかる選手:
あの世界選手権は初めて大会自体をすごく楽しめたといいますか、(東京五輪の頃より)めちゃめちゃ強くなったと思います。

技術だけではない部分でかなり成長したと思っているので、そこは自分に自信を持ちたいなというふうに思います。