目黒蓮 風間太樹監督とじっくり会話を交わしながら撮影

5月某日。『海のはじまり』待望のクランクインは、とある大学。夏(目黒)と水季が校内の一角で雑談するシーンが撮影されました。

現場には一足先にスタッフが集結して、機材や小道具などをセッティング。そこへ目黒さんが「よろしくお願いします」と会釈をしながら登場。その表情は、にこやかながら少しの緊張感も見えます。

ほどなく、スタッフからの「クランクインです!」という声が現場に響き、「月岡夏役の目黒蓮さんです!」と目黒さんが紹介され、続いて村瀬健プロデューサーから「体に気をつけながら、しっかり心を動かすドラマにしていきましょう!」と意気込みが語られると、目黒さんもスタッフとともに拍手をしていました。

いよいよ撮影がスタート。まず、風間太樹監督が目黒さんに声をかけ、夏のセリフの言い回しや心情について、「ここを大事にしてほしい」などとリクエスト。目黒さんは監督の目をじっと見つめて言葉を聞き、さらに自身が感じたことを伝えたのか、2人は時間をかけて会話を交わします。

そこには目黒さんの「何一つ取りこぼしたくない」という強い意志のようなものが感じられました。

今回、『silent』のチームが再集結していることもあり、信頼関係ができ上がっているからか、現場の雰囲気も和やかで、撮影もスムーズに進んでいきます。

撮影の合間に、水季役のキャストが小道具の動物型のお菓子を手に取り「何だろう、これ?」と目黒さんに見せ、まるでわからなかったのか目黒さんが「これは…何だろう?」と頭に「?」を浮かべて笑う場面も見られました。

エキストラ300人が参加の撮影にも目黒蓮はニコニコ

続いて、部活やサークルの新入生を勧誘するイベントに、大学1年生の夏が友人とともに訪れるシーンの撮影へ。ここでは、新入生を勧誘する“先輩”役に約300人のエキストラが参加。多くの人がいるため、動きを入念に確認しながら撮影していきます。

スタッフの「本番は100%の元気で!」という指示に、エキストラのみなさんから「はいっ!」「おお!」などと気合いの入った返事が返ってくると、目黒さんも思わずニコニコ。どこかお祭りのような雰囲気を楽しんでいるよう。

初日といった気負いもなく、終始、穏やかに自然体で撮影に臨んでいた目黒さん。セッティングなどの待ち時間には、大学の広いグラウンドを眺めてみたり、スタッフと談笑したりする姿も印象的でした。