前田美波里 壇上から「私に声をかけて」と逆オファー

ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』や『町田くんの世界』の演出を手がけたウォーリーさんは「30年ほど前に関西で劇団を旗揚げし、楽しいからという理由だけでやってきましたが、これからも好きな演劇やミュージカルを作っていきたい」と挨拶。

そして、「賞金の使い道について家族で話し合い、昨日ようやく子犬を飼うことに決まりました。今日、菊田一夫先生のお写真を拝見したら子犬と顔が似ているので(笑)、『菊ちゃん』という名前になる可能性があります。うちに来たときは可愛がってあげてください」と呼びかけました。

最後は『菊田一夫演劇賞特別賞』受賞の前田美波里さんが登壇。「皆さんが作品の思い出を語っていらっしゃるので、私は菊田先生の思い出をお話したい」と15歳当時のエピソードを回想。

「『先生が10年やって1年生だと思わなくちゃ、舞台はやっていけないよ』とおっしゃっていましたが、私は今年芸歴がちょうど60年で、やっと6年生なんです」と報告。

そして「せっかく素晴らしい賞をいただけたのでせめてあと20年頑張って生きたい。今日は演出家の方たちもたくさんいらっしゃいますので、私に声をかけてくださいませ。舞台の上で私も死にたいです」と生涯現役であることを主張し、最後は菊田さんの写真に向かって「すごくうれしい賞をいただきました」と満面の笑みを浮かべました。