<萩原利久 コメント>

――制作が決まったときは、どう思いましたか?

僕、1999年生まれなので、『救命―』と同い年なんです。自分が生まれたころから続く、歴史あるドラマに出演できることはすごくうれしいですし、貴重な機会をいただけたことをありがたく感じました。

オファーをいただいてから、改めて過去作を拝見しました。

いち視聴者として面白く、この世界に自分が入るんだと考えるとすごくワクワクしました。歴史を継承しつつも、新たな物語を紡ぐ今作に参加できて本当に光栄です。

――江口洋介さん、松嶋菜々子さんの印象は?

江口さんとは初めてで、松嶋さんとは映画『ミステリと言う勿れ』(2023年)で以来になります。

過去作を拝見して準備していたので、リハーサルで初めておふたりを前にしたとき、思わず「本物だ!」と興奮してしまいました(笑)。

本当にかっこいいんです!おふたりとも柔らかく気さくな印象で、気になったことも構えずに言える雰囲気にしていただいています。チャレンジしやすい環境で、とてもありがたいです。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

天野は、Z世代を象徴するようなキャラクター。地頭が良くて空気も読め、流れに身を任せるのは得意ですが、責任を逃れようとしたり、目標を持てなかったりする一面も。

僕は、天野と同じ世代なので、彼の感覚には共感できるところもあって…。良い悪いではなく、進藤先生や小島先生の世代とは異なる考え方やマインドを持つ天野を丁寧に演じたいです。

また、医療シーンは初めてで、これまで経験してきたことがない現場だなと感じています。専門用語が多くて台本だけではイメージできないことも、リハーサルで一気に鮮明になる感覚は、日常を描く作品ではできない体験。

俳優仲間から「医療モノは大変だ」とよく聞いていましたが、「こういうことか」と実感しつつ、楽しく撮影しています。

『救命―』は現代社会を生きる方が共感したり、悩んでいる方の背中を押したりすることができるドラマ。

今作が提起する問題は医療現場に限らず、日本社会全体に通じるテーマなので、ぜひ一緒に考えながら見ていただけたらうれしいです。