手を振り上げて大合唱!ピースフルな歌声に広がる笑顔

南国感ただよう登場曲『そろそろ かりゆし』(ACKEE&SALTFISH)が流れると、客席からの大きな拍手とともにメンバーがリラックスしたムードでステージに登場。

1曲目は前川さんのギターソロから始まる『まっとーばー』。真っすぐに生きる姿を描いた歌詞が、前川さんの力強い歌声に乗って会場に響きます。

「かりゆし58と申します!お台場冒険王にお越しのみなさま、ハイサイ!」とあいさつをし、2曲目『手と手』へ。前川さんはハンドマイクに切り替え、軽快に歌いながらステージを動き回ります。曲間には「イーヤーサーサー!」と声を張り上げると、会場も手を叩いて笑顔で応えます。

曲中のMCでは、「『めざましライブ』で生まれたエネルギー、感動、興奮が巡り巡って能登半島、石川、北陸まで届いたらいいなと思っている人」と、呼びかけて客席から手が挙がる様子に、「自分の街も昨日まで台風で大変だったのに、他の街の誰かを思えるあなたは最高です」と前川さん。

そして、「あなたの両手をスタンバイ!」と、手を大きく振るように促し、“手を振って寄り添い合う”という曲のテーマ通りに会場はひとつに。一体感を高めた会場からは、手拍子と合わせてサビ部分でも大合唱が広がり、ピースフルな空気で満たされていきます。

3曲目『証』では、汗だくで声を張り上げて熱唱する前川さんの歌声に会場も聴き入ります。会場に向かって「今日ここで過ごしたひと時は、今日ここでともに生きた証として互いの胸にいつまでも残り続ける、ありがとう、友よ」と、前川さんが胸の前で手を合わせ、歌い終えると割れんばかりの大きな拍手が。

MCでは、「東京に来る飛行機が台風で飛ばない、となって、昨日は名古屋で降りて車で迎えに来てもらってどうにかたどり着いた」と明かし、「思えば7年ぶりの『めざましライブ』。思い返せば18年前に東京で初めてライブをしたのも『めざましテレビ』でした」と、『めざましライブ』との関りを感慨深げに振り返ります。

そのきっかけとなった、かりゆし58の代表曲であり、母の大きな愛情への感謝の気持ちを込めた代表曲『アンマー』を続けて披露。会場全体に染み渡るような歌声と演奏に、会場からは熱い視線が向けられました。

大きな拍手と歓声、指笛も響きわたる中、曲を終えてステージを後にするメンバーたち。そして、間髪入れずに起こったアンコールを受けてステージに戻ってくると思わず笑顔がこぼれます。

前川さんは、「動画でも写真でも好きに撮って下さい。ステージだけでなく夏を一緒に楽しんで、あなたの思い出のBGMに加えてもらえたら」とうれしそうな表情で“撮影OK”を告げると、しっとりとした歌声でアンコール曲『オワリはじまり』を披露。

ラストの「ララララララ~」の箇所では、会場も大合唱に。かけがえのない時間をともに過ごし多幸感に包まれたまま、「ありがとうございました」とメンバー全員が大きな笑顔を見せてステージを後にしました。