『HOT LIMIT』の発売から28年が経った今も、強烈なサウンドと圧倒的な声のパワーは衰え知らず。そして、楽曲の“バズ”を支えている大きな要素が、あの唯一無二の衣装。その誕生の経緯を西川さんに尋ねると…

松岡修造やATEEZ・SANとのコラボ動画も話題に

――『ノンストップ!』でも衣装にまつわるトークがありましたが、帯状の布を全身に巻き付けたあの黒いスーツが誕生した経緯について改めて聞かせてください。

90年代後半、『HOT LIMIT』に至るまでに『ノンストップ!』でも歌わせてもらった『HIGH PRESSURE』などをリリースしていて、当時は楽曲を広く知っていただくために、時代性を反映したミュージックビデオがとても大事なツールとなっていました。

その中でどうやって皆さんにインパクトを与えるか、タイトルにもある“HOT=熱さ”をどう伝えるかを考え抜いた結果、肌の露出につながって。

今でこそいろいろな素材を試して、現在のウェットスーツ素材に落ち着きましたが、当時は伸縮性のある素材がなかなか見つからず、たどり着いたのが女性用のガードル。苦肉の策から誕生した“HOT LIMITスーツ”だったというわけです。

――着脱の所要時間はどれくらいですか?

慣れたらそんなに時間はかかりませんが、ただ、一人で着ることはできないんですよ。介添えも含めて、二人の方に入ってもらい、前と後ろから挟むように装着します。

――かつては同じ衣装を着た高橋みなみさんと『FNS歌謡祭』(2015年)でコラボしたこともありましたね。

ありましたねぇ。そんなふうにコスプレとして気軽に楽しんでいただくのもいいと思います。ただ、夏場に気をつけなければいけないのは、あの衣装を着て屋外に出ること。格子状に日焼けをしてしまうのでご注意ください(笑)。

――西川さんが『HOT LIMIT』を歌うと、その場の気温が上昇するという都市伝説もあります。

そうなんですか(笑)。今年の夏はわりと過ごしやすい気もしますけどね。

――『HOT LIMIT』は28年前にリリースされた楽曲ですが、当時の反響の広がり方と現代のリアルタイムの反応を比べて違いはありますか?

この楽曲をリリースしたのは30年近く前ですが、当時、リアルタイムで反響をいただく手段といえばメールくらいでした。

それに対して今はSNSがあり、秒単位でダイレクトな反応が返ってくる。だからこそ、楽曲や衣装が持つインパクトや世界観をリアルタイムで共有し合えている感覚があって、それを世の中の皆さんも面白がって楽しんでくださっているのかなと感じています。

――西川さんのTikTokアカウントで公開している松岡修造さんとの“熱すぎる”共演や、ATEEZのSANさんとの“日韓筋肉”コラボ動画も話題になっています。

修造さんとのコラボ動画には「冬にやってくれ」や「灼熱すぎる」などのコメントが届いていますが、残暑が僕たちのせいにならないように気をつけたいと思います(笑)。

ATEEZのSANくんもいい筋肉の持ち主ですよね。それこそ、SANくんの人気で今年の夏はタンクトップで過ごされる男性がぐっと増えたような気がします。

撮影:河井彩美

<T.M.Revolution INFORMATION>

FEST. INAZUMA 2026

9月19日(土)、20日(日)、21日(月・祝)

滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場にて開催

公式サイト:https://fest-inazuma.com/

「WHITE BREATH - From THE FIRST TAKE」

https://www.youtube.com/watch?v=RHGaR1As6Wc

「THUNDERBIRD - From THE FIRST TAKE」

https://www.youtube.com/watch?v=Rgfo28qzFe8

8月17日より2曲同時配信中