有村架純さんが、俳優人生で感じた危機と、意外な素顔を関西弁で明かしました。

現在公開中の映画『マジカル・シークレット・ツアー』で主演を務める有村さんに、『めざましテレビ』の軽部真一フジテレビアナウンサーがインタビュー。華々しい俳優人生に訪れていた「崖っぷち」、意外すぎる(?)「ダメな素顔」について語りました。

めざましmediaでは、オンエア未公開部分も含めたトークをお届けします。

有村架純「自信がなかった」デビュー当時、20代で感じた「崖っぷち」

2010年に俳優としての活動をスタートさせた有村さんは、連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年)、映画『ビリギャル』(2015年)、連続テレビ小説『ひよっこ』(2017年)と順調にキャリアを積み重ね、今年でデビュー16年目を迎えます。

そんな順風満帆に見える俳優人生について軽部アナが深掘りしました。

左から)軽部真一、有村架純

軽部:俳優活動の初期は大変だったという思いがありますか?

有村:デビューしたての頃とか、自分軸で生きていなかった感じがあって、自信がなかった。自分がいま何を思っているか、どうしたいかとか、自分の探し方というのがまだ定着していなかったと思います。

(自分の思いを)書くことで、「ああいうことだな、こういうことだな」とまとめていたと思うんですけれど。

軽部:自分が書いたことで、忘れられない言葉はありますか?

有村:「絶対こうなってやる~」とか「悔しかった~」とか。発散するところもなかったので、多分そこに書いて(笑)。今はわりと頭の中で考えていることの、着地するスピードが早くなったっていうんですかね。

軽部:有村架純さんに「崖っぷち」という時はなかったですよね?

有村:ありました。26、7歳のときですかね。

軽部:様々な作品に出て、非常に活躍をされていた。その頃に崖っぷちがありました?

有村:ありました(笑)。体力的、精神的にちょっと削られてしまって。過酷なものを背負った役どころが、当時重なっていたんですよね。それで、「私もう…これ乗り切れない」っていう瞬間があって。

軽部:どの作品をやっている時にそういう思いに駆られていたんですか?

有村:『そして、生きる』(2019年)というドラマだったんですけれど。「今でも十分、心も体もつらい場面が多いのに、(その先を)予習した時に『まだある!』」と、乗り越えなければいけないパートが残っていて。「ああ、もう一旦ストップしないと…」って、2日間だけお休みをいただいたことがあって。

軽部:たった2日という感じがするんですけれど。

有村:一旦、何も考えない時間を作らせていただいて。心機一転、2日経ったらまた現場に戻って、最後まで乗り切ることができました。

「やらなあかんなぁと思ってても…」有村架純の「ダメなところ」とは?

どんなに苦しい時でも真摯に作品に向き合ってきた有村さんを、「完全無欠な人」と称する軽部アナ。あえて「ダメなところ」を聞きたいというリクエストに加えて、「関西弁を聞きたい」と頼んでみると――。

軽部:ダメなところ1つ目、どうぞ!

有村:家に帰ってから、しばらくソファから動けません。やらなあかんなぁと思ってても、「明日でいいや」っていう甘さもあります。

軽部:そのまま、その日のうちにやらないということも結構ある?

有村:はい。全然、完全無欠じゃないです。

軽部:共通点が僕にも…湯船につかるじゃないですか。湯船から出るのがめんどくさい。次の行動に移すことが、基本的に苦手なんですよね。

有村:ふふふ(笑)。なんかマスコットに見えてきました。

軽部:それは良く言いすぎですよ(笑)。

有村:でも、それぐらいお仕事を真面目にやってるから、家に帰ったときにスイッチがオフになって、リセットしてるんですよ、体を。

軽部:やさしい!では、2つ目のダメなところはどこでしょう?

有村:そんなに人の話、聞いてない。

軽部:ほう!?これは、かなり大胆なカミングアウトですよ。

有村:友だちの相談ごととかは、1対1で会うことが多いので、めっちゃ聞くんですけど。集団でいるときに話している会話、急に何にも聞こえなくなる。撮影現場とかは、ほんまに覚えてない。たぶんその瞬間は聞いているんですけど「何しゃべってたっけ?」って。

軽部:今はちゃんと聞いてくれてますよね?

有村:もちろん(笑)。

軽部:オンオフをつけるというのは、いい処世術だと思います。ダメなところっていうよりも工夫なんじゃないですかね?では、3つ目は?

有村:最近ちょうど「良くないな」と思ったことがあったんです。友だちの相談ごととか聞いたときに、自分の中の正論みたいなものあるじゃないですか?あれを言葉にするのって結構危ないというか。

「こういうふうな言い方しちゃってたかな?」とか、「相手にとってはそれがすごくイヤだったかな?」とか。自分の意見を言うのって、すごく難しいなって思ったんですよ。だからね、議論したいんですよ。このことについて(笑)。

軽部:じゃあ、ちょっと延長しますか(笑)?