2026年4月7日に開幕し、SNSでも反響が多く寄せられている『平成恋愛展』。
懐かしさの余り「うぐっ…。」幅広い世代の心に刺さる展覧会
スタートから約1ヶ月半が経過し、多い日には1日に約1500人から2000人が訪れているようで、入り口の外まで行列をなしている日もあるほどの人気ぶり。最初に比べて訪れる人が圧倒的に増えているのだそう。
増田さん:
最初は認知をとることに苦戦しましたが、想像以上に若い人たちまで広がったので、そこはすごくうれしいです。
実際に、触って遊べて没入できるという要素が、特に若い世代に刺さったのかなと感じています。若者にとっては本当に知らない世界になるので、新鮮な物として、ライトにキャピキャピ楽しんでくれています。実際に手に取ると、やはりテンションも上がりますし、ただかわいいだけでなく、平成の世界に入り込んで、楽しんでもらえているなというのは感じています。若い方々はSNSでの発信力もあるし、そこから徐々に広がっていったという印象です。
一方、平成時代をまさにど真ん中で謳歌してきた30代から40代の女性も、ドンピシャにハマっているらしく、懐かしさの余り心に刺さっている方も目にするといいます。
増田さん:
自分たちが実際に青春時代にやっていたという世代の方々なので、懐かしんでいただけてますね。逆に懐かしすぎて、「うぐっ…。」ってなっている方もいたり(笑)。
楽しいのはもちろん、エモさだったりとか、いろいろな感情を思い出しながら、ご友人などと一緒に楽しんでいただけているなと思います。世代によって捉え方の差が出るところは、見ていて面白いなと感じていますね。
平成の30年間を通して、「どのように思いを伝えるか」同じ苦悩を抱えている一方で、恋する2人を取り巻く環境は大きく変化。
初期では使えるツールが限られていたため、男女“ふたり”の中で恋が生まれました。中期に進むと、周りの友人の協力を得るなど複数人の中で恋愛が繰り広げられ、さらに後期では、伝える手段がデジタル化したことによって無限に広がっていき、広い世界でのやり取りに。
こうした30年の間で変化していった恋する2人を取り巻く環境を体感できるように、今回の展覧会では実際に、交換ノートや2人の手紙のやり取りを見ることができるなど、展示品を工夫しています。それぞれの時代で、恋をしている人の気持ちが丁寧に描かれているからこそ、より感情移入することができるように工夫が凝らされています。
そんな幅広い世代をとりこにしている『平成恋愛展』。
連絡ツールがまだまだ発展していなかった時代。だからこその平成恋愛の良さを感じつつ、ちょっぴり、恋愛の悩みを抱えている人を後押ししてくれるような気持ちにもさせてくれます。
増田さん:
見るだけでなく触って没入できる展示になっているので、実際に、平成にタイムスリップした気持ちで楽しんでほしいです。
あと、ストーリーとしては、モキュメンタリーの部分もあって、一つ一つの話を紐解いていくと、ちりばめられている伏線が繋がって大きなストーリーになるので、細かいところにも注目してもらえると、違った楽しみ方ができるのかなと思います。
『平成恋愛展』
場所:六本木ミュージアム
期間:2026年4月7日(火)~6月28日(日)
時間:月曜から木曜 10:00-19:30(19:00最終入場)
金曜から日曜 10:00-21:00(20:30最終入場)
企画・総合演出:増田周平
~略歴~
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで『ハロウィーン・ホラー・ナイト』や『名探偵コナン・ザ・エスケープ』などのイベントやアトラクション企画に従事。独立後、現在はテーマパークや展覧会など体験型エンタメ系イベントを手がける。
