「埼玉県民の日」の11月14日、映画「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」の公開直前イベント第2弾として、埼玉県庁オープンデーを記念した「翔んで埼玉」コラボイベントスペシャルステージを開催、W主演を務める、G A C K Tさんと二階堂ふみさんが出席しました。

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前作に引き続き、埼玉解放戦線の麻実麗(G A C K T)と壇ノ浦百美(二階堂ふみ)を演じる2人は、記念すべき埼玉県民の日に揃って登場。

「県庁オープンデー」とは、埼玉県庁での日頃の仕事や埼玉県の魅力を伝えることを目的に、“埼玉県民の日”を記念して1日限定で県庁舎を開放し、ステージイベントや庁内各課等のブース出展を行う一大イベント。

今年のオープンデーには約21,000 名が参加し、盛大な雰囲気に県庁全体が包まれる中、イベントに招かれたGACKTさんと二階堂さんがコラボステージに登壇すると、会場に集まった約500 名のファンからは大歓声が飛び交いました。

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左から)大野元裕埼玉県知事、G A C K Tさん、二階堂ふみさん

「前作をご覧になっていますか?」と観客に呼びかけたGACKTさんは、「前作では、関わったすべてのキャスト・スタッフがこんなにもヒットするなんて誰一人思っていませんでした」と振り返り、「それなのに、懲りずに2作目を作ってしまいました。許可を取らず、色々な人に迷惑をかけるシーンが多くあるので、恐らく続編は公開中止になると思います。どうか、映画をご覧いただいてもSNSでの投稿はお控えください。公開中止となります」とお決まりの自虐で会場を沸かせました。

一方の二階堂さんは、「GACKTさんみたいに面白いことが言えないので、真面目なんですけど…」と前置きしつつ、「世の中には大変なことも多いですが、今こそ多くの方に届けたい作品です。続編は、本当に“羽振りの良い作品”になっています!(笑)」と、壮大なスケールで描かれる本作の魅力を力強くアピール。

表彰状を受け取るGACKTさん

そんな2人に向け「広く県民に笑顔と感動をもたらせた感謝の意」として、埼玉県庁が新たに創設した「彩の国M.A.P(Most Attractive Player)」に映画「翔んで埼玉」が表彰第一号となる旨が発表。

表彰状とクリスタルトロフィーの贈呈が執り行われる中、これまで謝罪続きであった「翔んで埼玉」に対し、大野元裕埼玉県知事より深い感謝とともに「今日は埼玉県をディスらないように」と念押しされた2人。

栄誉ある受賞に、意外にも今回が大野県知事と初対面となったGACKTさんは、「そうですね…。まあ、どんな内容であれ賞状というのはうれしいものです。ありがとうございます」と改めて襟を正して陳謝。続く二階堂さんも「『翔んで埼玉』が、埼玉県民のおかげで多くの方に楽しんでいただけるエンターテインメントになったんだなと思います」と喜びのコメントを残しました。

続編となる本作では、麗たち埼玉解放戦線がさらなる日本埼玉化計画を推し進めるべく、埼玉県人の悲願である「海」を越谷に作るため未開の地・和歌山の白浜を目指して大海原へと乗り出すことに。

すべてがスケールアップした本作の見どころについて、GACKTさんは「鑑賞中に、大声で笑ったり拍手したりすることって恐らくあまり無いと思います。この映画は僕らだけでは完成しない。観てくださる皆さんが、大いに笑って、誰かと共感したりして初めて完成する作品です。皆さんの力で、この映画を最高なものに完成していただきたい!」と力説。

これには二階堂さんも深く頷き、「続編も映画館で楽しむべき作品だと思います。皆さんの“笑い声”で完成する作品だと私も思うので、大笑いして感動をシェアしていただきたいです」とアピールしました。

一方、本作をいち早く鑑賞した大野県知事は「中身はどうあれ、埼玉県をとりあげていただけるのはありがたい」と、授賞式でのGACKTさんの発言をなぞりながら笑いを誘い、“埼玉県の映画”として、公式に認めます!」と声高に宣言。

しかし、「ただし!『翔んで埼玉』よりも、もっと埼玉県をPRして頂ける映画が出るまでとさせていただきます」と“期間限定”の公認を付け加えた知事に対し、GACKTさんらは苦笑いを浮かべていました。

続いて、「埼玉県のイメージ」について聞かれた二階堂さんは、「実は、秩父が大好きなんです。母も好きで、日帰りで訪れたりするほど本当に好き」と魅力を熱弁。

GACKTさんは、思い出の地として「さいたまスーパーアリーナ」を挙げつつ、「皆さんのオススメの場所は無いですか?」と観客に呼びかけると、客席からは「川越!」「上里!」など多数のオススメスポットを挙げる声が。

その中で、劇中にも登場する田んぼアートで知られる「行田」の声があがると、GACKT さんはすぐさま「行田は何もないですね」と一蹴。あまりの高速ディスに場内からは大きな笑いと拍手が巻き起こりました。

500 名の観客とともに翔んで埼玉ポーズで記念撮影

イベント後半では、埼玉県の公式Youtube チャンネルでの生配信に加え、埼玉の観光スポットなどが3D で再現されたメタバース空間を楽しめる「バーチャル埼玉」で実施されているクイズに、GACKTさんが挑戦する場面も。

最後に、改めてGACKTさんは「この映画は、ディスることが目的ではなくて。良いところも悪いところも認めあって、笑い合って解決できることがあるんじゃないかと思っています。今回はかなり関西にも飛び火してしまいましたが、やっぱりメインは埼玉なので、埼玉の方々にはぜひ『自分たちもこういうことあるよね』と共感してもらいたいです」と730 万人の埼玉県民に向け埼玉愛を強くアピール。

二階堂さんも「『翔んで埼玉』を通じて、皆さんと時間を共有できたことを嬉しく思います。世界は美しいなと思えるような作品になっているので、みんなで楽しんでほしいです」と熱いメッセージを送り、最後は500 名の観客とともに翔んで埼玉ポーズで記念撮影を。そして2人は次なるイベントへと向かいました。

映画「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」は、11月23日(木・祝)全国公開。
©2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会

最新情報は、映画「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」公式サイトまで。