『時をかけるな、恋人たち』第6話が放送されます。
カンテレ・フジテレビ系火曜23時のドラマ枠「火ドラ★イレブン」で放送中の『時をかけるな、恋人たち』。
時間SFを得意とする、ヨーロッパ企画の上田誠さんのオリジナル脚本。吉岡里帆さん主演、恋の相手役・永山瑛太さんによる、二人がタイムパトロール隊のメンバーとして、違法に時をかけてくる恋人たちを取り締まりながら、自らも時空を超えた本気の恋をするタイムパトロール・ラブコメディです。
吉岡さんは、令和の時代を生きる“辻褄(つじつま)合わせ”が大得意な主人公・常盤廻(ときわ・めぐ)を、永山さんは、未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔(いうら・かける)を演じています。
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第5話までは、毎話、時をかけてくる恋人たちの役でバラエティに富んだゲストが登場。
それぞれの事情に共感した廻と翔が辻褄(つじつま)合わせに奔走していましたが、第6話からは、ついに、廻と翔の“恋の超展開”が本格化! いわば『トキコイ』第二章ともいえる「恋の逃避行編」がスタートします。
廻と翔が、禁断の駆け落ち先として恋の逃避行に向かうのは、1980年代。
廻が生まれる前なら歴史に干渉しないはず…ということで、40年前の過去に向かうも、そこで結婚前の廻の両親に出会ってしまいます。
両親の馴れ初めの真相と、廻のルーツが明らかに。
廻の父・常盤卓を演じるのは、村上淳さん。廻の母・常盤凪は、森カンナさんが演じます。
さらに、第6話からは、パトロール隊のメンバー・天野りおん(伊藤万理華)が大活躍します。
火ドラ★イレブン『時をかけるな、恋人たち』第6話は、11月14日(火)23時より、カンテレ・フジテレビ系で放送されます。
<村上淳 コメント>
――廻の父親を演じてみて、いかがでしたか?
吉岡さんのお父さん役というのが、素直にうれしかったです。(笑福亭)鶴瓶師匠か僕かということです。
――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
現場の雰囲気にずいぶんと助けられたほど、とてもいい空気感でしたし、これからのエンターテインメントを築いていくであろう、若い技術者たち(スタッフ)が多かったのですが、非常に頼もしかったです。
――共演者のみなさんの印象は?
一方的にかもしれませんが、瑛太くんにはシンパシーのような尊敬のような気持ちがあるのですね。ふとした時間に、瑛太くんと2人でふらりとコンビニにいきました。その間の映画についての会話は、今でも胸に残っています。
奥さん役の森さんには、僕のお芝居が脱線しかけたときに、ホンの世界に引き戻していただいたので感謝していますし、この現場は(共演経験ありとか)「縁が縁を呼ぶ」という不思議なご縁が多く重なった現場だったのですね。
森さんとも違う作品でご一緒したこともあり、すんなりと夫婦として映ったのではないかと思います。
――子どもがタイムトラベルをして、両親の恋の馴れ初めを見てしまう…もし、ご自身の身に降りかかったら?
もし、(村上)虹郎くんが当時の馴れ初めを…想像すると恥ずかしいものですね。
――撮影現場で「村上さんと瑛太さんが似ている!」と話題になっていました。
ある種のシンパシーのようなものが、少し腑に落ちた部分は僕自身も確かにありました。瑛太くんがいかに役を構築するのかとか。
それと、キャメラがまわって”突発的”ななにかをしてしまう性質のようなものですか。
ホンに書かれているキャラクターから逸脱してしまうかもしれないギリギリをトライしてみたくなる感じも、言われてみたら似ている部分なのかもしれません。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
監督・スタッフ・キャスト全部署が、より良いものを視聴者にお届けするんだという気持ちで創りあげたのは間違いなく。
あとは、視聴者のみなさまが好きに楽しんでいただけたら幸いです。補足:『トキコイ』に出れて良かったです。
<森カンナ コメント>
――廻の母親を演じてみて、いかがでしたか?
私は、吉岡里帆さん演じる廻の母親、常盤凪を演じました。
もともと、上田誠さんが主宰するヨーロッパ企画の舞台「サマータイムマシンブルース」が大好きで、何度か観に行かせていただいていたので、上田さんの描く、過去、現在、未来の世界に入れて、とてもうれしかったです。
――撮影現場の雰囲気は?
和気あいあいと、いろいろなアイデアが飛び交っていて、刺激的な現場でした!
――共演者のみなさんの印象は?
吉岡さんは、初共演ではじめましてだったのですが、とてもチャーミングな方で、5歳しか年齢は変わらないのですが、本当の娘みたいに思えてきて可愛いな〜とじっとり見つめていました(照)。
瑛太さんも初共演だったのですが、絶妙な表情のリアクションだったり、セリフ回しが本当に面白くて、一緒にお芝居をしていて、とても刺激的でワールドに引き込まれました。
村上さんは、カットごとに毎回違うことをされたり、とても自由な方なので(笑)、やっていてとても楽しいのですが、気を抜くことができないので要注意人物です!
――子どもがタイムトラベルをして、両親の恋の馴れ初めを見てしまう…もし、ご自身の身に降りかかったら?
聞いていた話と違う!とか、自分の想像していた両親よりこうだった。とかが、いろいろあって面白そうですが、見ない方がいいことの方が多い気がするので、遠慮しておきます。近づかない!
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
自分のご先祖様たちの行動の、何かが違ったら自分は存在していない。その連続で自分が誕生していて今がある。そんな奇跡に思いを馳せながら、楽しんで見ていただけたらなと思います。
<吉岡里帆 コメント>
中盤以降は、特にSF感が強くなっていって、いろんな場所にタイムトラベルしていきます。
結婚する前の、若いころの両親に会いに行ったりとか、子どものころの自分に会いに行ったりとか、SFだからこその出会いがたくさん描かれます。
そして、何より未来人と現代人の恋をどう終着させるのかという部分が、本当に面白い構造になってるので、楽しみにしていていただきたいです!
<永山瑛太 コメント>
中盤からドラマとしての世界観が変わってきます。1話完結ドラマみたいな感じに見えていたところから、本当にこのドラマを、どういうふうに着地させるのかっていうところに向かっていくので、違う世界観、違うドラマを見てるような感覚になると思います。それを、1話30分でテンポよく見られるので、楽しんでいただけたら幸いです。
ちょっと不思議なのが 「ムラジュンさんと僕が似てる」って撮影現場で話題になって。吉岡里帆さんも「似てる」っておっしゃっていて。
でも、つまり…その感覚を持つってことは、廻が自分のお父さん役の人に対して、僕と似てるって思う感覚を持ってるってことは、プロデューサーのキャスティング能力のすごさかもしれないですけど、僕の翔の容姿の感じと村上淳さんの感じと、容姿、中身、芝居のちょっとした振る舞いとかが似てるって言われると、「なんだか僕も似てんじゃないのかな」と思えてきて。
「こういうふうに見えてるんだ俺!」って、うれしくなりました。僕の翔のテンションと、村上淳さん演じるお父さんのテンションが近かったんですよね。
本当に不思議な現象でしたよ。よく娘がお父さんに似た人を好きになるみたいな現象があるじゃないですか? まさにあの感じになってたなと。面白かったですね。
血がつながってるわけじゃないのに、似てるっていう(笑)。村上淳さんとのご縁を感じています。
<伊藤万理華 コメント>
いよいよ、廻と翔が起こす大きな事件を止めに行きます!
ずっと感情を表に出していなかった天野が、2人のめちゃくちゃな行動にかき乱されて、どんどん新しい一面を引き出されていきます。
第6話は、天野の人間味も出てくるので、ずっとあの無表情のままではなかったという意味ではすごく安心しました(笑)。
ほとんどパトロール基地にいたので、外でのかけ合いは新鮮でした。天野推しの方は、必見かもしれないです!
第6話から、全体的なムードが変わります。加速していく2人の本当の逃避行というか、「あ!時をかけるって、そういうことか!」と、いろんなものがつながっていくので、ほんとに一つひとつ見逃せないです。
見逃してしまったら、最後に「ああっ!」とならないので、細部までの表情や行動も見ていただきたいです!
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