浜岡妙子(若村麻由美)は夫・陽一(マキタスポーツ)と口論になり、家を飛び出した。
行くあてのない妙子が「プロダクション曼珠沙華」に向かうと、事務所では社長・比嘉莉湖(木村佳乃)が会社を畳む場合の資金整理の計算をしていた。莉湖はテレビ局ディレクター・沖野島紀明(吉田宗洋)の問題に取り組む決意を固めたのだ。
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すると、妙子のスマホにパート仲間・育田詩乃(平祐奈)から沖野島のカバンを盗んだと連絡が入り、怪しい薬が入ったカバンを若菜の付き人・室井セシル(円井わん)に預けたという。
そんななか、事務所に副社長・安原光顕(西村まさ彦)がやって来て、海外の投資家たちに新会社の説明をして来たと莉湖に告げる。安原はプロダクション曼珠沙華の社員、タレントを移籍させる会社を設立したと言う。
すでに芸能界のドン・國東統次郎(堺正章)の了解も得ており、さらに新会社のメンバーとしてある人物を招き入れる。
安原に会社から追い出された莉湖は妙子に一連のことを謝り「これで終わりにしよう」と言うが、妙子は納得できない。
翌朝、妙子は若菜絹代(若村・二役)の夫・水田夏雄(沢村一樹)に会う。若菜が家に帰っていることを告げる夏雄に、妙子は莉湖が沖野島の件をあきらめたことを話す。夏雄も、自分には誰かの人生に口出しできるような資格はないと言うが、やはり妙子は納得することができない。
妙子はある決意をして家族会議に臨み、家族との話を終えた妙子は莉湖に電話してある提案をして…。