9月4日放送の『ネプリーグ』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらいします。
無洗米を使っている人の割合を答える問題では、地理担当の村瀬哲史先生が無洗米が生まれた目的について解説しました。
洗わなくてもお米が炊けて、家事の手間が軽減されると人気の無洗米。しかし、当初の開発の目的は家事の手間を省くためではありませんでした。
無洗米が開発された目的は、海をキレイにするため。米を洗うときには、米の表面についている「肌ぬか」を洗い流すのですが、栄養のかたまりの「肌ぬか」が海に流れ込むと、海洋汚染の原因となってしまいます。
なんとかすることができないかと立ち上がったのが、和歌山県にある東洋ライスという会社。10年の歳月をかけて開発した無洗米を、1991年に世界で初めて発売しました。
ちなみに、無洗米を作るときに出た「肌ぬか」は、全国の牧場や農家で肥料や家畜のエサとして活用されているのだそうです。
9月4日の『ネプリーグ』は、栗原恵さん率いる「バレーボール元日本代表チーム」と、中山秀征さん率いる「ワタナベエンターテインメントチーム」が、常識問題に挑みました。