今季限りで現役引退することを発表した りくりゅうペア。
悲願の金メダルへの道中に刻まれた名シーンの数々を写真とともに振り返ります。
ショートでの思わぬミス…うなだれる木原選手を支える三浦選手
団体戦では見事銀メダルに輝いた日本代表チーム。
しかし、個人戦のショートプログラムでは、残酷な試練が2人を襲います。
情熱的な赤の衣装でリンクに立った2人。序盤から高さと幅のあるトリプルツイストを鮮やかに決め、続くトリプルトーループも息ピッタリに着氷。最高の滑り出しを見せましたが、続くアクセルラッソーリフトでバランスを崩す、まさかのミスに見舞われます。
その後、スロートリプルルッツではスピードが落ちながらも執念で着氷。足替えコンビネーションスピン、ステップシークエンスとリカバリーを見せます。
終盤のバックインサイドデススパイラルもダイナミックに決め、意地を見せましたが結果は5位。演技終了後、思わぬミスにうなだれて氷上に膝をつく木原選手と、そんな木原選手にそっと寄り添う三浦選手の姿がありました。
悔しさ胸に挑んだフリー 力強い“北斗の拳”ポーズ!
悔しさを胸に、首位と6.9点差で迎えた運命のフリースケーティング。
2人はしっとりとした音楽に乗せ、高さのあるトリプルツイストリフトを成功さると、勢いそのままにトリプルトーループ、ダブルアクセル、もう一度ダブルアクセルと3連続ジャンプを披露。
その後も、抜群の安定感でアクセルラッソーリフト、スロートリプルルッツ、バックインサイドデススパイラル、ペアコンビネーションスピンと完璧に決めていきます。
最後のジャンプ、スロートリプルループまで完璧に着氷させ、ついにフィニッシュへ。
木原選手が三浦選手を持ち上げてポーズを決めると、高々と掲げられた三浦選手の左手には力強い拳が。
その勇ましい姿は、アメリカの大手紙「ニューヨーク・タイムズ」が大きく取り上げ、SNSでは「まるで北斗の拳の1シーンのよう」「オリンピック史に残る名場面になる!」と称賛の声が相次ぎました。
息の合った演技で会場を魅了したりくりゅうペア。氷上で固く抱き合った2人を大歓声と拍手が包み込みます。
歴代最高得点をたたき出し、最終グループの結果を待つこととなりました。
