菅田将暉の“理想の弟”を意識しすぎてドツボに

生田:菅田将暉さんが活動をはじめた頃、けんとさんはおいくつですか?

けんと:中学1年くらいです。

生田:思春期真っただ中でどうでしたか?

けんと:最初はただただ誇りに思って、なんか自慢げに。自分からあまり言うことじゃないなとは思いつつも、ちょっとこぼれてる、あふれちゃってるみたいなのが続いていましたね。

そこから徐々に、「うちの兄はやっぱなんか違うぞ」となって。ということは、自分も違うようにいなきゃいけないという感覚になっていって。そっからドツボに…。

それこそ理想の弟になるために、やりたいことより、“なるべき姿”に向かって、「この武器を背負って。この武器もないから持たないと」って、自分にない要素ばかりをかき集めて戦場に行く、みたいな感じでした。

今は、自然体でいられるし、「武器をできるだけおろした方がよかったんだ」ということにやっと気づけたという感じですね。

雑談中に同じ誕生日(6月13日)であると判明!

生田:菅田将暉さんについて、何の抵抗もなくお話できますか?

けんと:そうですね。一つ抵抗があるとしたら、ちょっと言い過ぎるのは変だなと思いながら…。言いやすいけど、ノリノリで言いすぎるのは良くないなっていう感じはあります。

生田:加減がね(笑)。

けんと:加減が難しい。

生田:仲はいいんですか?

けんと:めちゃくちゃいいです。

生田:よく会いますか?

けんと:会います。兄も音楽活動をしているので、お互いにリリースした曲について語ったり、お互いの音楽を褒め合ったりするだけの(時間)。ハートばっかり飛んできます(笑)。

生田:いい空間ですね。お互いを認め合って。

けんと:話している時はテンションも上がっていて、「いや、あれいいよね!」って言ってるけど、帰りに一人になると、恥ずかしさというか、ヘンな感じがするなっていう時もありますね(笑)。

生田:菅田将暉さんは、舞台にも出演されています。『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』(2017年)という舞台があったんですけど…。

けんと:それ観ていない。観たかったんですよ。

生田:兄(斗真さん)とね、共演しているんですよ。

けんと:そうなんですよ!悔しいー!観ておけばよかった。今日、この日が来るとは(笑)。

生田:まさかね(笑)。僕、行きました。その時に(菅田さんに)ご挨拶させていただいて。

けんと:差が出た(笑)。多分、一緒だと思うんですけど、兄の作品はできるだけ観ておかないと、みたいなとこがあるので、できるだけ観るようにはしているんですけど…。今後は絶対に観ます!