一ノ瀬ワタルさんが、出演者一同を大笑いさせました。
7月21日(金)、『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ)が放送されました。MCは、松本人志さん、霜降り明星(粗品さん、せいやさん)。
ゲストには、生駒里奈さん、一ノ瀬ワタルさん、大倉士門さん、下野紘さんが登場しました。
一ノ瀬ワタル「キックボクサー時代に睾丸が1個割れて…」
動画配信サービス「Netflix」で配信中の『サンクチュアリ -聖域-』で主演を務めた一ノ瀬さんが番組初登場ということで、松本さんは「(作品)全部見ましたよ!」「今日、楽しみにしてた」と声をかけました。
一ノ瀬さんは、作品の力士のように「ごっちゃんし」とあいさつ。さらに、語尾に「~すな」がつく独特の話し方で、みなを笑わせました。
これについて一ノ瀬さんは、「俺の造語なんですよ。中学校のときから、ずっと『すな』『すな』言っていて、みんなから『すな先輩』って言われていた」と説明。
一ノ瀬:高校に上がるときに、面接で「すな」「すな」言ってたら危ないから…。
粗品:そうですね。
一ノ瀬:(先生から)「敬語補習やるぞ」って言われて、敬語補習が、あったっすな。
一同:あはははははは!
これには「すなって言うな!」(せいや)、「おもろ!」(粗品)と声があがり、みな大ウケ。冒頭から一ノ瀬さんの魅力が全開で、松本さんも「不思議!」と言って笑いました。
せいやさんが問いかけた「仕事を辞めようと思った話」では、一ノ瀬さんが俳優になる前、プロ格闘家の道を諦めた出来事を語りました。
一ノ瀬:睾丸(こうがん)が1個割れたんっすよ。
キックボクサー時代、対戦相手から股間にキックを受けたことで、「数時間後にはこんな…」と、両手でメロン?すいか?くらいの大きさを再現。
一ノ瀬:パンパンに腫れて。そのときに、もう辞めようと思ったんですよ。「俺、あと1個しかねえ」と思って。
松本:なははははは!
せいや:ラスイチ!?
粗品:腎臓か!
一ノ瀬:でも、病院の先生に「睾丸って、普段、30%、30%で動いてるんですよ。でも、片方がなくなると、もう片方が70%になるんです。だから、10%強くなるんですよ」って言われて。
粗品:えぇっ!?
一ノ瀬:「おお、そうなんすな!」て言って…。
松本:なははははは!!
「そこでも!?」(せいや)、「医者の前で!?」(粗品)とツッコミが飛び交うなか、松本さんは、天を仰いで大笑いしました。
床上手になりたくて「15万円の“恋愛教習本”を買った」
さらに、一ノ瀬さんは「みなさん、恋愛は何で学びましたか?」と問いかけました。
キックボクサー時代、遠距離恋愛をしていた一ノ瀬さんは、「恋愛スキルがないのはわかってたっすから、とにかく恋愛を勉強しようと思った」といいます。
一ノ瀬:そのときため込んでたお金、全財産、15万円くらいを使って、“恋愛教習本”を買ったんっすよ。
せいや:“恋愛教習本”!?
大倉:そんなのあるんですか!?
一ノ瀬:いろんなの勉強したっすね。
生駒:どういう勉強?
一ノ瀬:それがっすな。
生駒:それがっすな(笑)。
一ノ瀬:彼女に浮気されたくなかったんすよ。
松本:そりゃそうよね。
一ノ瀬:だから、ものすごい、あのぉ~…(と言って、身振り手振りをしながら考えて)。
一同:(かたずを飲んで待つ)…。
一ノ瀬:“床上手(とこじょうず)”になろうと思ったんす。
一同:あはははははは!
「言葉選んだなー!」(粗品)、「待ってそれかい!」(せいや)と、スタジオが大いにわいて、みな大笑い。
一ノ瀬:床上手のプロになったら、彼女はこれ以上の快楽を…。
松本:そうかもしれないですね!確かに!
粗品:いいことですよね。
せいや:シンプルやな!
一ノ瀬:それが、どこかの大学の教授が書かれた本なんですよ。
一同:えー。
一ノ瀬:(書かれていたのは)彼女と一緒に布団に入って、そしたら彼女の胸を寄せて、そこに顔をうずめて、「おかあさーん!」って叫べって…書かれてたんです。
一同:あはははははは!
生駒:(眉をひそめる)
せいや:おかしいやろ!うそやろ!
一ノ瀬:「女性の母性本能は、完璧に一ノ瀬さんに向きます」と。
下野:ほんとにー!?
一ノ瀬:母性本能をごっそり持っていけるんで、っていう…手法が…あったんすな。
一同:あはははははは!
粗品:それ、やったんですか?
一ノ瀬:やりました。なんか、変な沈黙が流れたっす。
彼女は「え…?」という反応で、「思ってた反応と違った」と語る一ノ瀬さん。生駒さんは、口に手を当てて「エグい。ヤバい」と驚いた表情で見つめました。
粗品:(生駒さんに向かって)エグい?
生駒:うわ、あの…。すっげえ間違ってる!
生駒さんからバッサリと言われ、一ノ瀬さんは苦笑い。汗をかきながら「いろんな本、読んだっすな」「めっちゃ勉強したっすな」と、当時を振り返りました。
これを受けて、大倉さんは「僕は、(恋愛を)少女漫画で学びました」と反応。下野さんも「僕も」と共感し、少女漫画を参考にしていたことを明かしました。
大倉さんは、思春期の恋愛が描かれた漫画を読んで、「プレゼントはデート中は隠して持っていて、最後に渡せばいい」ということを学んだそう。
下野さんは、(漫画の中で)魚屋さんの息子が好きな女の子に臭いで嫌われないように、朝必ずシャワーを浴びていたことを参考に、「僕は1日(朝晩)2回のシャワー。今もずっとそうですね」と語りました。
松本:そっか、俺は考えたことないかも。
粗品:(松本さんに向かって)恋愛とか、どうやって勉強したんですか?
松本:俺は、思うがままやって、うまくいってたっすな!
一同:あはははははは!
松本さんは、“一ノ瀬さん語”を使って笑いを誘いました。
川口春奈に言われた言葉に「バァーーーーン!」
そんななか、松本さんが一ノ瀬さんに好きな芸能人を聞くと、「この業界、かわいい人ばっかっすから…」と興奮し始めました。
松本:その中でも…?
一ノ瀬:(急にテンションが上がり)いやぁ、マジっすか!?(と、デレデレ)
せいや:別に、今から来ないっすよ(笑)。
一同:あはははははは!
松本:これ言っちゃうと、(その方の)耳に入る可能性あるから。
一ノ瀬:今後、もしお仕事するときに、なんか気まずくなるっすもんなー。
松本:いい方向に働く可能性も高いから。
粗品:言うといたほうがいいですよ。
一ノ瀬さんは、川口春奈さんとドラマで共演したばかりで、そのときのことをうれしそうに語り始めました。
現場で、メイクさんから「川口さんは『サンクチュアリ』を見ていて、一ノ瀬さんに会うのを楽しみにしてる」と聞いていた一ノ瀬さんは、「マジっすか!?」と興奮したそうで…。
一ノ瀬:控室の入り口に立っていらしたんですよ。「うわっ、ちょっと俺しゃべれん!」と思って、遠回りしていったんです。
せいや:直(で会うの)は無理と?
一ノ瀬:今、俺のことを好きって言ってくれるなら、まともにしゃべれないと思って。
松本:いやいや、「『サンクチュアリ』見たよ」って言ってるだけなのに。
粗品:「俺のこと好き」まで言ってないっすよ。
一ノ瀬:いや、そうなんですけど。メイク室入ったら…あの、とな、隣に座ってくださって!
松本:あららららら。
一ノ瀬:(興奮して)「『サンクチュアリ』、めっちゃおもしろかったですよ」って。
松本:来たよ!
一ノ瀬:「いやマジっすか。ありがとうございます!」って言って。その日は終わって、川口さんから、メイクさんづてに「今後『好きな女優さんは?』って聞かれたら『川口春奈です』って言ってくださいね」って言われて…。
一同:おお!
一ノ瀬:もう、(急に大声で)「バァーーーーン!」って来たっすな。
一同:あはははははは!
松本:それ、夢叶ったというか。予定通りというか。
粗品:めっちゃいい話やん。
と、ここで、大倉さんが「さっき、川口さんのインスタに(一ノ瀬さん)出てましたよね。ツーショット」と言うと…。
一ノ瀬さんは「写真は確かに撮ったんすよ…」と、表情を緩ませてデレデレ。せいやさんは、「かわいすぎるやろ!」と笑いました。
松本:これから、出会いがいっぱいあるから楽しみですね。
一ノ瀬:(目を輝かせて)それ…!(声を絞り出すように)あぁ、言われるんすけど…ほんとにあるんすかなーって思ってるんす…(と言いながらも、うれしそう)。
一同:あはははははは!
一ノ瀬さんのかわいらしい反応にみな大笑い。
「いやいや、あるよー!」(粗品)、「人生楽しそうですねぇ!」(せいや)と言われるなか、一ノ瀬さんは「あるんすかなぁ」と期待に胸を膨らませていました。